kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

首を鍛えておいた方が良い理由

久しぶりに筋肉系の話題について書いていきたいと思います。ただし書く内容は極めてマニアックです。なぜなら「首」を鍛えることについて書くからです。
多くの方は首を鍛えたことがないと思います。それに、「首を鍛えないといけないの?首なんて鍛えなくてもいいんじゃない?」という声が聞こえてきそうです。
ましてや、女性からは「首を鍛えたら太くなってしまって嫌だ」という声が多く聞こえてきそうです。
 
そんな私も多くの方々と同じような意見でした。そもそも首を鍛えるということはどうしてなのか、と疑問に思う人が数多くいると思うので、その疑問をまずは解いていきましょう。
 
首の痛みは、およそ7割の人が一生に一度は経験すると言われるほど、よく見られる症状なのです
首の骨(頚椎=けいつい)は、重さが6~8kgもある頭を支え、上下左右に動かしたり、回転させたりと、複雑な動きをコントロールしています
それだけに、首には日頃から大きな負担がかかりますが、加齢によって首の筋肉が弱くなったり、運動不足で首をあまり動かさないでいたりすると、首の筋を違えたり、凝りから筋肉痛を起こしたりします
首の痛みの多くはこのようなタイプで、日常の習慣を見直したり、首の筋肉を鍛えたりすることで改善されます
 
しかし、加齢によって頚椎そのものも老化します。頚椎がすり減ったり、クッションとなっている椎間板の変形が生じたりすると、慢性的な痛みやしびれを起こすようになります。
頚椎の中央には、神経幹である脊髄が通り、脊髄から枝分かれした神経が肩や腕へとつながっています(※)。そのため頚椎が変形すると、首の痛みだけでなく、肩の痛みや手の痺れ、あるいは脚の痺れによる歩行障害、さらには排尿障害まで起こすこともあります
こうした症状が起こるようになると、本人も辛く、また治療にも長い時間がかかり、ケースによっては手術が必要となる場合があります。できれば初期段階(首の凝りや筋肉痛などの段階)で、早めに対処することが望まれます
(※)頚椎は、背骨の最上部にある7つの椎骨をいいます。椎骨と椎骨の間には、クッションとなる椎間板があります。また、頚椎を縦に貫く形で脊柱管という空洞があり、その中を脊髄が通っています。頚椎や椎間板が変形して脊髄を圧迫すると、様々な症状が起こります。
 
現代人は、パソコンとスマートフォンを、日常生活で多くの時間利用しています。
そのパソコンとスマートフォンの普及も相まって、首の痛みを訴える人が増えているのです。その最大の原因は、良くない姿勢を長時間続けることです。
パソコン作業をしている人の多くが、背中を丸め、顔を少し前に突き出すような姿勢をしています
この姿勢は、頚椎(後頭部の骨のこと)には不自然な状態なのです。特に、顎を突き出すと、首が後ろに反り、頚椎や首の筋肉を緊張させます。
長時間続けていると、首や肩の血液の流れが悪くなり、疲労物質の乳酸などが蓄積し、凝りや痛みを引き起こします(※)。
(※)最近の研究では乳酸そのものが痛みの原因ではなく、同時に生成されるヒスタミン、キニン、プロスタグランジンなどの物質が、痛みを引き起こすとも推測されています。痛みの発生メカニズムには、いまだ不明の部分が多くあります。
 
パソコン作業に限らず、一般的なデスクワークや、テレビをみているときなども、同様のことがいえるので注意が必要です。
首の痛みの予防と改善の第一歩として、背筋を伸ばし(背中を椅子の背につける)、顎を少し引く姿勢を心掛けましょう
そして時々自分の姿勢を見直し、意識的に姿勢を整える習慣を身につけていきましょう
また、長時間同じ姿勢を続けると、首の筋肉や頚椎に大きな負担となります。簡単な動作ですので30分に1度は席を立ち、次のような運動をしましょう。
1.首を左右にゆっくり倒す(5秒くらいずつ交互に5回)
2.顔を左右にゆっくり向ける(首の筋が少し張る位置まで向ける。5秒ずつ交互に5回)
3.肩を大きくゆっくり回す(前回しと後ろ回しを5回ずつ)
4.腕を上げてブルブルとふるわす(腕を下げてブルブルふるわす)
全て行っても3分程度なので、忙しい時にも合間をみつけて行ってみましょう。
 
身体を少し動かすだけで、血行が良くなり、疲労物質などが溜まりにくくなります。これらの運動は首、肩、腕などをリラックスさせるためですので、力を入れず、ゆっくり行うのがコツです
(急に強く動かすと、筋肉を痛めることがあるので注意してください)。
ただし、首の痛みが強い場合には、いきなり運動をしないようにしましょう。医療機関を受診して鎮痛薬などを処方してもらい、その上で医師の指導の下で運動を始めてください。
また、眼鏡の度が合っていないと、デスクワークのときに前かがみの姿勢になりがちです背筋を伸ばし、顎を引いた姿勢で見やすいように、眼鏡の調整をしましょう首の筋肉を鍛えることで凝りの解消だけでなく、小顔効果などのメリットを得ることができます
 
ここからは首の筋肉を鍛えることのできるトレーニングメニューを紹介します。そして、鍛えることによるメリットも解説しているので、そちらも参考にしてみてください。
首の筋肉を鍛えることで見た目にも、健康面においても両方においてメリットがあります
女性であれば首を鍛えることによって、フェイスラインがすっきりとすることで首と頭のメリハリができ、小顔効果を期待することができます
そして、健康面においても首回りの凝りの解消などを期待することができます。そのような効果がある首の筋肉ですが、鍛え方を知らない人が多いのではないかと思います。
 
そこで首の筋肉にあたる、胸鎖乳突筋と僧帽筋の鍛え方を解説しているので、参考にして日々のトレーニングに役立ててください。
・首周りの筋肉
1.胸鎖乳突筋
胸鎖乳突筋は首の前に位置している筋肉であり、首を曲げたり回したりと、基本的な首の動きに関与している重要な部位になります。
耳の付け根から鎖骨にかけて位置していて、鍛えることで太く、たくましい首回りを手に入れることができます
女性の場合は首もとがすっきりとし、フェイスラインを際立つというメリットも期待できるでしょう。
 
2.僧帽筋
僧帽筋は背中の最も表層に位置している筋肉であり、上部・中部・下部の3つに分けることができます。
僧帽筋全体が首の筋肉というわけではなく、厳密にいうと僧帽筋の上部が首の筋肉に当たります。上部は鎖骨や肩甲骨の引き上げ動作に関与していて、このあと紹介しているのは主に僧帽筋上部のトレーニンになります。
 
