kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

ランニングシューズを履き替えた時の感想について

記事に挙げたと思っていたことを掲載し忘れておりました。
これから取り上げる記事は、昨年の出来事です。ただ、今にも通じる出来事や事象が多く含まれております。それに、日々ランニング業界の事情や商品、それに道具の進化というのは止まることを知りません
ということは、まだ1年が経過していないとはいえ、少し古い出来事を載せるのは賛否両論があるかとは思うのですが、私が普段マラソンの練習や大会、試合等を通じて履きこなしているシューズに関する感想やアドバイス、私なりの見解をここで載せることで、何らかの意見や感想が皆さんの中にもあるのではないかと思います。それを整理する内容だということをご承知の上、読み進めていってもらえたら幸いです。
 
先日、ナイキ社製の「ズームフライ」を履いて走ったところ衝撃を受けました。また、自分自身の考え方を見直すきっかけにもなったので、ここではその感想を中心に書いてみようと思います。
普段履いているシューズで走っていた所、左足のふくらはぎの上部を痛めてしまいました。もちろん、それだけが原因ではないのですが、以前から自分が履いているシューズやメーカーに関して、変えてみるいいきっかけを探していた所でした。
それに、最近買ったシューズが破れたことにより、久しぶりにシューズのメーカーや履いているシューズをモデルチェンジをしようと思い立ちました。
そこで、私が頻繁に利用している楽天市場を利用して、新しいシューズに変えようと思い立ちました。ナイキ社製のズームフライという商品を購入して、実際に練習で履いてみようと思ったのです。
 
この記事を書いていた当時では、走ると左脚のふくらはぎが痛いため、先日はウォーキングのみを行いました。
そこで、ナイキズームフライ履いて、脚を一歩前に進めた瞬間に衝撃が走りました。
歩いていても、勝手に脚が前に進む感覚が得られる、つまり推進力が得られるというのは、本当なのだと実感しました
以前から噂には聞いていて、マラソンランナーが数多く着用している理由を知りたかったのですが、価格が高いことと、重たいこと、機能性が本当なのかという点において買うことに躊躇していました
 
その根本的な考え方に至っていた理由としては、私は学生時代から陸上部に所属しているのですが、靴底が薄くて、軽いこと、またデザインがかっこいいかが機能面では重視されていたような気がします。
ですので、デザインは申し分なかったのですが、靴の重量がその頃に履いていた靴の倍くらいだったため、その点が気になっていました
 
果たして、今流行のナイキ社製の商品で良いのか、それに本当に自分の脚やフォームに合うのか悩んでいました。そのタイミングで上記のような怪我してしまったのです。
原因は靴だけではないのですが、何か変えるきっかけにしようとその時に思ったのです。
 
私はここ数年くらいはマラソンシューズを買う際に、通販サイトを利用するようになり、様々な商品を比較検討していくようにもなりました。
そこで調べていくうちに、ナイキズームフライは価格が手ごろで、クッション性があり、重量はあるけど、安定性が高く生地が丈夫で破れにくいという情報を得ることができました
また、私自身がナイキ社製のマラソン用シューズを履くのはかなり久しぶりではあったのですが、先日の怪我も重なったため、練習用で履き替えるタイミングにはうってつけだと思ったのです。
 
最近までは、ミズノ社製の「EKIDENスピリット」というシューズを履いていました。
その理由は、ソールが薄く、重量が軽いからです。そして、価格も手頃だからです。
しかし欠点としては、ソールが薄い分、ロードで走るとダイレクトに脚、特に膝から下の箇所に負担が来るのです。、
そして、シューズを変えて1か月半も履いていないうちに、足の甲の部分が破れてしまい、さらにふくらはぎを痛めたことが決定的な要因となったからです。
また、最近発売されたシューズの紐の生地が締めた時にあまりしっくりフィットせず、走っているときにシューズの中での安定性にも欠けていたからです。
 
