kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

本を読むスタイルについて

私は雑誌を中心に本を読むことが好きです。
そのため本屋に行くことが好きで、本屋で気になる本を見つけて読むということに関しては、幼少期の頃から行っていました。
 
幼少期の頃、私の家の生活圏内には本屋がたくさんありました。そこで毎週末のように、家族と一緒に本屋を複数行き、お気に入りの本を立ち読みしては購入していました。
本屋に行くだけで気持ちが上がり、早く行って何か読みたくなるような本はないかと楽しみにしていたものです
それに、私は漫画や雑誌、単行本、コミック本を中心に当時は幅広くいろいろな本を読んでいました。
 
思い出に残っているのは、小学校時代に数多くの本を買って、その本を学校に持っていき、本に興味のあるお友達に貸していたことです。
その当時は、何か誇らしげだったというか、自慢したい、注目を集めたいという気持ちもあったと思います。
それに先ほども申し上げましたが、私の家族が全員本が好きで、家には数多くのジャンルの本が本棚にぎっしり並んでいました。
それを眺めるだけで誇らしい気持ちになり、満足感にも浸っていました。それだけ幼少期から本が日常にあるくらい、読むことや本自体が好きだったのです。
 
ここから話が少し変わりますが、皆さんは本屋に行くと様々なジャンルの本があり、探すのに苦労することはないでしょうか?
特に大型の書店に行くと、ジャンルごとにフロアが分かれていて、しかも本棚には本当に数多くの本が大小問わず、様々置いてあるのを目にしたことがある人もいるでしょう
そのようなお店には、本を検索する端末が置いてあるのですが、それでも店員さんに、お目当ての本がどこに置いてあるのか聞かないと分からないケースがよくありました。
しかし、そのような大型の書店は、大都市圏や主要な都市部にしかないケースが多いです。また、郊外の書店にある本はもちろん店の大小はありますが、なんとか自力で探せる範囲内だと思います。ただ、お目当ての本を探すのに苦労した経験をお持ちの方もいらっちゃるかもしれません。
 
本屋が好きで、行くことが当たり前で、本屋が身近にあった頃が2000年くらいまででしょうか?
ちょうどその頃から携帯電話やPC、デジタル機器が世に普及し始めていき、本をインターネットで購入できる時代になっていきました
その後次第に、街中から少しずつ小型の書店を中心に、本屋がなくなっていきました。
 
後に書きますが、本屋で本を選び買うことについては、直に様々な本を見比べて、どれにしようか悩み買うのを決めて、家でじっくり読むという一連の楽しみが、本屋さんに行くことで生じる気持ちだと思います
アナログ派か、デジタル派かという論争にもなりそうですが、この件についても私は一概にどちらが良い、悪いということではないと思っています。
 
ここからは、紙で読む本、本屋に並んでいる本の良い点とその理由、デジタル書籍、電子書籍やインターネットを介して本を読む良い点と、その理由について書いていきます。その後に、それぞれのデメリットとその理由についてもまとめました。
紙の本・本屋の良い点
・本屋に行くと大量の本が棚に並んでいるので選択できる本が目に見えて分かりやすい
・購買意欲をそそりやすい
・ほとんどの本が立ち読みが可能
・情報量が多い
・読みたいと思った本や、お気に入りの本をすぐに入手して読むことができる
・セキュリティや情報漏洩の心配がない
・最新の本や流行もの、ワード、話題の本などがわかる
・自分では思いつかないアイデアのヒントが得られる
・本からのメッセージを五感で感じ取ることができる
・求めている情報を短時間で発見できる
・イベントやセミナー等が開催されている
・宣伝や告知の場としても活用できる
・ネットにはないような本や掘り出し物が見つかる可能性がある
 
やはり本屋さんに行くと先程も述べましたが、大量の本にまずは圧倒されます。それに、色とりどり、大きさが様々あり、また本独特の匂いも感じられます
ですので、五感が刺激されやすいため、買うつもりがなかったのに、つい買ってしまったという経験をしたことがある人も中にはいるでしょう。
 
それに、気になった本をちらっと読むことができます。長時間の立ち読みはいけませんが、本がどんな中身をしていて最後まで読みやすいのか、ストレスなく読めるのか、等一目で知ることができます。そこで、その本を気に入れば購入し、気に入らなければまた別の本を探す、というように、頭の中でどの本にしようか思い巡らせ、また新たな発見につながる可能性が高くなるのです
 