・首回りを鍛えるメリット
1.小顔効果
首回りを鍛えることで、小顔効果を狙うことができます。胸鎖乳突筋は首筋のラインを形成していて、このラインがはっきりとすることで、首と頭のメリハリができ、首と相対的に顔が小さく見えるでしょう
正面から見たときはもちろんですが、横からぽっこりと出る筋肉であり、フェイスラインを整えるのにも効果的です。実際に、多くの芸能人の方もトレーニングに取り組んでいる部位でもあります。
 
2.凝りの解消
首の筋肉の一部である僧帽筋を鍛えることは、凝りの解消にも繋がります
凝りの原因は、基本的に血行不良であり、僧帽筋を鍛えることで血流が促進され、肩こりの原因の1つを改善することができます。特に、凝りの原因になりやすいデスクワークが中心の人に、首の筋トレはおすすめです。
 
・首のトレーニングメニュー
1. ネックフレクション
ネックフレクションの正しいやり方
1. 膝を立てた状態で仰向けになる
2. お腹を凹ませた状態で、上体を持ち上げ、顎を引き、頭を起こし、セットポジションを作る
3. 首を支点にしていきながら顎を前後に動かす
4. 3の動作を繰り返していきます
・セット数の目安
1セット60秒を3セット繰り返すことを目標にしましょう。
・注意するポイント
1.上体を起こすときはあらかじめ腹直筋を縮ませて、なるべくお腹を凹ませることで、腹直筋の作用を減らしましょう。
2.トレーニングのフォーム自体が体幹を鍛えられるようになっているので、お腹周りの引き締めにも効果的です。
 
2. ネックエクステンション
ネックエクステンションの正しいやり方
1. ベンチにうつ伏せになる
2. 両手でプレートを持ち頭の上に乗せる
3. プレートを首で持ち上げるイメージで頭を上下させましょう
4. 3の動作を繰り返す
・セット数の目安
1セット8~12回を目安に3セット繰り返します。
・注意するポイント
1.反動を使ってトレーニングを行わないようにしましょう。
2.首の後ろ側を鍛えたら前側も鍛えるようにしましょう。その際は上記で紹介したネックフレクションに取り組むと良いでしょう。
 
3. ネックラテラルフレクション
ネックラテラルフレクションのやり方
1. ベンチの上に横を向いて仰向けになる
2. 片腕を床につけて、片手でプレートを持ち頭の上に乗せ体勢を安定させます
3. プレートの重さを感じながら頭を上下させる
4. 3の動作を繰り返す
・セット数の目安
1セット8~12回を目安に3セット繰り返します。
・注意するポイント
1.細かな動作が中心のトレーニングであるので、限られた範囲内でも大きく動くことを心がけましょう。
2.大きく動作することと合わせて、なるべくゆっくりと動作することで、トレーニングの効果を高めることができます。
 
4. ダンベルシュラッグ
ダンベルシュラッグの正しいやり方
1. 足を肩幅ほど開き直立する
2. ダンベルを両手に持ち体の脇にセット
3. 僧帽筋を意識しながら肩をすくめる
4. 最も高い位置で1秒間静止
5. ゆっくりと肩を元の位置に戻す
6. 4と5を繰り返す
・セット数の目安
1セット8~12回を3セット繰り返します。
・注意するポイント
1.セットポジションでは手の平は体の方に向けます。
2.肩甲骨のみを動かすことを意識しましょう。
3.反動を使ってトレーニングを行わないようにしましょう。
 
5. バーベルシュラッグ
バーベルシュラッグの正しいやり方
1. 足を肩幅ほど開き、直立する
2. バーベルをを両手に持ち、ぶら下げるようにして持つ
3. 僧帽筋を意識しながら肩をすくめる
4. 最も高い位置で1秒間静止
5. ゆっくりと肩を元の位置に戻す
6. 4と5を繰り返す
・セット数の目安
1セット8~12回を3セット繰り返しましょう。
・注意するポイント
1.バーベルは順手で握ります。
2.肩甲骨のみを動かすことを意識して肩をすくめましょう。
3.トレーニングは反動で行わないようにしましょう。
 
首の筋トレについて解説していきました。首のトレーニングは種類こそ少ないですが、首の筋トレを行うことで、身体の隅々まで鍛え上げ、フェイスラインや肩凝りの改善を目指していきましょう
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

シーズン前の選手の動きやチームの分析について

プロ野球やJリーグは、2月から各チーム温暖な地でキャンプインして、2月、3月頃からの長いシーズン開幕を迎えます。
各選手はそれ以前に各個人で暖かい場所に赴き、身体を動かし、来るキャンプインに備えています。
 
なぜわざわざ温暖な気候を求めて身体を動かしに行くのかというと、気候が暖かい方が身体が動かしやすいからです。
寒い所で身体を動かしても、なかなか身体がすぐに温まりません。それに、思わね怪我をするリスクが高まるからです。
特に、筋肉系統の怪我を招きやすく、筋痙攣や肉離れ、靭帯の損傷等の怪我が起きやすくなります
それは、日本に限らず世界各地のチームや選手は、温暖で施設が整った場所に赴き、そこでキャンプを行います。
 
私はそのような経験をしたことはないのですが、確かに同じ土地で気温が10度未満の気候の状況から、温かい室内に移動して身体を動かすだけでも、全然身体の動きが違いますし、気温の上昇とともに身体がすごくスムーズに動くことも実感しています。
特に、瞬発系の動きや、スピードを上げた練習、動作をする場合は、格段に良くなることが分かります。
ただ、普段寒い気候にいた人が急に動きのペースやスピードを上げてしまうと、思わね怪我を招くリスクが高まることは、頭に入れておかなければいけません
だから、季節の変わり目であったり気温が上昇したからと言って、いきなり全力疾走するなどの動作は危ないのです
冬眠状態の身体を急激に起こすのではなく、徐々に仕上げていくことは、なんとなくお分かりいただけたのではないでしょうか?
 