それに、私はアディダス社製の「アディゼロタクミセン」をここ数年間着用してきました。
その理由は、重量が軽く、靴が破れない点の丈夫さ=耐久性はあるのですが、ランニングでの長時間の履き心地に関しては、やや難があると感じていました
また、タクミセンのワイドバージョンを履いていたのですが、タクミセンと比べても横幅に差は感じられず、履き心地もあまり変わりませんでした。(ワイドバージョンと通常バージョンのサイズを実測しましたがほぼ全て同一でした)
発売当初から履き続けていたため、私の中ではこのシューズが1番しっくりくるものだと頑なに思い込んでいました。しかし、先程も言ったように、安定感と軽さ、丈夫さに関しては満足していたのですが、ソールが硬くて反発力があまりありません
フィット感やクッション性、それにソールの硬さに関しては、自分のランニングスタイルに合っていたのかというと疑問符がつきました。アディダス社製のタクミセンを履いていたときの着地、接地の仕方は、どちらかというと踵からの接地に近かったように思います。少し意識して、ミドルフット(フォアフットとヒールフットの中間の接地の仕方)を意識していました。
しかし、踵からの着地にした場合には先程の欠点を挙げたように、ふくらはぎや足部の末端周辺を怪我しやすく、疲労も溜まりやすくなります
もちろん、ある程度足部やふくらはぎ、足首周りの筋力がないと、怪我をしやすいと思いました。ですので、その周辺部のケアを怠らないようにすることが特に大事になっていきます
 
今回、ナイキ社製のズームフライを履いてみて、ふくらはぎの疲労感やその周辺部を使っている感覚はなく、身体の体幹に近い所を使わないと前への推進力は得られないということが、歩いているだけでも分かりました
だから、これで走ってみると、体幹部周辺を使ったフォームの習得や、身体の中心部いわゆる臀部の筋肉や骨盤周り、ハムストリングスも使って走ることができるのではと思いました
 
メーカーでは、アディダス、ミズノ、ナイキと履いてきましたが、今回のことをきっかけに、シューズに合わせたフォームの習得や筋力の獲得、ランニングの際の体幹部周辺の大切さ、また、シューズによってフォームの変更や履き分け、ケアの仕方に関することを改めて学ぶことができた、いい機会にもなりました。要するに、怪我の功名とでも言うのでしょうか。
それゆえ、今回感じた自分自身のシューズ選びに関する反省点は、価格が安いシューズや軽さ、デザイン性、話題性等で選んでいたことです
 
しかし、改めて機能性や、そのシューズを履く目的や用途、場所、コンディションやペースといったご自身のランニングスタイルに合わせて、履くシューズを選んだほうがいいということです。
そして、大会があまりない時期、つまり試合と試合の間隔が数か月間空いており、練習期間が十分に確保できる時期に、シューズやウエア等のアイテムや、自分が普段身に付けるものをもう一度見直してみてはいかがでしょうか
今まで着用、愛用していたブランドを変えてみると、精神的にもいい気分転換にもなるものです。
 
それに、違うメーカーの良い所や良くない所、長所や短所といったものが見えてくることがあります。それによって、好きで愛用しているメーカーのものが、もっと好きになるきっかけにもなるかもしれません。
すると、今まで自分が正しいと思っていた価値観が本当は違っていたり、考え方を改めさせたりするきっかけになるかもしれません
 
この時は、大会や記録会がしばらくはないので、もうしばらくは歩くことをメインに練習をして、ランニングはゆっくりめのジョギングから始めていき、ナイキズームフライをメインに、シューズを履きわけて徐々にペースを上げていきたいと思います。
それに、2020年からしばらくは、コロナ禍によってマラソン大会の中止が相次いています。ですので、怪我に気を付けつつも、練習のモチベーションが下がらないように練習や試合で身に付けるアイテムやウエアを見直してみて、来るシーズンに向けて最大のパフォーマンスを発揮できる良い期間だと割り切って、今後に備えていきましょう
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。