kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

車は所有するべきかどうかについて

昨今、車を必ず所有していなければいけないような時代ではなくなってきました。
 
確かに車を持っている者の立場からすると、あると便利だと思います。私は運転免許証の取得や車の所有は、20代後半になってからだったので、周りと比べたら遅かったと思います。
 
しかし、大学生の頃や社会人になりたての頃は、車がなくても十分に生活ができる場所にいました。
要するに、公共交通機関が整っている所や自転車の利用によって、必要な物がある程度揃うような便利な所に住んでいたからです。
 
車を所有すると維持費がかかりますし、ガソリン代やメンテナンス費等もかかってきます。
これは、年間の支出に換算すると数万円、いや数十万円以上かかる恐れがあります
ただ、車がないと交通の便が悪い場合、交通手段が車でしかどこかへ行けないような場合は車を所有しなければならないでしょう。
 
そこで、今回は車を所有するメリット、デメリットを書いていき、カーシェアやリースといった選択肢もありますが、どの方法がベストなのか、また車を所有するとどういった経費やお金がかかるのか、必ずしも車を所有しなければならないのか、についても書いていきたいと思います。
 
一昔前、数十年前であれば、「車は生活の必需品」と言われる時代がありました。
しかし、ここ数十年で急速に公共交通機関が発達している影響があり、車を手放すという人も少なくありません(特に都心部を中心とした街中において)。このような環境からも「若者の車離れも問題視されるようになってきています
 
ここで簡単に、以下に要点をまとめてみました。
1.最近では、車を「買う」だけでなく「借りる」といった選択をする人も増えてきている。
2.車を買うと維持費などの問題が発生するものの、より生活を豊かなものに変えてくれる。
3.車の使い方次第で「借りる」と「買う」どちらがお得になるのかを検討する。
 
近年、車に関するサービスが多様化してきています。カーリースやレンタカー、カーシェアリングといったサービスは、必要に応じた車の利用が可能です。
このようなサービスを利用することで、税金やガソリン代などを最小限に抑えることに繋がります
例えば、カーリースなら車検や税金、メンテンス費などが毎月のリース料金に含まれるため、維持費の心配をする必要がほとんどありません。
 
また、短期間のみの利用であれば、購入するよりも安く済むことが多いこともあり、定期的に利用する人が増えています
そして、カーリースは「自分のものにならない」というイメージが強いですが、リース契約終了後に残価を支払うことで、そのまま自己所有物にすることもできます
このように、車を「買う」のではなく、車を「借りる」といった選択をする人も少なくありません。
 

・車を買うべき4つのポイント
自分がどのようなカーライフを送る予定なのか、よく考えてから購入する車を決めるようにしましょう。購入後どのように使用する予定なのかによって、適切なメーカーや車種が異なってくるためです。
ここからは車選びで失敗してしまうことがないよう、確実に念頭に入れておくべき4つのポイントをご紹介していきます。
 
1.車に乗る頻度について
どの程度の頻度で車に乗るかによって、適切な車種が変わります
頻繁に利用する車であれば、「小回りが効くかどうか」「燃費が良いかどうか」「メンテナンスがしやすいかどうか」などを重要視して選ぶと良いでしょう。
例えば、通勤や通学で車に乗る人は、週5日、1か月で20日前後は運転することになります。
自動車保険の場合、この頻度であれば大抵は「毎日運転している」という扱いになるでしょう。燃費が良いこと、小回りが効くことをはじめとして、利用する駐車場に合わせたサイズ感も重要になります。この場合、軽自動車、コンパクトカーが選ばれやすくなっています
一方で、休日以外ほとんど運転をしないという人もいるでしょう。週2日程度、1か月でも10日未満という低頻度の場合、燃費はあまり重要視しなくても良いため、外見や走行性能を中心に車を選ぶこともできます
使用頻度が低ければ劣化もしにくいですから、メンテナンスやガソリン代の維持費も安くなり、その分予算が抑えられやすいといえます。
 