では、特に屋外でプレイをする選手やチームは、国内のどこで活動し始めるのかというと、沖縄県や鹿児島県、宮崎県といった南の地方で活動し始めることが多いです。
各選手は事前に、その周辺や暖かい気候の海外で身体を動かしていることが多いです。
 
ちなみに余談ではありますが、プロ野球選手に関しては、チームのベテラン選手は開幕までに自分の身体の調子の上げ方をある程度分かっているので、いきなりキャンプ初日に身体を仕上げるということはあまりありません。
開幕にピークを合わせていけばいいので、スロースタート、つまり徐々に身体を仕上げていくことが多いのです。
それに、野球でいうとメジャーリーグはあまりキャンプに期間と時間をかけません
短期間、短時間で集中的に身体を仕上げていくのです。チームでの練習は1か月を要しないのではないでしょうか?
もちろん、シーズンの期間の違いや気候、場所の違いがあり、一概には比較できませんが、日本とメジャーリーグでは、キャンプの仕方は大きく異なるのです。
 
スポーツが好きで特にプロ野球とサッカーに関しては、シーズンが開幕してからは、ほぼ毎日のように各チームの試合結果を見ています。
私はすごく熱狂的なファンのチームがあるわけではないのですが、好きなチームはあります。
まずサッカーに関してはプロ野球と違い、開幕まで1か月くらいで集中的に、温暖な土地でキャンプを行います。
その中で徹底的に身体を開幕に向けて仕上げていくのはもちろんのこと、チーム戦術の理解や戦い方、ポジショニング、俊敏性、体力等を総合的に仕上げなければいけません
ここもサッカーと野球を比較するのはどうかと思いますが、開幕に合わせて全てを仕上げていくことには変わりないと思います。
もちろん、他のバレーボールやバスケットボール、ラグビー等のチームスポーツに関しても同様のことが言えるでしょう。
 
以前にも「オフシーズンの選手の過ごし方」について似たようなことを書いたことがあります。ですので、ここからの詳細については省略させていただきます。
2月に入ると、連日のようにスポーツニュースで、各チームの状況や選手、チームについて報道されます
私は、このようなニュースを見ることが好きです。そして、各チームを総合的に見て、どのような最終成績になるかを予想することが楽しみの1つなのです
もちろん、国内であればプロ野球、サッカーの選手名鑑を、くまなく見ることが楽しみでもあります。

 
今からシーズン開幕までの時期ですと、様々なメディアで評論家や解説者の専門の方々が、各チームの戦力を分析して、どのような成績を残すのかを予想しています。
ただ、この予想が当たることは、残念ながらほぼないのです。実は私も10年近く前からサッカー(J1・J2)とプロ野球の順位予想をしているのですが、ほぼ当たらないです。
また、各専門家や評論家でさえも、ほとんど当たっていません。
5割当たればすごいと言えるくらいなのです。私は、専門家ではなく、ただメディアや雑誌、ニュース等の情報を見て総合的に判断しているだけなので、各専門家や評論家の方と同じようには言えないのですが、それでも当たったときは嬉しいですし、大きく外れた時は情けなくなります。(ただの素人と専門の方々とを同じ序列にして申し訳ございません)
 
スポーツは、シーズン中に何が起きるか予測がつきません。特に、昨年は新型コロナウイルスの影響で日程が大幅に変更になった上に、各チームの選手たちは自宅待機等で、思うように練習ができない日々を過ごしていたことと思います。
しかもその間は、戦術練習や連携等のチームプレーが進みません。チームプレーの肝となる練習ができないことは、チーム関係者の1番の苦悩した点ではなかったでしょうか?
数か月間の中断の後に再開されましたが、今度は年内にリーグ戦を終わらせるために、過密日程となりました。だから、今までに経験したことのない1年になってしまったことと思います。
通常のシーズンでも3月頃から12月くらいまでと、かなり長い期間コンディションを整えたり、ベストパフォーマンスを発揮しなければならないのです。だから、様々な予期せぬことや不測の事態が起こることが、いつ起きてもおかしくないのです。これは、他のスポーツでも同様のことがいえるのではないでしょうか?
 
2021年のシーズンは、今まで通りにシーズンが開幕される予定ですが、現状何が起きるのか予測がつきません。
ただ、プロ選手である以上は、通常通りに開催されることを願って準備をするしかないのです。
ですので、2020年より前の、通常のシーズンと同じような見方をする必要があるでしょう。
 
2月は各チームの全選手にとって、重要な時期を過ごします
2月、3月のシーズン開幕前のチームスポーツの選手は、どのようにして調整していくのかというと、
・基礎体力の向上
・総合的な筋力アップを図ること
・怪我をしない身体作りとメンテナンスや身体のケア
・以前怪我や不調だった箇所の回復度合いと状況の確認
・チーム戦術の落とし込み
・各ポジションでの個々の役割の理解
・チーム・個人の目標の確認または再確認、あるいは修正
・使用する用具や道具の感覚や準備
・試合形式での練習を通しての実践感覚のブラッシュアップ
・自分自身の1番状態の良い時の体重や体脂肪の数字で表されるものの調整と感覚のキレの呼び起こし作業
等が挙げられます。
シーズン中よりも選手を含め、スタッフやチーム関係者一同は、行うことがシーズン中より多いのです
また、選手はチーム内の競争に勝ち抜くために、周りよりも数段上の努力と練習が必要になっていきます
努力することは当たり前なので、それ以上のことを選手は自分自身でも考えつつ、チームの方針にも従い行動しなければならないのです。
 
細かい技術面や内容はもちろん知らないので、この場では語れないのですが、一たび故障や怪我、体調不良で数日休むだけでも、すぐに競争の輪から振り落とされる可能性が高くなるのです。特に、レギュラーが確約されていないような若手選手にとっては、この時期の自己管理がかなり重要な要因となることでしょう
 
身体を絞り作っていく時期や、練習量を上げているときというのは、故障や怪我、体調について紙一重で調整していく必要性がありますまだこの時期は肌寒いので、体調を崩しやすいです。想像しただけでも大変だということが理解できると思います。
特にチームスポーツでは、レギュラー級の選手が脱落すると、待ってましたとばかりに次から次へと、新しい選手が台頭していきます
これをきっかけにチャンスを掴む選手もいれば、失う選手もいるわけです競争が激しい方がいいのは言うまでもないのですが、怪我や故障等で脱落すると、チーム全体にも迷惑がかかります。自分のことさえよければいいわけでは決してないのです。
 
全選手は開幕のスタメン、ベンチ入り、出場、そしてチームの勝利や目標、個人の成績を残すために練習を繰り返します。そのスタートを幸先よく切りたいのは言うまでもないでしょう。
ですので、私たちは各選手や各チームがどのように動いて、練習して、成果を出していくのかを、これからの時期は楽しみにしていきましょう
楽しみ方は各々あると思いますが、自分なりの楽しみ方を見つけて、来るシーズン開幕を待とうではありませんか。
 
