kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

シーズン前の選手の動きやチームの分析について

プロ野球やJリーグは、2月から各チーム温暖な地でキャンプインして、2月、3月頃からの長いシーズン開幕を迎えます。
各選手はそれ以前に各個人で暖かい場所に赴き、身体を動かし、来るキャンプインに備えています。
 
なぜわざわざ温暖な気候を求めて身体を動かしに行くのかというと、気候が暖かい方が身体が動かしやすいからです。
寒い所で身体を動かしても、なかなか身体がすぐに温まりません。それに、思わね怪我をするリスクが高まるからです。
特に、筋肉系統の怪我を招きやすく、筋痙攣や肉離れ、靭帯の損傷等の怪我が起きやすくなります
それは、日本に限らず世界各地のチームや選手は、温暖で施設が整った場所に赴き、そこでキャンプを行います。
 
私はそのような経験をしたことはないのですが、確かに同じ土地で気温が10度未満の気候の状況から、温かい室内に移動して身体を動かすだけでも、全然身体の動きが違いますし、気温の上昇とともに身体がすごくスムーズに動くことも実感しています。
特に、瞬発系の動きや、スピードを上げた練習、動作をする場合は、格段に良くなることが分かります。
ただ、普段寒い気候にいた人が急に動きのペースやスピードを上げてしまうと、思わね怪我を招くリスクが高まることは、頭に入れておかなければいけません
だから、季節の変わり目であったり気温が上昇したからと言って、いきなり全力疾走するなどの動作は危ないのです
冬眠状態の身体を急激に起こすのではなく、徐々に仕上げていくことは、なんとなくお分かりいただけたのではないでしょうか?
 
では、特に屋外でプレイをする選手やチームは、国内のどこで活動し始めるのかというと、沖縄県や鹿児島県、宮崎県といった南の地方で活動し始めることが多いです。
各選手は事前に、その周辺や暖かい気候の海外で身体を動かしていることが多いです。
 
ちなみに余談ではありますが、プロ野球選手に関しては、チームのベテラン選手は開幕までに自分の身体の調子の上げ方をある程度分かっているので、いきなりキャンプ初日に身体を仕上げるということはあまりありません。
開幕にピークを合わせていけばいいので、スロースタート、つまり徐々に身体を仕上げていくことが多いのです。
それに、野球でいうとメジャーリーグはあまりキャンプに期間と時間をかけません
短期間、短時間で集中的に身体を仕上げていくのです。チームでの練習は1か月を要しないのではないでしょうか?
もちろん、シーズンの期間の違いや気候、場所の違いがあり、一概には比較できませんが、日本とメジャーリーグでは、キャンプの仕方は大きく異なるのです。
 
スポーツが好きで特にプロ野球とサッカーに関しては、シーズンが開幕してからは、ほぼ毎日のように各チームの試合結果を見ています。
私はすごく熱狂的なファンのチームがあるわけではないのですが、好きなチームはあります。
まずサッカーに関してはプロ野球と違い、開幕まで1か月くらいで集中的に、温暖な土地でキャンプを行います。
その中で徹底的に身体を開幕に向けて仕上げていくのはもちろんのこと、チーム戦術の理解や戦い方、ポジショニング、俊敏性、体力等を総合的に仕上げなければいけません
ここもサッカーと野球を比較するのはどうかと思いますが、開幕に合わせて全てを仕上げていくことには変わりないと思います。
もちろん、他のバレーボールやバスケットボール、ラグビー等のチームスポーツに関しても同様のことが言えるでしょう。
 
以前にも「オフシーズンの選手の過ごし方」について似たようなことを書いたことがあります。ですので、ここからの詳細については省略させていただきます。
2月に入ると、連日のようにスポーツニュースで、各チームの状況や選手、チームについて報道されます
私は、このようなニュースを見ることが好きです。そして、各チームを総合的に見て、どのような最終成績になるかを予想することが楽しみの1つなのです
もちろん、国内であればプロ野球、サッカーの選手名鑑を、くまなく見ることが楽しみでもあります。

 
今からシーズン開幕までの時期ですと、様々なメディアで評論家や解説者の専門の方々が、各チームの戦力を分析して、どのような成績を残すのかを予想しています。
ただ、この予想が当たることは、残念ながらほぼないのです。実は私も10年近く前からサッカー(J1・J2)とプロ野球の順位予想をしているのですが、ほぼ当たらないです。
また、各専門家や評論家でさえも、ほとんど当たっていません。
5割当たればすごいと言えるくらいなのです。私は、専門家ではなく、ただメディアや雑誌、ニュース等の情報を見て総合的に判断しているだけなので、各専門家や評論家の方と同じようには言えないのですが、それでも当たったときは嬉しいですし、大きく外れた時は情けなくなります。(ただの素人と専門の方々とを同じ序列にして申し訳ございません)
 
