kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

海外に留学あるいは仕事に行くことのメリットとは

私は、数年前から海外で仕事をしようか真剣に考えています。
それは、海外の方が稼げそう、生活が豊かになるかもしれない、人としての器を広げたいと思ったからです。
 
今まで2回ほど海外には行ったことがあります。
1回目は、全くいい思い出がありませんでした。
なぜなら、食あたりになって酷い下痢に見舞われたから、食事があまり美味しくなかったからです。
そのときに、救急車にも乗りましたし、病院にも行きました。確か点滴も打ちました。
 
また、人生初の飛行機、大型の船にも乗りましたが、楽しみよりも怖さの方が勝っていました。
ただ、救いだったのはその時は、サッカーのスポーツ少年団の仲間と行っていたことです。
それに、コーチや保護者が何人か付いていて行ってくれたので心強かったことを覚えています。
そして、仲間が大勢いたことも心強かったです。私1人だったらさぞかし心細かったことでしょう。
 
いい経験にはなりましたが、当時はもう二度と海外に行くものか、と思っていました。
それから、約10年後くらいに今度は、当時付き合っていた人(日本人で海外勤務)に会うために海外に行きました。
国名は明かしませんが、日本からはそこそこ遠く、フライト時間が長く感じました。
時差ぼけを覚悟して行きました。また、途中長時間のトランジットを初めて経験しました。
これは大変苦痛でした。何もすることができず、というよりもどうしたらいいかわからず、ただただその場でぼーっとしていた記憶があります。
 
そして、気候があまりにも違っていたことには衝撃を受けました。
事前に聞いてはいたのですが、日本にずっといたため、急激な気候の変化には驚きと同時に、体調を崩したらどうしようと不安になりました。
今までも長旅は数多く経験してきましたが、3本の指に入るくらい体力的にも精神的にもきつかった思い出になります。
 
しかし、海外での滞在日数は初めての時と比べて異なりますが、現地に着いてからは非常に濃い時間を送りました。
未だに記憶に残っているくらいに鮮明に当時を思い出します。
 
あれから数十年が経ち、パスポートは使わずに眠ったままですが、再び海外に行きたい気持ちはあります。
金銭面に余裕があれば、一人旅か友達と旅行に行っていると思います。それくらい私としては、海外に行くことにためらいはありません。
 
また、旅行で行くのと仕事で行くのとでは全然違うことは重々承知の上ですが、冒頭に述べたように、海外に行って仕事をしてもいいと思っているくらいです。
理由は、日本より稼げる可能性が高いからです。(もちろん場所にもよりますが)
私は独り身なので、今ならある程度の自由が利くのも、ためらわずに行けるメリットなのかなと思います。
家族は驚くかもしれませんが、おそらく理由を言えば快く送り出してくれるでしょう。
なぜそこまでして行きたいかは、先ほど述べた「稼ぎたいから」が1番ですが、他にもいくつか理由はあります。
1.異国の文化に触れて教養を高める
2.考え方を柔軟にする、また高める
3.性格を少しでも変えたいから
4.まだいろいろなことに挑戦していきたい想いがあるから
5.もし日本に帰ってきたときにどこか心の部分で変わっていたいから
6.改めて日本の住みよさを知れるかもしれないから
が今思い浮かぶ理由です。
先ほど述べたように、数々の試練が待ち構えているはずです。
 
それはどんなことが考えられるかというと、
1.仕事をすることと観光は違うから甘い世界ではない
2.手続きの面で手間と労力がかかる
3.すぐに帰りたくても帰れないかもしれなくなる
4.事前の準備不足が祟ると、日本にいるときよりも大変なことが起きる可能性がある
5.生活面で充実して住みよいと感じるのに時間がかかるおそれがある
6.我慢することが圧倒的に増えることが起こりうる
7.言葉で苦労することになる
 
それに、不安や絶望感、虚無感、無力感、挫折等、もしかしたらマイナスな数々の感情が待ち受けていることも覚悟しなければなりません
 
ただ、精神力を磨き、自分を劇的に変えるには、海外という地で挑戦することはうってつけだと思うのです。
日本のどこかでは、今までもそうでしたが、「逃げる場所=実家」があるからです。
 
別に海外に行かなくてもどうにかなると思うのです。言葉が通じるし、生き延びれる手段はある気がするからです。
治安面や安全面では、日本と海外では確かに変わってきますが、海外で生活をしていけばいろいろなことを学んで成長できる機会は多いと思います。
 
そこで、海外で生活をしていくうえでのメリットを簡単にまとめてみました。
1.毎日異文化の生活を体験できる
2.生きた語学が学べる
3.生活水準が高くなる可能性がある
4.異文化の人々とともに働くので様々な考え方の人と出会える
5.ほとんどの国が日本よりも仕事量は少ない
6.プライベートの充実が図れる
 
1.は4.と近いのでまとめて書くことにします。
外国でも国や地域が異なれば、考え方や価値観、コミュケーションの図り方に至るまで、何もかもが違います。
だから、それに圧倒されて尻込みしていまう人が、特に日本人には多いと聞きます。
もし様々な国から人が集まる環境であれば、それだけ多様な価値観を持った人と出会えるということです。たとえあまり多国籍の人が周りにあまりいなくても、その環境で日々生活や仕事をやり抜いていったらかなり自信がつくでしょう。
日本にいれば、ある程度同じような考え方をもっている人同士で集まりますが、海外ではそうはいきません。また、自分の考えをしっかり持っておかないと取り残されることは十分に考えられます。
自分の意見をはっきりと言うということは、社会に出れば当たり前なので、その意識を上げるという意味でも大変重要なことなのではないかと思います。
新しいこと、今まで気づかなかったことの連続なので、新鮮味を持ちながら生活ができると思います。
 