応援しているチームや選手、またこれからスポーツを見てみようとしている方は、どんなところに注目して見て行けばいいのでしょうか?その見方を私なりに簡単にまとめてみました。
・自分の開幕スタメンの予想オーダーを考えて組み立ててみる
・レギュラー選手や注目選手の調整具合は順調に来ているのか
・サブの選手の層は厚いのか
・レギュラー争いが激しいポジションはどこなのか
・成長著しい若手の注目選手
・ベテラン選手の身体の仕上がり具合
・昨シーズン怪我で欠場した選手の回復度合いや復帰の目途
・チーム全体の勢いや雰囲気は良いのか
・昨年とチームが変わったところ
・チームスローガンや目標に向かってチーム一丸となっているのか
等まだまだ数多くあると思います。もう私は待ちきれません。
これからの数か月間は、選手名鑑や雑誌等を片手に、スポーツニュースや番組を楽しみにして、また観戦に行かれる方は、対策をしっかり行って見にいかれてください。
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

免疫力を高めるための食事について

2020年、2021年と新型コロナウイルスの世界的な流行により、以前よりも健康について自分自身で管理する力が問われていると思います。
いかに新型コロナウイルスに感染しないか、体調を崩さないかということに、これからもしばらくは神経を使うことと思います。
これは、日本全国民のみならず、世界中の人々がそう思って生活をしています。
 
健康的な生活をする上で欠かせないことは、皆さんもご存じだとは思いますが、「睡眠・栄養・休養の3つのバランスを適切に保つこと」です。
このうちのどれかが欠けてもいけませんし、疎かにしてもいけません。特に冬場は風邪をひきやすい時期です。
 
昨年からは以前にも増して、自己免疫力のアップに努めることがかなり重要になりました。
確かに、1年中体調を崩さないことは基本的なことで当たり前なのですが、体調を崩すリスクは極力このご時世避けたいものです。
それに、市販のお薬等に頼る生活も極力避けたいと思うことでしょう。だから、上記に挙げた3つの大切な要素を守らなければいけません。
 
そこで今回は、免疫力を高めるための「栄養面」にスポットを当ててお話を進めていきたいと思います。
人は食事を摂ることで身体が作られていきます。そのようなことは分かっているとお思いでしょうが、皆さんは普段の生活できちんとした食事が摂れているでしょうか?
少しでも首を傾げる節がある方は、普段の自分の食生活について考え直してみる必要があると思います。
 
やはりバランスが崩れているとき程、体調を崩しやすくもなります
私たちの身体が感染症などに対して、抵抗力を獲得する現象を「免疫」といいます
この免疫の働きは、個々人により強弱の差はあるものの、誰もが持っている生体の防御システムです。しかし、ストレス過多や身体の冷えなどにより、免疫力が低くなっている人が多いといえます。
免疫力が低下していると、風邪を引きやすくなったり、感染症にかかりやすくなったり、アレルギー性の病気や生活習慣病、がんなどの命に関わる病気を発症するリスクが高くなったりします
病気だけでなく、免疫力の低下によって血行が悪くなると、新陳代謝も低下して美容の面にも悪影響が現れることがあります。
そして、免疫力は加齢や過剰なストレス、生活習慣などによって低下するとされています
そのためにも免疫力を高めておくことが、先程のような病気の予防になるといえるでしょう。
 
免疫力を高めるためには、私たちはどのようにして生活いけばいいのでしょうか?
そこでまず、食事や栄養面を中心に、免疫力アップのヒントとポイントについてお伝えしていきます。
発酵食品と食物繊維は、体内の免疫の60~70%が存在すると言われる、腸の環境を整えるのに不可欠なものです。また、腸内環境を整えることは便秘の解消に結びつき、肌荒れといったトラブルを減らし、大腸がんなどの病気のリスクも少なくできる可能性があります
たんぱく質やビタミン、ミネラル類は、免疫細胞を産生したり活動を活性化したりするのに必要です。もちろんこれらの栄養素が、健康的な生活に直結することは言うまでもありません。
 
それ以外にも、免疫力を落とさないために毎日の生活で心掛けたい点があります。それは、自分の平熱を知ることです。「体温が1度下がると免疫力は30%落ちる」と言われています。平熱が36度を切る人は、免疫力が低くなっているおそれがあるのです
 
それを取り戻す方法の1つが、筋肉をつけることです。運動をしていない状態でも、筋肉は常にエネルギーを代謝して熱を作っています。体温のうち、約40%が筋肉から産生されているとも言われているのです。
間違ったダイエットで体重を落としても、筋肉が落ちてしまっては何にもならないのは、免疫力の面から考えても当然です。また、最近の研究では、筋肉を使った運動で分泌される生理活性物質は、脂肪を分解することで肥満の予防に役立つことが分かっています
筋肉の減少を防ぐためには、ウォーキングよりも少し負荷のかかる運動を、週に2~3回続けることがポイントです
そして、熱を産むために必要な糖質を適度に摂ることも必要ですたんぱく質も筋肉の元になるだけでなく、熱産生に必要です。また、各種ビタミンやミネラル類も、熱産生をサポートするためには欠かせません
 
ではなぜ、体温が上がると免疫力が上がるのでしょうか?
その理由の1つが、血流が良くなることです。血液の中には当然、免疫を担当する細胞が集まっている白血球がありますが、白血球が体中の隅々を巡ることで、免疫力が発揮されるからです。
そしてもう1つの理由が、酵素の活性化です。食べ物の消化吸収や細胞の新陳代謝などで活躍するのが酵素で、私たちが生きていくために必須のものです。そのような重要な酵素なのですが、1番活性が高まるのは体温が37度前後と言われているのです
免疫力が低下していないかどうかを把握するために、普段から自分の平熱を測っておくことも重要と言えるでしょう。1日1回体温計で測定することを、しばらく続けてみるのはいかがでしょうか?
 
