kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

インナーマッスルとアウターマッスルについて~中編

前回のブログの続きから書いていきます。ただ、予想以上に文章が長くなったので、今回は中編にします。
 
・アウターマッスルの鍛え方
アウターマッスルは、インナーマッスルと同じようにエクササイズで鍛えたり、フィットネスジムなどで行うウエイトトレーニングやマシントレーニングなど、負荷の高い筋トレで鍛えたりすることが可能とされています。
レーニングで筋肉に大きな負荷がかかった後、修復するときに強化されるといわれています。
そのため、筋肉がつらいと感じる程度のトレーニングを、休息期間を取りながら継続していく方法が適しているでしょう。
アウターマッスルを鍛える時にも、正しいフォームで鍛えたい筋肉に負荷をかけることが大切です
レーニング時に身体に歪みが生じていないか、フォームに気をつけて行いましょう。
 
・筋力トレーニングの特徴
筋トレには、スクワットなどの「自重トレーニン」とダンベルなどを使った「フリーウエイトトレーニン」、トレーニングジムでマシンを使用した「マシントレーニン」などがあります。
筋トレでは、基本的にアウターマッスルを鍛えますが、筋トレで筋肉に負荷がかかると筋繊維が傷つくとされています。
筋トレで傷ついた筋肉が回復する時には、これまでよりも強く太い筋肉になることが期待できるでしょう。
このように、筋肉が強く太くなる過程を超回復と呼び、超回復を繰り返すことでアウターマッスルが鍛えられるとされています。
ただし、筋トレ後には48~72時間の期間休ませて、筋肉を回復させる必要があるといわれています。筋トレは回復期間の後に行うようにしましょう。
もし期間を空けずに筋トレを何度も行うと、逆に筋力を低下させる場合もあるため注意が必要です。
 
インナーマッスルを鍛えるとどのような効果があるのでしょう
インナーマッスルは、体幹、肩関節、股関節以外にも身体の中心部に多く存在する重要な筋肉といわれています。
インナーマッスルには関節を正しい位置に安定させたり、身体の動きをサポートしたりするなど、様々な働きがあります
また、基礎代謝量のアップや体型の改善などインナーマッスルを鍛えるとたくさんのメリットが期待できるでしょう。
 
インナーマッスルを鍛えると、どのような効果が期待できるのかについてご紹介します。
 
・姿勢が改善する
インナーマッスルを鍛えると、姿勢の改善が期待できます。特に、体幹部や骨盤周りのインナーマッスルは、骨盤の上に伸びるように位置する背骨をまっすぐに支える働きがあるといわれています。
背骨を支える力が強くなると、重い頭をしっかりと支えることができるため、動いていない時だけでなく、運動をしている時でも、背筋を伸ばした正しい姿勢を維持することができるでしょう。
そして、背すじの伸びた状態を維持できるようになると、自然と腹筋や背筋などの筋肉も鍛えられ、より姿勢の改善が期待できます
インナーマッスルには、背骨をバランス良くまっすぐに支え、骨盤の角度を正しく調整するなどの役割もあるとされています。
骨や関節の歪みが調整されると、姿勢の悪さから生じていた腰痛が改善したり、疲れが溜まりにくくなったりすることが期待できるでしょう。
 
・運動機能が向上する
インナーマッスルには、アウターマッスルの動きをサポートする働きがあるといわれています。インナーマッスルは骨や関節を安定させるため、鍛えることで身体の動きがスムーズになるとされています。
アウターマッスルは、腕や足を動かす時に使われる筋肉なので、アウターマッスルを鍛えるだけで運動能力がアップすると思う方もいるかもしれません。
ところが、インナーマッスルが鍛えられていないと、身体の軸がぶれやすくなるため、アウターマッスルだけを鍛えていても、スムーズな動作ができない場合があるとされています。
インナーマッスルを鍛えてぶれない体幹を手に入れることで、根本から身体をバランス良く使えるようになるでしょう。
筋トレを行う時に「どうも力が出しにくい」「筋トレの効果が出ているように感じられない」などの違和感を感じている場合には、先に体幹レーニングでインナーマッスルを鍛えることもおすすめです。
体幹が強くなってから筋トレを行うと、正しいフォームを保持しながら高いパフォーマンスの筋トレを行えるようになることが期待できます
さらに、インナーマッスルとアウターマッスルをバランス良く鍛えていくと、日常生活やスポーツなどの動きが改善されるといわれています。
体幹を鍛えることで、身体のバランスを維持しやすくなるといわれているため、動作が安定してケガの予防も期待できるでしょう。
 
基礎代謝量がアップする
安静にしている状態でも、基礎代謝によってエネルギーは、常に消費され続けているとされています。身体の基礎代謝とは、体温を作り出したり心臓を動かしたり、呼吸をするなど、生きていくために欠かせないエネルギーといわれています。
基礎代謝量がアップすると、運動をしていないときでも多くのエネルギーが消費されるようになるため、太りにくい体質になるでしょう。基礎代謝量は、筋肉量が多く筋肉が活性化している人が高くなりやすいといわれています。
体質改善には、筋トレやスポーツなどの運動でエネルギーを消費することもおすすめですが、体幹の筋肉を鍛えて基礎代謝をアップさせておけば、運動ができない時でもエネルギー消費量が高い状態を維持できるでしょう。
また、基礎代謝量がアップしていると、筋肉が体温を作り出す量も増加して血流を促進させる働きもあるとされています。
普段から冷え性に悩んでいる場合でも、インナーマッスルを鍛えることで血流が促進され、冷え性が改善ができるでしょう。
そのため、インナーマッスルにより基礎代謝量のアップ以外に血液循環の改善から代謝のアップ、老廃物の排出など、様々なメリットが期待できます
 
・美しい体型になる
体幹インナーマッスルが弱いと、内臓を支えることができなくなる場合があります
体幹が内臓を支えられなくなると、胃や腸など内臓の位置が下がってしまうといわれています。
内臓が下垂すると、下腹部がぽっこりと出てしまう場合もあるでしょう。
内臓の下垂が原因で、お腹が出ている場合には、インナーマッスルを鍛えることで下がっている内臓を正しい位置に戻すことが期待できます
体幹インナーマッスルは、内臓の周りをぐるっと囲むように存在しているといわれています。
体幹を鍛えると、内臓を支えられる気になるお腹周りをすっきりさせて、ウエストのくびれを作ることにもつながるでしょう。
内臓が正しい位置に納まると、低下していた内臓機能が向上して便秘などの不調の改善も期待できるでしょう。
エストやお腹のラインを美しくしたい場合には、体幹インナーマッスルを鍛えることが適しているといえます。
 
インナーマッスルを鍛える体幹レーニングは、筋トレとは異なる点に注意してトレーニングを行いましょう
インナーマッスルは、アウターマッスルのように筋トレの効果がわからず、トレーニングの効果が出るまでに長い期間かかる場合が多いとされています。
また、体幹レーニングは、正確なフォームや負荷を意識しながら継続することが大切といえます
鍛えたい筋肉に刺激を与えるように意識することで、体幹レーニングの効率がアップするでしょう。
 
今回は、ここまでにしたいと思います。アウターマッスルの特徴、筋力トレーニングの特徴、インナーマッスルを鍛えることによる効果をお話ししました。
 
次回は、インナーマッスルのトレーニングの種類と方法について、また体幹に効果的な運動であるヨガとピラティスについて、そして最後に、インナーマッスルとアウターマッスルの違いについて簡単にまとめました。
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。