2.は、場所にもよりますが、普段の会話が生きた教材になるのでそれだけでも勉強になります。
そして、自分のスキルは間違いなく上がるでしょう。と同時に、自分のレベルも知ることができます。
微妙なニュアンスや発音は、国によって全くと言っていいほど違います。
日本にいるだけでは感じられない、生きた教材が豊富にあるのです。
そして、コミュニケーションをしないと生活すらできません。だから、自分の殻を破り、いろいろな人と話すことで、語学力も精神力も鍛えられるでしょう。
 
3.は、働く人の待遇は海外では幾分高くなる傾向があります。
海外に行けば私は「外国人」になります。プロ野球でいう「助っ人」のような扱いをされます。
もちろん過大なプレッシャーはあるでしょうが、活躍したらそれだけ評価も給料も上がるでしょう。
生活するうえで、税金や食材費、家賃等あらゆる面でお金がかかりますが、給料での収入面がそれ以上に高いので、手元に多くのお金が残り、ある程度余裕をもって生活が送れる可能性が高いのです。
 
5.は、日本は働く時間が世界を見渡してもかなり長いです。日本人の勤勉さ、真面目さは大切なことですが、オンとオフの切り替えが上手くない、効率が悪い、心疾患のリスク向上、というような身体にも心にもよくない状態を作り出してしまっています。
また、残業をすることがよくて、しないことが悪というような考え方が、依然根強く残っていう文化的背景も日本の社会にはあります。
働く時間が減ることで、お金の心配をするかもしれませんが、残業をしなくても給与水準が高いので残業をする必要がないのです。
オフの時間が多くなることで、家族との時間が増えプライベートが充実し、安定した生活が送れるようになるのです。
 
6.は、余暇時間が増えればプライベートな時間を自分の好きなように使っていいわけです。
その時間の使い方を有効に活用できる人ほど、生産性が上がり仕事も充実できるのだと思います。
 
上記は生活をする上で必要なもの・スキルでしたが、海外での就職をする際に必要なものも以下にまとめてみました。
・スキルの習得
・現地の言語能力と英語力
・ある程度の蓄え
・現地の情報収集
等です。
 
これらは、海外での就労を目指したい方が必要なことです。
日本で生活するのとは、様々な点で異なるのが海外での生活です。
しっかり準備をしていくことで、現地での生活がより安心したものになると思います。
 
私はたとえ海外で居住しなくても、少なくても長期間の旅行をして学びたいです。
ワーキングホリデイや留学という制度を使えば、まだ幾分安心して行ける気はします。
まずはそこから経験するのも悪くはないのかもしれません。
 
ただ、今のままの状況では何をするのかといったことが、自分の中であまりにも漠然としています。
勢いのまま行きかねず、おそらく挫折して即帰国という憂き目にあうでしょう。
かといって、慎重になりすぎて行くタイミングを失うことだってありえます。
 
今は、海外で何をして、どういうことができるのか、何の目的で行くのかを明確にすることが大事になると思っています。
過去の数々の失敗や苦い経験を活かさないといけません。そのための第一歩として、今は語学の勉強をしています。
レベルは低くて、このままでは通用しないので、もっと語学を習得する必要があると思います。
 
私の友人は、最近海外に行ったことで、自分自身の見聞が深まり、語学の習得をすることが楽しくなってきた、と言っていました。
また、海外に行って生の言語を聞くことで、スムーズに学習が取り組みやすくなり、理解力が上がったせいか、TOEICの試験が比較的すんなりとできたと言っていました。
そして、もっと海外に出ていろいろな文化を学んでいきたい、海外に行ったことで日本の小ささを実感したと言っていました。
日本に長くいることで、閉鎖的な空間の中に自分がいることで、何もかもが小さくまとまってしまっていると実感したそうです。
 
海外に仕事をしに行くのに何も決めずに、カバン1つで行ける人もなかにはいます。
そもそも海外に行く人は、以下に記した素質や心構えが備わっているように感じます。
・行動力がある
・決断力がある
・積極性がある
・人付き合いが上手
・幅広い物事の考え方ができる
・迷わずに直感で判断することが多い
・自分を信じる力が強い
・好奇心が旺盛である
・何事にも貪欲に物事を吸収していく
・勉強熱心である
・学習能力が高い
・誰とでも仲良くなれる
・生活環境の変化に臨機応変に対応できる
・文化の違いや独自の習慣を受け入れられる
 
まだまだ数多くの要素があります。全て持ち合わせていなくても、多いほうがいいことは間違いないでしょう。
 
上記の内容は、今からでも自分で変えられる部分の方が多いと思います。
また、実際に行ってからでも身に付けられこともあります。
 
ただここまで書いておいて今更ながらですが、今は自信がありません。まだ精神力が未熟だからです。
しかし、己を磨く、いや変えるチャンスは十分にあると思います。変えられるのは自分自身しかいません。
生半可な状態や準備、精神力、気力、体力では行っても通用しないとも思っています。
ということは、言い換えれば上記が身に付いたら、どんな人間になれるのか非常に楽しみでもあります。
 
日本に居続けても自分は変われると思います。しかし、どこか甘えが出てしまうのも事実です。
度量や器、仕事に必要なあらゆる能力、自ら生き抜く力、あらゆることの水準を上げて、もし成長できるのならば、率先して海外に行きたいと思っています
 
次回は、海外に留学あるいは仕事に行くことのデメリットの方を書いていきます
 
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。