必要な栄養素は、サプリメントなどに頼り過ぎるのではなく、毎日の食事で摂るのが本来の形です。どの食材が有効かということにこだわりすぎるよりも、自分が普段あまり食べていないものに手を伸ばすことも考えていきましょう。
例えば、葉物野菜だけでなく根菜、豆類といった複数の食材を摂ることです。朝食で卵、昼食で肉類を食べた時には、夕食は魚にするなど、おかずのバリエーションにも気を配ってみましょう。また、外食をする場合、定食屋では筑前煮、ひじきの煮物、切り干し大根といった小鉢を、ファストフード店ではサラダをプラスするのも良いでしょう。
 
いろいろな食材を摂ることこそ、多くの栄養素を摂ることに繋がります。そして、旬の野菜や魚類を食べることは、栄養面だけでなく美味しさの面でも効果的ですし、季節ごとに新鮮な感覚で食べることができます。楽しく食事をし、そして筋肉をつけて免疫力アップに繋げましょう。下記にその効果について簡単にまとめました。
1.腸を元気にする
腸の中には善玉菌と悪玉菌、その都度どちらか強いほうに付く日和見菌の3つに分けられ、善玉菌が多いと免疫力が高まります
脂肪の多い食事、ストレス、睡眠不足、冷えなどで腸の元気がなくなってしまうと、悪玉菌が増えすぎてしまい、免疫力が低下します
善玉菌を増やすためには、食物繊維を積極的に摂ることが大事です。特にぬるぬるとしている食品であるオクラやモロヘイヤ、海藻、こんにゃくなど、水溶性食物繊維を含むものは、善玉菌を増やし、便秘を解消し、免疫力を高めてくれます。
また、ヨーグルトに含まれるビフィズス菌には、細胞膜に免疫力を高める働きがあり、ビフィズス菌が腸内で作る酪酸は、大腸がんを抑制すると言われています。
 
2.身体を冷やさない
身体が冷えると、肩こり、腰痛、下痢、便秘、生理不順、貧血などの様々な不快症状が現れます
身体の冷えは、自律神経を乱し、免疫力が低下します。冬はもちろんのこと、夏でも冷房などで身体が冷えないように、襟巻きや靴下、腹巻などを利用して冷え対策を行いましよう。
 
3.ストレス解消
ストレスを受けると、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、交感神経が優位になり、その結果免疫力が低下します
ストレス解消は、人によって様々な解消法があると思いますが、1番簡単で誰でもできることが「入浴」です。ぬるめのお湯に浸かってリラックスし、夜更かしをしないで、十分な睡眠をとりましょう。
 
・免疫力を高める抗酸化食品について
免疫力を高めるには、活性酸素を取り除く効果の高い抗酸化食品を積極的に摂りましょう抗酸化物質とは、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群、β-カロテン、ポリフェノールなどで、野菜や果物に多く含まれています
 
・免疫力を高める食品
1.にんにく
にんにくは、アリインというたんばく質が多く含まれていて、アリインが酸素に触れると、アリシンに変化します
アリシンは、細胞内に浸透しやすく、酸素と結びつきやすい性質で、細胞膜や遺伝子の代わりに活性酸素に利用されて、体外に排出してくれるのです。
にんにくには、こうした抗酸化作用によりがん予防や免疫強化作用に優れているので、1日1~2片ほどの適量を取ることをおすすめします
 
2.バナナ
バナナは、白血球の働きを高めて免疫力を高めます。栄養価も高く、消化吸収が抜群です。便秘を防ぐので腸内環境が整い、がん予防に役立ちます
 
3.かぼちゃ
かぼちゃにはβ-カロテンが豊富です。β-カロテンは、粘膜などの細胞を強化して免疫力を高めます。
また、β-カロテンには抗酸化作用もあり、老化やがん予防に効果があると言われています。かぼちゃはビタミンCやE、葉酸なども含まれており、食物繊維も豊富に含まれているので、理想の健康食品と言えます
 
4.ヨーグルト
ヨーグルトは、腸内の善玉菌を増やして免疫力を高めます。ヨーグルトの中に含まれる乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌には、血圧の上昇を抑えることやコレステロール値を下げる働きがあります。 
また、インターフェロンの体内産生を促進するので免疫機能に有効です。
 
ここからは、「免疫力」についてもう少し詳しく、細かく見ていきたいと思います。
そもそも免疫力というのはどういうことなのでしょうか?免疫とは、「疫=病気」から逃れる仕組みのことです。免疫は、「自然免疫」と「獲得免疫」の2つに大きく分けることができます。
体内に侵入してきた病原体に、最初に反応するのが自然免疫です。ここで活躍するのがマクロファージやNK(ナチュラルキラー)細胞、好中球などの免疫細胞です。これらは細菌やウイルスを認識して攻撃し、私たちの身体を守ります
そして、自然免疫の攻撃を逃れた病原体に対応するのが、獲得免疫です。T細胞やB細胞がその主役で、リンパ球の一種ですからTリンパ球、Bリンパ球とも呼ばれます。これらは病原体を認識し、その種類を特定して抗体を産生することで免疫力を発揮します
 
これまでは自然免疫は記憶されないため、常に侵入してきた病原体と闘わなければならないとされてきました。それに対して、獲得免疫は記憶することができるため、ある特定の病気にかかると「免疫ができたから今後は病気にはかからない」という状態になるのです。
しかし、自然免疫にも記憶があることが、最近の研究で明らかにされました。しかも、特定の抗原の情報を特異的に認識する獲得免疫の記憶と異なり、自然免疫の記憶には特異性がないという特徴があるとされています。この研究成果によって、近い将来アレルギー発症のメカニズムが解明されたり、効率的なワクチンが開発されたりすることなどに結びつくと期待されています
 
私たちの身体は、免疫が働く前に、他の方法で守られています。
異物が体内に入り込もうとすると、せきやくしゃみで排出しようとするのもその1つです。1日1リットル以上も分泌されていると言われる鼻水も、気道の粘膜を病原体から守るためのものです。
花粉症の症状で鼻水やくしゃみが多いのも、花粉の侵入を防ごうと反応してしまっているのです。そのため、粘膜が渇いてしまうと、病原体の侵入を防ぐことができなくなってしまいますので、注意が必要です
気道を通り抜けた病原体に対しては、胃液で対応します。胃液は食べ物を消化するためだけにあるのではありません。強い酸性の胃液によって、病原体を殺菌するのです。
また、私たちの皮膚には常在菌があり、これが病原体の感染を防いでくれます。真菌による感染症などが報告されることもありますが、多くの場合、傷口から病原体が侵入してしまったものだとされています。
つまり、健康な状態の皮膚は、病原体から体を守ってくれているのです。そして、これらの防御で侵入を防ぎきれなかった病原体に対して、対応してくれるのが免疫なのです
 