スポーツは、シーズン中に何が起きるか予測がつきません。特に、昨年は新型コロナウイルスの影響で日程が大幅に変更になった上に、各チームの選手たちは自宅待機等で、思うように練習ができない日々を過ごしていたことと思います。
しかもその間は、戦術練習や連携等のチームプレーが進みません。チームプレーの肝となる練習ができないことは、チーム関係者の1番の苦悩した点ではなかったでしょうか?
数か月間の中断の後に再開されましたが、今度は年内にリーグ戦を終わらせるために、過密日程となりました。だから、今までに経験したことのない1年になってしまったことと思います。
通常のシーズンでも3月頃から12月くらいまでと、かなり長い期間コンディションを整えたり、ベストパフォーマンスを発揮しなければならないのです。だから、様々な予期せぬことや不測の事態が起こることが、いつ起きてもおかしくないのです。これは、他のスポーツでも同様のことがいえるのではないでしょうか?
 
2021年のシーズンは、今まで通りにシーズンが開幕される予定ですが、現状何が起きるのか予測がつきません。
ただ、プロ選手である以上は、通常通りに開催されることを願って準備をするしかないのです。
ですので、2020年より前の、通常のシーズンと同じような見方をする必要があるでしょう。
 
2月は各チームの全選手にとって、重要な時期を過ごします
2月、3月のシーズン開幕前のチームスポーツの選手は、どのようにして調整していくのかというと、
・基礎体力の向上
・総合的な筋力アップを図ること
・怪我をしない身体作りとメンテナンスや身体のケア
・以前怪我や不調だった箇所の回復度合いと状況の確認
・チーム戦術の落とし込み
・各ポジションでの個々の役割の理解
・チーム・個人の目標の確認または再確認、あるいは修正
・使用する用具や道具の感覚や準備
・試合形式での練習を通しての実践感覚のブラッシュアップ
・自分自身の1番状態の良い時の体重や体脂肪の数字で表されるものの調整と感覚のキレの呼び起こし作業
等が挙げられます。
シーズン中よりも選手を含め、スタッフやチーム関係者一同は、行うことがシーズン中より多いのです
また、選手はチーム内の競争に勝ち抜くために、周りよりも数段上の努力と練習が必要になっていきます
努力することは当たり前なので、それ以上のことを選手は自分自身でも考えつつ、チームの方針にも従い行動しなければならないのです。
 
細かい技術面や内容はもちろん知らないので、この場では語れないのですが、一たび故障や怪我、体調不良で数日休むだけでも、すぐに競争の輪から振り落とされる可能性が高くなるのです。特に、レギュラーが確約されていないような若手選手にとっては、この時期の自己管理がかなり重要な要因となることでしょう
 
身体を絞り作っていく時期や、練習量を上げているときというのは、故障や怪我、体調について紙一重で調整していく必要性がありますまだこの時期は肌寒いので、体調を崩しやすいです。想像しただけでも大変だということが理解できると思います。
特にチームスポーツでは、レギュラー級の選手が脱落すると、待ってましたとばかりに次から次へと、新しい選手が台頭していきます
これをきっかけにチャンスを掴む選手もいれば、失う選手もいるわけです競争が激しい方がいいのは言うまでもないのですが、怪我や故障等で脱落すると、チーム全体にも迷惑がかかります。自分のことさえよければいいわけでは決してないのです。
 
全選手は開幕のスタメン、ベンチ入り、出場、そしてチームの勝利や目標、個人の成績を残すために練習を繰り返します。そのスタートを幸先よく切りたいのは言うまでもないでしょう。
ですので、私たちは各選手や各チームがどのように動いて、練習して、成果を出していくのかを、これからの時期は楽しみにしていきましょう
楽しみ方は各々あると思いますが、自分なりの楽しみ方を見つけて、来るシーズン開幕を待とうではありませんか。
 
応援しているチームや選手、またこれからスポーツを見てみようとしている方は、どんなところに注目して見て行けばいいのでしょうか?その見方を私なりに簡単にまとめてみました。
・自分の開幕スタメンの予想オーダーを考えて組み立ててみる
・レギュラー選手や注目選手の調整具合は順調に来ているのか
・サブの選手の層は厚いのか
・レギュラー争いが激しいポジションはどこなのか
・成長著しい若手の注目選手
・ベテラン選手の身体の仕上がり具合
・昨シーズン怪我で欠場した選手の回復度合いや復帰の目途
・チーム全体の勢いや雰囲気は良いのか
・昨年とチームが変わったところ
・チームスローガンや目標に向かってチーム一丸となっているのか
等まだまだ数多くあると思います。もう私は待ちきれません。
これからの数か月間は、選手名鑑や雑誌等を片手に、スポーツニュースや番組を楽しみにして、また観戦に行かれる方は、対策をしっかり行って見にいかれてください。
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。