人から好かれる人間になるには

異性に好かれたいと思う人は大勢いるでしょう。

 

異性から好かれたら「モテる」ことはほぼ間違いないですし、人間関係が円滑になり、仕事上でも私生活でも人との関係がスムーズに運ぶでしょう。

たとえ職場が同性ばかりだという人でも、私生活＝プライベートに場を移せば異性と接しないということはないと思います。

 

もちろん、同性からも好かれるに越したことはありません。

男性女性問わずに、誰かも好かれるのが結局のところ問題ないと思います。

しかし、現実問題として人から好かれるというのは、簡単なようで意外と難しいと思っている人も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

私もその中の１人で、同性異性問わず「一人間として」好かれたいと思って生活しています。

 

異性から好かれる人、同性から好かれる人には、共通している部分と少し違う部分があるように感じます。

また、外見と内面でもそこは異なってくるように感じます。まず細かく見ていきましょう。

 

異性から好かれる人とはどのような人なのでしょうか。

１．気遣いができる

男性なら、いわゆる「レディーファースト」という言葉で表されます。

これが「自然と」できたらもてること間違いなしです。

私は普段あまりしない、いやできていないためいきなりこれをしてしまうと、不自然な動きや動作、行動、態度になってしまいます。

ただ、これに関しては場数を踏む、失敗だと思わずとりあえずやってみる、これに尽きると思います。

經驗がものをいうので、どんな行動も当たり前のように率先して動けば、「自然と」身に付くと思います。

もしいきなりするのが怖かったら、異性の友人、家族や職場の人にお願いして練習するのがいいでしょう。

また、「自然と」を強調したのは、いかにも俺は「レディーファーストをしているだろう」というような態度が分かってしまうと、せっかくの行動が台無しになってしまいます。

だから、そう見えないようにするために、普段できていないと思う人はたくさん練習して、相手から意見や感想、指摘を受けてもらうのが１番です。

 

２．悪口・陰口を言わない

これはいわゆる「ネガティブワード」とでも言いましょうか。

相手が不快に思うようなことは、思っていても一切口に出してはいけません。

以前のブログでも、このことについては書きましたのでご参考にしてください。

 

３．自己主張しすぎない

「俺が、俺が」「私が、私が」という人は、一見自分の意見をしっかり持っているし、しっかりしていて、たくましく見えるかもしれません。しかし、それには限度があります。

たまに、１度くらいならいいのですが、何度も、しょっちゅう言うような人は自分の意見は言うけど、他人の意見は聞かないのでは、と思われてしまいます。だから、損をしてしまうのです。

日本人は、外国人と比べて自己主張が苦手、下手だと言われています。海外でそれを行う分にはいいのですが、ここは日本です。

限度をわきまえて発言・行動するようにしたいものです。

 

４．余裕のある雰囲気を醸し出す

挙動不審な人は頼りない印象を与えます。

逆に、どんなことが起きても冷静に対処できる人は、信頼感が生まれ、この人についていきたいと思わせてくれます。

また、堂々としていると、この人に相談しやすい、話しやすいと周囲から思われます。予期せねことやトラブル等は、仕事や生活をしていて当然に出てきます。

その時に、冷静な判断で、素早い決断が出来れば周囲からの評価は上がり、信頼感が高まるでしょう。

 

次に、同性から好かれる人とはどのような人なのでしょうか。

１．裏表のない性格

異性の場合では、魅力に映る面があります。

しかし、同性から見ると、「あの人は男の前では態度が豹変する」「あの人は異性の前だけはいい恰好をする」のように態度を豹変させる人がいます。

同性から見てもそのような人は、何を普段から考えているのか分かりませんし、普段その人が自分のことをどう思っているのか怖くもなります。

どんな人にも平等に接することが１番良いのです。ただ、人間好き嫌いがあります。

その場合でも、表に出すことなく、オブラートに包み隠す表現方法を身に付けたり、何でも発言するのを控えるようにしたりする等、ちょっとした心がけをすることで、少しずつでも改善できる方法はあると思います。

 

２．面白い性格

場を盛り上げるような人は人気があります。

これは特に、大勢の人の前で面白いと助かる部分があると思います。

大勢の場や集団だとどうしても空気が沈黙したり、重くなってしまったり、停滞していたりする場面が出てきます。

その時に、場をがらりと変えるような雰囲気を作り出せると、その人は多くの人から称賛を受けるでしょう。

面白い人は、１人であろうが複数人であろうが関係なく面白いと思います。

センスのあるなしに関わらず、その人の性格があります。その素のままの自分でも、他の人が「面白い」と言ってくれるようなこともあるのです。

無理に笑わせようとするよりも、場を和ませる、ノリがいい、、リアクションをしっかりする、空気を読んで盛り上がるような脇役に徹するという方法もありかもしれません。

 

３．懐が深い

器が大きい、という表現もできます。自分がちょっとしたミスをしてしまったあとに、「大丈夫、大丈夫」と他人が言ってくれるだけで、この人わかってくれる人だな、という印象を与えられます。

また、他人が失敗してもフォローの仕方が上手なので、失敗を受け入れつつすかさず、次の改善策や代替案を提示してくれるので、「できる人」という印象も与えてくれます。

小さいことにくよくよしないで、物事に立ち向かうので、他人から見たら「ヒーロー」的な存在にも見えるでしょう。

それに、年齢に関係なく、「大人」な雰囲気も醸し出しているので相談されやすく、好かれやすい面もあります。

 

まとめると、異性から好かれる人は、自分のことよりも他人のことを第一に考えることができて、余裕のある行動をとることができる人だといえます。

同性から好かれる人は、一緒にいて自然体でいられるような人、そして良い部分を吸収できるような人だといえます。

 

男女ともにいくつになっても、異性から「モテたい」ということを意識するのは間違いではありません。

ただ、同性異性に関係なく、誰からも「好かれる」よう意識すれば、多くの人から愛されて、もっと素敵な人になれるはずです。

そうすることで、人間関係がより良好になっていき、幅広い考えの人や年代の方、あらゆる人と接することができるので、より人間として深みが増し、味のある人間になっていくのではないでしょうか。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。