・免疫はどのようにして働くのでしょうか?
免疫細胞と呼ばれるのは、マクロファージやNK細胞、好中球、好酸球、好塩基球、T細胞、B細胞などで、いずれも白血球に含まれる細胞です。
厳密にいうと、マクロファージは血液の中では単球(単核白血球)として存在しますが、血管壁を通り抜けて組織に入り込むとマクロファージになります。白血球のなかでも、マクロファージが1番大きいのも特徴です。
免疫細胞は、身体の至る所で病原体と闘ってくれています。それだけでなく、あるポイントではこれらが集団で、病原体を捕らえて対応します。それは小腸に20~30か所あると言われる「パイエル板」という組織です。
パイエル板はリンパ組織で、食べ物や微生物などをそのまま取り込みます。その奥ではマクロファージやB細胞、T細胞などが待ち構えており、病原体などを撃退するのです。
マクロファージは、病原体を食べてくれます(「貪食」といいます)。そして、活性酸素などを利用して殺菌を行います。NK細胞はウイルスや細菌だけでなく、がん細胞に対しても免疫力を発揮します
T細胞は、ウイルスに感染した細胞やがん細胞を除去します。B細胞は、T細胞のアシストによって抗体を産生します。
さらに好中球は、細菌や真菌などの病原体を食べたり殺菌したりします好酸球や好塩基は、主に寄生虫などに対応します。
また、樹状細胞というものもあって、これはT細胞が活動するのを助けます。ちなみに2011年のノーベル生理学・医学賞は、「獲得免疫における樹状細胞の役割の解明」によってラルフ・スタインマン博士が受賞しました。
つまり、樹状細胞がどんな働きをしているかが明確にされたのは、つい最近のことなのです。
これらのことでもお分かりのように、体内に侵入してきた病原体に対して身体を守るのと同時に、体内で発生したがんなどに対して闘ってくれるのも免疫なのです
 
・ストレスが多いと免疫力が低下する
ストレスが全くないと言える人は、ほとんどいないのではないでしょうか?身体と精神を休めるためには、睡眠が1番重要です。  
免疫力を高めるためにも1日7~8時間は眠ることです。皆さんも経験があるかと思いますが、睡眠不足が続いていたり、良い眠りができていなかったりすると、風邪をひいたり、体調を崩したりします。
十分な睡眠を取っていると、免疫力が上がり、病気になりにくくします
そして、良い睡眠をとるためには入浴はかかせません。1日の疲れをリセットする入浴は、シャワーだけで済まさずしっかりと湯舟に浸かり、リラックスしましょう。
 
・間違ったダイエットは免疫力を低下させる
ダイエットとは本来、病気治療や健康増進を目的とした食事療法、またはそのための特別食、制限食のことを言いいます
一般的には、美容、肥満防止のための食事制限や、減量法の意味に使われることが多いのです。テレビなどでダイエットの特集番組があるとすぐに飛びつく人がいますが、ダイエットの危険についても知っておくべきです。
そこで注意したいことが、例えば単一の食品だけを取り入れるようなダイエットです。1日中キャベツばかりを食べる、リンゴ、バナナ、さらには水だけというようなダイエットをしている人までいます。
これでは、必要な栄養が全く摂れず病気になってしまいます。肥満になってしまう原因の1つに、摂取したエネルギーを消費できていない点にあります要するに運動不足の状態  
運動量が少ない人は、摂取カロリーを少なめにしないといけないのですが、ついつい美味しいものや自分が好きなものをしっかりと食べてしまうため、肥満になります。
肥満がどうしていけないのかというと、高血圧や高脂血症などあらゆる生活習慣病の引き金となり、生命を脅かす恐れがあるからです栄養不足にならないように、適正な体重にすることを忘れてはいけません
 
最後に、上記と重複する部分はありますが、簡単に「免疫力を高めるために日常生活で気を付けること」についてまとめました。
1.良質な睡眠(8時間以上)を取る
→寝る前にスマホを見ない。起床時にカーテンを開け日光を浴びる。適度な運動をする。
2.体温を上げて免疫力をアップさせる
→湯船に浸かる。温かい飲み物を飲む。普段から身体を冷やさない。
3.バランスの良い食事を心掛ける
4.過度な飲酒を避ける
5.ストレスを溜めない
→細かいことは気にせずによく笑う。リラックスして過ごす。
6.喫煙を控える
以上のことでまず自分ができることから実践してみてはいかがでしょうか?
これからも体調を崩してしまわないように、日頃から意識して免疫力を高めて、健康な身体を目指していきましょう。
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

私の学生時代の就職の考えについて(大学)

私は、高校を無事に卒業し、大学に進学することができました。私の通っていた高校は、多くの生徒が大学に進学していました。
そのため、最低でもどこかの大学に進学したいという思いと、浪人生活だけはしたくない、という思いが強くありました。
両方とも叶えられたといえばそうなのですが、悔しい想いは少しですがその当時はありました。
 
ただ、その思いについて私の場合は、いい風に変えられたのかなと今では思っています。
ただ単にもっと頭のいい大学や、知名度の高い大学、希望通りの大学に進学をするのであれば、浪人生活を送ることが可能です。
しかし、大学が全てではないとも思っています。言い方は悪いですが、超一流大学に進学しようが、無名の大学に進学しようが、要は自分次第です
超一流大学に行って何もしないで単位を取らずに、浪人して自主退学をするくらいなら、無名の大学に行って、きちんと授業を受け続けて就職先が決まり、無事に大学を卒業するのであれば、後者の方がよっぱどいいと思います。
そこについても賛否両論はあるでしょうが、少なくとも私はそのように考えます。
 
大学という場所は、言い方が悪いのですが、別に無理に行かなくてもいい場所でもあります。
大学になんとなく進んだ人は、
履歴書に大学名を書きたい、ステータスがいい、良い就職先が見つかりやすい、みんなが大学に行っているから、大学に行けばなんとかなるから
などというような理由があることでしょう。
 
それが悪いわけではありません。本当に様々な人が学びに来ている場所です。
大学という場所で勉強をすることは、完全に自分の行動と意思次第で、良くも悪くも変わってしまう場所だと思いました
高校生の時とはうって変わって、自分が知らない人ばかりが集まっています。ということは、大部分は自分の意思の下で行動しなければいけなくなります。だから、もう大人として行動しなければなりません。
 
だから、大学に行っても高校生気分が抜けきれない人というのは、他人の言われたとおりにしか行動ができないでしょうし、自分で生活面の管理ができないことでしょう
そんなことを言っている私は、大学から一人暮らしを始めましたが、以前にもお話しました通り、まったくもって子供のままでした。
もちろんある程度はいいのでしょうけど、自立しようと心から思っていなかったのかもしれません。
 
本題から逸れてしまいましたが、大学の進学にあたり高校生の頃に抱いていた、スポーツ関係の仕事に就くことは諦めました。そして、公務員になろうと一気に方針転換を図ったのです。
なぜそのような考えに至ったのかというと、私が進んだ学部が影響していることと、近親者に公務員の人が多かったこと、そして親が以前から「あなたは公務員向きの性格だからその道に進んでみたら?」と言われたことにあります
 
