kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

結婚をしない理由とは(中年層)

以前、結婚をしない理由について「若年層」という分類にして記載しました。
年齢で区切りをつけることは難しく、判断が微妙な所ではあるのですが、この場合は世間一般でだいたいの層で区切っていることをご承知おきください。
 
今回の「中年層」は、30代~40代についての層を指しますこの年代になると、多くの方が結婚をしており、家庭を持ち、子供を授かっている方も多いことでしょう
しかし、今や晩婚化が進んでおり、30代でも未婚の方々が増加しています。30代になると特に女性は結婚を意識する方が増えていきます。これには、様々な要因が複雑に絡み合っており、一概にこれが理由でしないと言えるものでもありません。
 
もちろん、これはどの年齢層にも言えることではあるのですが、挙げられる理由を下記にざっと記載しました。順番に見ていきましょう。
1.こだわりの趣味が強すぎるから
自分の趣味を持っている方で何か1つに没頭していると、そちらにお金を費やすことが多くなります。そうなると、恋愛、つまり結婚は後回しにしようと考えてしまうのです。
趣味を持つことはいいのですが、そちらにばかりお金をかけすぎたり軸足を置き過ぎると、恋愛が疎かになりやすいと言えるでしょう
出合った女性や知り合った女性が自分と同じような趣味であれば、そこから意気投合して恋愛に発展しますし、お互いに理解し合えるのでしょうが、趣味が違ったり、理解し合えない状況が続いたりすると、結婚に至らないともいえるでしょう。また、趣味は休日に行うので、その時間を婚活や恋愛に使ったり、あるいは結婚して自分の時間が減ってしまったりしてしまうと、趣味に時間が割けなくなるという自分自身の状況も考えて、結婚をしないという人もいることでしょう。
 
2.経済力がないから
若年層のときにも書いたのですが、30代でも非正規雇用労働者が増えている現状にあります。派遣社員契約社員等で働く方が男性でも増えていますし、女性でも多くの方がそのような働き方をされています
多くは賞与や定期昇給がないため、そこで働くか、またはアルバイト等の掛け持ちをして働いて生計をやりくりしている方が多いでしょう。
すると、必然的に正規雇用者よりも給料は低くなりますもらえるお金が少ないと、結婚や恋愛に回すお金が必然的に低くなり、結婚に至らなくなるケースが出てくるのです
正社員の方、あるいは貯蓄の方が必ずしも結婚しているかというと、それはそうとも言えないのですが、やはり経済力がある方が結婚に至るケースが多くなりやすいのです。
経済力、つまり貯蓄や手持ちの資産等がないと、恋愛をしていても結婚という決断に至りにくい形になるのです
 
3.異性が苦手だから
普段あまり異性と接する機会が少ない人だと、そもそも恋愛をするというイメージや実感を持ちにくくなるかもしれません
それで恋愛をする時間が少なくなっていき、苦手とか得意とかではなくなってくるのかもしれません。また、そもそも異性と接することに抵抗を覚える人もいます
その方が無理をしてでも、恋愛をして結婚をするという選択をしにくくなるということもあります。無理をして、自分の感情に反してまで、恋愛や結婚をすることはないでしょう。
そして、苦手意識が長く続けば続くほど克服する、また慣れていくことは難しくなっていきやすいです。それに現在はあまり人と接さなくてもいいような世の中になってきました。そうなると、苦手なまま年月だけが過ぎていってしまうということもあり得るのです。
 
4.仕事で忙しいから
中年層だと仕事がある程度安定し、出世や昇給、また転勤や部署異動、それに転職等で仕事関連のことで慌ただしくもなります。
やはり、生活の多くの時間を仕事で割くため、仕事ですることが多くなると、恋愛をすること自体が後回しになっていってしまいます
その人の仕事に対する意識や軸足によっても差が生まれるでしょうが、仕事以外のこととの両立が難しいという人にとっては、恋愛や結婚が後回しになっていってしまうものなのです
 
5.人間関係が面倒くさいから
結婚をするとなると、お互いの家族のことや親戚といった、家族関係のつながりを意識して生活をしていかなければなりません
嫁姑問題というように、人と人とが関わり合うと何かしらの問題が生じてしまったり、新たに関係構築していくことが難しくなっていきやすくもなります。
恋愛中、結婚前にはあまり感じなかったことも、結婚をしてからは様々なこと、お相手の家のことが絡んでくるとそれがストレスになることでためらう場合もあるようです
 
6.家から出たくないから
家にいること、一人暮らしや実家暮らしが快適な場合は、そこから離れたくないと感じる人が多いようです。特に、家から出たことのない人は、新しい生活や家族と離れること、また他の人と同居することに不安を覚えます
また、子供の意思に関わらず最近は、親が子供を手放したくない、いわゆる外に出させたくない、ということも多いようです。このことを子供が小さい時から親に植えつけられると、子供の方も家から出ない、という意思を持ちやすくなり、自立することや結婚に至りにくくなる場合が出てくることでしょう。
 
7.自分一人で稼げるから
2.と対をなしますが、経済力があり自分一人で生活していても、今後どうにかなると思う場合もあります。恋愛や結婚となると、お金がどうしてもかかってきてしまうため、そこの部分においても躊躇してしまいやすくなります。特に、会社で多くの金額を稼いでいるような女性の場合は、収入の低い男性にあまり魅力を感じないような場合があり、結婚や恋愛にお金をかけるよりも、自分の力で生活や仕事のことをやっていきたいと考えていることが多いようです。
 
8.恋人はいるけど結婚はしたくないから
結婚をするとなると、婚姻届を提出して、苗字が変わってその手続きをして、相手の両親や親族、職場に挨拶をして、式を挙げて、というように何かとすることが多く慌ただしくなります
これを省けるものなら省きたいところなのでしょうが、現代社会ではなかなか難しい部分は否めません。それに、籍にこだわらなくてもいいようなライフスタイルも、幾分認められるようにはなってきました。もちろん、これ以外にも各々の事情があり得るでしょう。
 
9.老後に不安があるから
人生80歳以上は生きるという世の中になりました。そうなると、人生の半分以上をパートナーと共にしなければいけません
それに、いくら定年が延びてきて、70歳近くまで働けるようになってきているとはいえ、今後のことは誰にも分かりませんし、不安に思う面があります。
人生のその先について考え始める時期でもあります。それこそ、今後ますます一人にお金がかかり始めると言われている中、自分のことで精一杯だと思うのも無理がないわけです。
 
以上のように、30代や40代だから結婚をしないということではなく、たとえ若くても歳を重ねていても、結婚をするしないに関してはもちろん自由ですし、どのようなライフスタイルを送ろうがその人の自由でもあるわけです
結婚は一人では出来ません。相手がいて成り立ちます。
それに、結婚をすること、その価値観や想い、意識、それにお互いの家庭や家族間の事情、家柄、他にも様々な事が絡み合ってそれがある程度合致して成立します
 
30代になると、ある程度の価値観や趣味嗜好、それに家族間のことや人柄に関することの理解や配慮といったことはある程度理解できているでしょうから、あまり簡単には結婚することに踏み切れないという面も否めないと思います。女性と男性でも意見や考え方の相違があるため、特に女性の方は20代で結婚して子供を産む、というように男性と結婚に対する思いは違ってきます。30代にもなると、子供が欲しい方はよりそう思うのではないでしょうか。
 
一度きりの人生で、そう簡単に決められることではなくお互いのことでもありますが、後悔のない素晴らしい決断と選択だったと思えるようにしていきたいものです。
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。