本がたくさん並んである中で、インパクトのある表紙、デザインがあり、それが気になって本を手に取ったことがある人もいるでしょう。
数多くの本が並んでいる中から自分の気になった本を選ぶという行為は、五感を刺激する上でも、思考回路を駆け巡らせる上でもいいことだと思います
それに、本屋に行かなければ知り得なかった情報というものが、本屋に行くことで分かることがあります
例えば、話題の本や気になっていた本の発売日や、とある本の作家さんのイベントやサイン会等が挙げられます。
もちろん、そのような情報はネットでも知ることはできるのですが、本屋に行くことでしか分からない、知り得ないような情報もあるのです。
 
最近では、本を読む際はインターネットや携帯電話、タブレット端末、パソコンばかりだという人も中にはいるでしょう。インターネットのアプリを入手して、ダウンロードして会員登録をすれば購入することができ、実際の本と同じように読み進めることができます。私もとあるサービスを利用しています。そこで感じたデジタル書籍の良い点を挙げてみました。
デジタル書籍・電子書籍の良い点
・いつでもどこでもコンパクトに読めて持ち運べる
・場所を取らなくて済む
・定額で読み放題のサービスや月額の利用料で好きなだけ本を読むことができるサービスもある
・24時間好きな時に購入できる
・紙の本よりも価格が安いことがある
・防水機能を付ければ汚れたり濡れたりしても破損する心配がない
・文字を拡大する機能や付箋を付けられる機能、メモ書きができる機能があり本を汚さずに済むことができる
・紙を使わないので経済的で地球に優し
・検索や翻訳など、便利な機能がある
 
 
電子書籍を利用するようになって1番実感したことは、いつでもどこでも読むことができる点です
携帯電話のサイズに何冊もの本が収まっています。ということは、それだけの本を持ち運ばずに済むということです。
カバンに何十冊もの本が入っていると、それだけで重たくなります。もちろん本にもよりますが、文庫本ともなると1冊だけでも、そこそこの重量になります。
今や分厚い辞書を持ち運ぶような時代ではなくなりました。電子辞書が主流になってきています。
 
本が好きな方ならお分かりだと思いますが、本を購入して本が増えていくと、本棚がいっぱいになって、場所を取るだけでなくスペースも取ります
本の売り買いの手間や本屋に行く移動時間が省けて、時間の効率化にも繋がります。それに伴って、様々な本を1つの電子機器で読むことが可能になります。
本屋は営業時間や営業日等、本屋に行くといった手間がかかりますが、電子書籍であれば、そのことを気にしなくてもよいため、たとえ深夜であっても注文することができます
 
また、経済的な面でいうと、読み放題パックやまとめ買いを利用すれば、本を定価で買うよりも安く済むことが可能となります
本屋で売られている新作の本に関しては、規定によって全国統一した価格で売られています。
しかし、電子書籍の見放題パックに加入すると、実際に1冊購入するよりも月額利用料金を支払えば、単価として安く本を読めることになります
 
それに紙だと、汚れや紙の劣化で品質が落ちてしまい、色が変わったり変形するおそれがあります。電子書籍だとその点の心配をしなくても済みます。
電子書籍だと画面や文字やフォント、文字の色を変えることが可能ですまた本の汚れを気にすることなく書き込むことも可能です
 
また、世界的な問題にもなっている紙の問題があります。紙の原料は木材です。その木を伐採していくつかの工程を経て本は作られていきます。
昨今エコブームやごみを極力減らしていくという風潮の中、紙の本はそれに反しているとも言えます。
しかし電子書籍だと、たとえ本を30冊ストックしておいても、紙は一切使用しておりませんし、本が不要になってゴミになることもありません
 
購入検索や文書内検索、翻訳機能のように便利な機能が豊富にあります。また、英字の本を読む場合に、わからない単語や文法などを翻訳してくれるような機能があります
またiPhoneとiPadなど、複数のデバイスを使っている場合には、デバイス同士を同期させて、同じアカウントで電子書籍を楽しむことも出来ます。
 