私は中学、高校、大学と各ステージで、将来就きたい仕事が変わっています。今思っても私の考えはブレているな、と感じていますし、他人からそう思われても否定もしませんし、何を言われようとも全てを受け入れます。
要するに、「中学→自動車関連、高校→スポーツ関連、大学→公務員」なのですからブレています。
もともと公務員になりたいと学生時代から思っていたのとは違い、大学生から思い始め、行動に移し始めました。そのことが悪いのかどうかは分かりませんが、高校時代までは一体何だったんだといえるでしょう。
 
人生は幾度も方向転換をするときがやってきます。私はまさにそうです。
大学時代の卒業までの行動について結果論から言うと、試験は不合格が続いて、一般の就職試験を受けて、とある企業様から内定を受けて、というように進み大学を卒業しました
「何回も失敗して上手くいかないことばかりだ」と、何度も何度もこのときは思っていました。
自分の努力が足りない、自分の能力が不足している、なぜ自分ばかりそうなるのだろう、というように思い詰めて路頭に迷っていました
私の悪い所ではあるのですが、あまり人に相談や弱音を吐かずに、「自分でどうにかする、しなければいけない、努力が足りないだけだ」ということだけを思っていたことが多かったです。
 
大学生活を簡単に振り返りまとめると、1年生から公務員になるという決意と意思の下、毎日のように勉強をしていました。そして、大学にもほとんど休むことなく授業に出席して、単位を取り続けていました。趣味であるマラソンやスポーツ観戦も頻回に行っていましたし、都心部での生活は充実したものでした。
だから、進学したこと、その大学に行けたことは、今も昔も全く後悔していません。幸い、学校の友達や仲間、ゼミ生、サークルの知り合いの方にも恵まれ、本当に充実した学生生活でした。
ただやはり、最後の最後、就職に関することは、思うような結果が残せなかったので、後悔しか残っていません
もちろん、就職の内定や試験に合格することが全てではないことは、重々承知しています。
その当時もっと勉強していれば、希望通りの結果が得られていたのかということは分からないのですから。
それは卒業して社会に出てからの自分の行動次第で、良いようにも悪いようにも変えられるとも思います
 
振り返ると、私自身の公務員試験に対する考えや認識の甘さ、何とかなるという部分が強く、危機感が薄かったのではないかと今は思います
大学1年から勉強してきて、大学内にある講座にも通い、参考書を買いあさり、対策を練り、勉強してきました。
試験は4年生の春頃から毎月のように、一次試験が行われます。私は、公務員になりたい、ではなく公務員になるんだ、という意思を持ち続けていたため、全くと言っていいほど、民間の採用試験には目もくれませんでした。
その後、試験と同時に、結果が発表されていき、次第に雲行きが怪しくなっていきます。
もう後がない、厳しい、と思い始めた時には、周りの友達やゼミの仲間は、次々と就職内定を得ていったのです。
この時の心境は、焦り、いら立ち、不甲斐なさ、こんなはずでは、まだ大丈夫、自分を信じろ、なんとかなるなど様々な気持ちが複雑に絡み合っていました
 
受けることのできる公務員試験は片っ端から受けましたが、結局どれも不合格で、夏過ぎくらいからは、民間の就職試験に切り替えざるを得なくなりました。
このときも大学受験のときと同じで、公務員浪人は考えませんでした。その当時はとにかくすぐに切り替えようと必死でした。
 
公務員試験に限らず、私のように民間の就職試験にも何度も不合格の通知を受けました。
私のように何度もダメなときはあると思います。1回ですんなりと合格するという方がかなり珍しく、やはり上手くいかないことの方が多いでしょう。
特に、本命の企業や第一志望のところである程、ショックの大きさは計り知れないと思います。
 
私は、何十社、いやそれ以上数えきれない程受けました。内定を頂いたところもありました。しかし私は最終的に、どこの会社で働くことにしたのかというと、その会社のブランド力で決めてしまったのです。
世間体とか気にする必要はないのに、その会社が受かったと周りに言いたいがために、その会社に行くという選択をしてしまったのです。
 
だから、私のように安易に決めて、結論を出してもらいたくないのです。もし民間の試験でどうしようかと悩んでいる人がいたら、私は次のように言いたいです。
・ブランド力や大企業は確かに大事だが、そこであなたが何をしていきたいのかの方が大事である
・自分がその会社で働いて活躍できているか想像ができるか
・希望の配属先や部署に行けなかったとしても悲観することはなくそれが全てではないから
・名の知れない企業の方が昇進できるチャンスや活躍できる可能性が広がりやすい
・希望する企業に行ける方が珍しいと思ったほうがいい、世の中には数多くの企業があるから範囲を広げて探していくことを勧める
・新卒で就職してそこの会社が全てだと思わなくてもいい
・公務員で就職して嫌だから転職をすることの方が難しいことも頭に入れておくべき
楽して上手くいくほど人生は甘くない」と言われますが、まさにその通りで、上手くいかないことの方が多いと思います。
運が悪い、努力不足、自分が全て悪い」決してそんなことはありません。
精一杯その日ベストを尽くしたならあとは「人事を尽くして天命を待つしかないのです
 
私がこうやって書いてきたのも、何度も失敗ばかりしてきて、その失敗したことを少しでも読んでくれる人に参考になれば、と思って書いているだけです
この記事と前回の記事を読んで、何か得られたことがあるのならば幸いです。
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

私の学生時代の進路の考え方について(高校編)

前回は、中学生時代の進路の私の考えや行動について書いていきました。
 
今回は、高校生の頃について書いていきたいと思います。
高校生になると、中学生のときとは違い、1年生の頃からある程度は自分の考えや意見、今後のことについては考える機会が増えます。
それに、高校生の時も中学生と同じ3年間という期間ではあるのですが、中身が濃かったという印象でした。
 
まだまだ未成年者ではあるものの、高校生はだいぶしっかりとした考え方を持てるようにもなる時期ではあります。
そして、先生や親、同級生、先輩、後輩、部活動の仲間や友達等とも、活発にコミュニケーションを図る機会が増えます。
それと同時に、様々な情報を得ることができ、それによって、今後の自分の人生の指針や方向性について考える機会ができていきます
 
私は、普通科進学校に進学したため、勉強と部活動の両立を、高いレベルで頑張っていこうという思いで高校生活を送っていました。
もちろん、将来どうしていきたいのかということについては、日々頭の片隅においていました。大学に進学したいという思いとともに、どこの大学に進学すれば、自分の夢や目標に近づけるのか考えながら生活を送っていました。
 