2.車に乗る期間について
購入後、どのくらいの期間乗る予定なのかも、車選びの重要なポイントになります
長期的に乗り続けるのであれば、ある程度の機能性が求められるため、たとえ中古車であっても年式や走行距離を重視しなければなりません
少なくとも今後5年間以上乗る予定があるのであれば、中古であっても未使用車や3年落ち、5年落ち程度までにするのがベストです。
走行距離も内部の消耗を考えると、5万キロ以内の車を選んだ方が良いでしょう。
一方で、購入後あまり長く乗る予定がないのであれば、中古車の年式や走行距離はあまり気にしなくても大丈夫です
新車の場合は、手離すタイミングで少しでも高く売れる車を選ぶという方法もあります。
発表されたばかりのモデルや、人気のメーカーの限定デザインなどを購入しておくと、高く売れやすくて便利です。
 
3.車に乗る人数と用途について
購入後、どのような用途で使用するかも、車選びの重要なポイントです用途や乗車人数によって、適切な車種が大きく異なってくるためです
1人で使用する出勤や通学目的の車であれば、小回りが利いて燃費が良い軽自動車が良いでしょう。定員が4名までとなっているため、大家族を乗せる人や荷物が大量になりやすい人には不向きです。
家族が多かったり、レジャーやスポーツに利用したりする人にはミニバンが支持されています。3列シートタイプで7~8人が乗車できる上、積載量も多いので遠出もしやすいでしょう。
アウトドア系の趣味に利用したい人であれば、SUVも人気があります。パワーがあるモデルも多いため、雪道や山道の運転にも向いているためです。
 
4.車があると生活がどのように変化するかについて
車があることで生活がどう変化するかも、購入前によく考えておいたほうが良いポイントです。ここまでにご紹介した頻度や用途、人数などにも関係してきますが、現在のライフスタイルに車が加わることで、どのようなメリット・デメリットが発生するかをシミュレーションしてみてください
例えば、出勤や通学に使用するのであれば、時間や手間が節約できる一方で、目的地近くに新たに駐車場を確保する費用が発生します。
積載量の多い車を購入すれば、レジャーやスポーツが楽しみやすくなる分、税金やメンテナンスの費用は嵩むようになるでしょう。
また、どのような目的で購入しても、適切な自動車保険への加入は欠かせません。車をローンで購入すれば金利の支払いもありますし、各種維持費も発生するため、費用のやり取りも計画しておきましょう。
 
・車を買うメリットについて
最近の傾向として、どんな商品でも「所有する」ことから「借りる」ことに変化してきています
しかし、様々な事情から、車を買うべきか悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
カーリースのように車を「借りる」ことはできますが、ここでは車を「買う」メリットについてご紹介します。
 
1.行動範囲が広がる
そもそも車を所有しているかいないかでは、行動できる範囲が違っていきます。冒頭でも述べましたが、都心部では公共交通機関は充実しているものの、地方に一歩足を踏み入れるだけで、車を持っていなければ生活が不便に感じてしまうことも少なくありません。
車を「借りる」といった選択をした場合、確かに旅行などへ出掛けるときは、不便に感じることはないでしょう。
しかし、普段から所有しているわけではないため、計画性を持って行動することが求められるため、大きなデメリットに感じてしまいます
 
2.気候に関係なく快適に移動できる
雨や雪の日など、車を持っていれば天候に左右されることなく、快適に移動することができます
公共交通機関を利用していると、どうしても駅やバス停などへ向かうためには、雨風にさらされるため、ストレスを感じやすくなるものです。
また、天候については、誰かが自由に変えられるものでもありません。そのため、車を「借りる」といった選択をした場合、いつでも車を持っているわけではなく、いざ出掛けようとしたときに車がなければ、快適な移動が実現できなくなってしまいます
 