ここまでどちらも良い点を中心に書いていきましたが、それぞれにデメリット、短所の部分があります。先程書いたことと重複することもありますが、もう一度書いていきたいと思います。
紙の本・本屋の悪い点・デメリット
・本屋が開いていないときに購入することができない
・いちいち本を買うのにも本屋に行かなければならない
・地域によって発売日に差が生じることがある
・時間が経つと紙が汚れたり破れたり劣化する可能性が高い
・保管に場所を取る
・持ち運びが容易ではなくかさばり場所を取る
・本によっては重たくなるので持ち運びに苦労する
・本を売らなければゴミになってしまうため環境に良くない
 
デジタル書籍・電子書籍の悪い点・デメリット
・本を読んでいるという実感や感触がない
・故障や充電切れの心配がある
・他の人に貸したり売ったりはできない
・中古本で安く購入することはできない
スマホ端末だと画面が小さくて読みにくい
・紙の本でしか販売されていないものもある
・運営会社が破綻すると購入した本が読めなくなることもある
・読み慣れるまでに少し時間がかかる
 
メリットとデメリットは表裏一体ですので、多少上記と重複する点がありますが、それを踏まえた上でもう一度、デメリットに関することを中心に書いていきます。
本屋さんは営業時間が決まっています。ですので、本屋が空いていない時間に本を買うことはできません。しかし、電子書籍だと24時間いつでもどこでも好きなとき、読みたい時に購入して読むことができます
また、あの本読みたい、この本が気になるからちょっと見てみようとしたときに、本屋に行くのがいちいち面倒になるときがあると思います。この点のメリットデメリットは、実はすごく大きい点かもしれません。
 
それに、電子書籍やインターネットで本を購入する場合は、地域差がないので全国一律に発売されサービスを受けることができます。それに、実際に読みたい本がない場合、その都度本屋に電話して在庫を確認してもらい、本屋がその本を発注して納品するので、商品の到達までに時間がかかります。この商品到着に関しても、地域によって異なります。特に、首都圏ではなく地方の人にとっては、この点が苦痛に感じるかもしれません
 
私は本を他人に貸し借りをした経験はないのですが、デジタル書籍だと実際の本を貸し借りできず、また今はほとんどの携帯やPC等の端末は対応していますが、中にはその本を読めない場合もあるかもしれません紙の本であれば全国どこにいても、本を手に取ることができるといえます
 
電子書籍やインターネット上でしか見られない本は、本を発行している会社が万が一潰れてしまった場合、その本を読むことが不可能となってしまいます。
しかし、紙の本に関して言えば、中古の本をもしかしたら購入することができるかもしれませんし、インターネットでその本を見つけることができるかもしれません。
インターネットでのみ読める本、書店でしか読めない本があるので、この点に関してはメリットデメリットの差はないといってもいいでしょう。
 
どちらの本の読み方であっても、読んだことのある人は分かるかもしれませんが、本を読んだ後の充実感や達成感、すっきりした感覚を味わえるのは、実際の本を読み終えた後だと私は思います。これに関して言えば個人差があると思います。
ただ、本が分厚いか否かにもよるのかもしれません。分厚ければ分厚いほど、先程のような気持ちは増していくように思います。
個人的には、実際の本を手に取って、本を選ぶ楽しさや面白さ、ワクワク感はデジタル書籍・電子書籍にはないと思います
だから、上記に書いた点を考慮しても、私は若干アナログ派、本屋に行って本を購入して読む方が好きです
 
 
そして、実際に本を買って読むことの方が多いです。たまにデジタルで電子書籍で本を購入して読みますが、面白うな本があると気になった時に購入することが多いです。
私の家の本棚には雑誌がずらっと並んでいます。かさばるし重いし引っ越しの時は確かに大変なのですが、紙の本の温かさというか感触というか、読みやすさも含めて、次第に愛着がわいていきます
それに好きな本に囲まれて生活するのにも憧れがあります。いつか書斎を構えて好きな本に囲まれたいと思っています。
電子書籍を100冊読んで、後から読んだ本の一覧を見るよりも、本棚にある読み終えた本の一覧を後から眺めた爽快感の方が勝るという気持ちもあります。
 
今後、私の読書スタイルや本の読み方が変わってくるかもしれません。もう少しの期間いろいろと試してみて、自分に合った読書スタイルを確立していきたいと思います。
また、今までどちらかに偏っていた方や、電子書籍という方法で本を読んだことのない方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。