3.緊急時でも安心
ほとんどの移動を、タクシーやバスで行っているという人もいるのではないでしょうか?
普段の生活であれば、公共交通機関でも問題ありませんが、子供や家族が病気や怪我等、急いで病院へ行かなければならない場合などに不便に感じることもあるでしょう
また、子供はいつ体調を崩してしまうかが分かりません。夜間診療などを受診するときは、車を所有していたほうが便利です
また、リースを利用していると緊急時に対応できないこともあるため、車は「買う」といった選択をした方が良いかもしれません
 
4.荷物が多いときに便利
最近では、インターネットで買い物をする人も少なくありませんが、やはり実店舗でのショッピングを楽しみにしている人もいるのではないでしょうか?
郊外にあるコストコや大型ショッピングセンターでのお買い物は、車があると商品を大量に買うことができます。
しかし、大きな荷物を持って、公共交通機関を利用するには抵抗がある人もいるはずです。
このような時に車で移動していれば、誰にも迷惑をかけることなく、荷物を運ぶことができます
また、車を「所有する」ことで、いつでもショッピングが楽しめるといったメリットもあります。さらに、車はちょっとした引越しでも利用できます
 
5.ペットと一緒に出掛けられる
「自宅でペットを飼っているから外出しにくい」といった悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか?ケースに入れれば、公共交通機関を利用することはできますが、やはり周りの目を気にして使いにくいという人も少なくありません。
車であれば、周囲の目を気にすることなく、ペットと一緒にドライブや旅行をすることができます
また、カーリースではペットの同乗について規制しているところはほとんどありませんが、ペットの汚れや臭いがつくことで追加料金が発生することもあります
 
・車を買うデメリットについて
都市部に住んでいれば、車を持たない生活に不便を感じていない人もいるのではないでしょうか?
デメリットを考えると、車を買うべきではないと思ってしまうかもしれません。では、車を買うことでどのようなデメリットが生じてしまうのか、それぞれの理由について詳しくご紹介します。
 
1.維持費がかかる
車を所有することで生じる一番のデメリットは、維持費の問題です
車は購入費用以外にも、税金やガソリン代、保険料、駐車場代など、毎月様々な費用が必要になります
ボディタイプにもよりますが、月々1万円前後程度となっており、やはり購入費用のことを考えると、かなりの投資をしなければならず、大きくデメリットと感じてしまうかもしれません。
 
2.手間がかかる
車を所有するためには、定期的にメンテナンスや車検を受ける必要があります。最近では、このような整備・点検に時間を取られなくなったものの、どうしても休みの日を、車のために充てなくてはいけないことも出てきてしまいます。
もともと車が趣味の1つという人であれば、それほど苦痛に感じることはないかもしれません。
しかし、生活の利便性を向上するといった目的で車を所有していると、メンテナンスや車検などに時間をかけたくない人もいるはずです。
 
このように、車は手間がかかるという理由から、買うべきか悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
また、ガソリンスタンドなどで定期的に洗車をしなければ、汚れていく一方です。ちょっとした手間がかかってしまうのもデメリットの1つです
車を買うべきか迷っていれば、まずはカーリースを利用してから、車を購入するかどうかの判断をするという人も少なくありません
しかし実際には、最終的にカーリースの車を買うのであれば、最初から車を購入するのに比べて、トータルでの支払総額は高くなることがほとんどです
なぜなら、契約期間中に発生する税金やメンテナンスといった費用にも金利がかかってしまうからです
 
車を長期的に使用したいと考えているのであれば、最初から購入するといった選択をした方が良いかもしれません車を所有することで得られるメリットは少なくないからです
車を所有することで様々なメリットが得られ、生活をより豊かなものへと変えてくれます。
車を買うか買わないか、という選択肢しか頭になかったという人は、「借りる」という選択肢も考慮に入れたうえで、車の購入を検討してみてはいかがでしょうか?
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。