私は、高校生になってから、将来の夢や目標についての考え方がガラッと変わりました
進路を方向転換したことにより、その頃の考え方を切り替えて違うことを目指していこうと思ったのです。
その切り替えは比較的早くできたと思います。
 
私は、もともと幼い頃からスポーツが見るのもするのも好きでした。
それは家庭環境の影響が大きいのですが、そのせいか何かしらスポーツに関する仕事に就きたいという想いは、幼い頃から抱いていたのです。
小学生のときは、スポーツ選手になりたいと漠然と思っていましたし、中学生の時は前回書いたように、スポーツ選手としてでも、ある程度仕事になるようなことがしたいと思っていました。
当時のレベルは低かったですが、高校生の頃も少しだけ、できる限りプロアマ問わず、「選手」として活躍したいと思っていました。
 
そして、普通科の高校ではありましたが、体育系の大学に進んで研究や勉学に励みつつ、スポーツのクラブ活動でも本気でやっていきたい、という想いを抱くようになっていきました。
私は、体育が特段得意で、かつ運動神経が良いかと言われれば、決してそんなことはありません。
だから、体育系の大学でも教員になるような大学ではなく、スポーツのことを学べるような大学について興味を抱き、考えるようになっていったのです
そのような考えは、高校1年生の早い段階から思うようになりました。そして、高校を卒業するまで、私の考えはあまりぶれずに突き進んでいったのです
 
このことについて、私の親や兄弟、親戚、友人はもちろん、先生にも話はしていました。
中学生のときと比較することはおかしいとは思うのですが、高校を卒業した後の進路については、低学年のうちから自分の考えを持っている人は多くいました。
ましてや、普通科ではなく工業高校や商業高校のように、勉強の教科をある程度絞っていたり、クラスメイトや先輩方、卒業生が似たような進路を辿っていたりすると、進路先は狭まってきます。
ただ、まだ方針転換が充分に利く時期でもあることは事実でしょう。特に、普通科のような高校であれば、私の周りもそうでしたが進学先や就職先はバラバラでしたし、それこそ40人いれば40通りの考え方があり、進学あるいは就職していたように思います。
 
話を戻すと、私が高校1年生のときに、自分が高校を卒業したらどうしていくのかの考え方について、当時を振り返りながら思い出せる限りまとめました。
進学校だからまずは勉強を頑張る
・そしてクラス、学年で上位の成績を取る
・勉強はもちろん部活動も頑張る
・部活動では県で入賞するレベルになりその上を目指せる選手になりたい
・部活動で大学からスカウトがきたら嬉しいのでそれもモチベーションにする
・通知表の成績が大学の推薦入試に影響するのでどの教科も疎かにしない
・中学生時代の考え方は忘れて新たな道、目標に向かって勉強なり部活動をしていく
 
上記にあるように、前回書いた中学生時代に抱いていた、サッカーを高校の部活動でするという道は、高校に進学してからは諦めました。
やはり、中学生の3年間で陸上部をしていて、全くといっていいほどボールを蹴らなかった人が、その間ずっと蹴っている人と比べたら、技術面で雲泥の差となります。
その逆のパターン(中学生のときはサッカー部で、高校生のときは陸上部)の陸上競技の面では才能が開花して、大学、実業団と活躍して進む人は数多くいます。しかしさすがに、高校からサッカーをまた始めてトップレベルに行くには、並大抵の努力と覚悟、才能がないと上の世界では通用しないと思いました。
自分にそこまでサッカーの才能があったわけでもないですし、走ることが好きで陸上部で走ることを追求し、陸上競技なら可能性がその先あるかもしれない、とも思うようになりました。
だから、中学生のときとは違って、もっといい成績を残したいという思いで部活動だけでなく、休みの日も練習をしていました。
 
高校生の時は、「文武両道」というのが意外と難しいと思ったのも事実です。確かに、両立はしていましたが結果を見ると、私の理想には届きませんでした。
両方をバランス良くできている人は、世の中多いと思いますし、実際にうまくできている人が身近にいました。なぜ自分はそれができないのかと、高校生のときは悩むことが多かったです。
 
私がもし今高校生に戻れたとしても、果たして文武両道が高いレベルでできて、満足のいく高校生活を送れて、希望の進学先に進めたのかと言われると、かなり疑問符がつくのではないかと思っています。それくらい自分のできる最大限の努力をした高校生活だったと思っています。
学年が上がるにつれて、自分が今後どうしていきたいか、果たして本当にこの大学に進みたいのか、大学に進学した後に自分はどうなりたいのか、といった自問自答をする時間や、誰かに相談する時間は、中学生のときよりも確実に増えていったと思います。
 
高校の3年間という期間と時間は、人生の中でも濃密で、かけがえのない時間を送ることと思います。
そして、感受性が豊かな時期でもあるので、様々なことを経験して、自分の成長の糧となり、身になり、学び成長していきます。進路の意思決定をしたり、この先のことを考えたりする時間以外にも、友人関係や様々な人との出会いを通しても、かけがえのない時間はすごくありました。
 
と同時に、3年間はあっと言う間に日々が過ぎ去るので、悠長にも構えてもいられません。中学生の時の記事の中でも書きましたが、そのときと同じく精神面と身体面のバランスがすごく成長するのと同時に、崩れやすい時期でもあります
だから、子供を支える周りの方々のフォローや協力体制は絶対に欠かせません
子供の意見を尊重する姿勢や後押しは、より重要になるでしょうし、もし親と子の意見が合わないようなときであっても、お互いが話し合いを納得するまでしていく必要があるでしょう
それでも折り合いがつかないのであれば、三者、つまり先生等が間に入って、意見を聞き入れて親身にアドバイスする関係を築くことが大切になっていきます
 
高校1年生でもすでに16歳です。中学生のときとは違い、1年生でもしっかりとした考えや意見を持っている子はもちろんいます。当たり前ですが、誰一人として同じ人はいません。
進路に関して言うと、その希望した進路に行けずに、自分の希望と違った道に進むこともあるでしょう。かくいう私もそうでした。
試験に落ちて落ちて、その度に凹みました。挫けそうになりました。
しかし、言い方は悪いですが命が奪われるではありません。正直なんとかなるものです。この頃の選択肢は、自分が思っているよりたくさんあるのです
そのことを気づかせてくれる存在が先生であり、親、つまり自分より目上の人生の先輩方です
 
私は、高校1年生からとある大学の進学を目指して、勉強に部活にと一生懸命に高校生活を送ってきました。もちろん、目標がブレそうになる時期がありましたが、芯をしっかり持って第1志望の大学の受験をしました。
結果は、不合格、別の大学を受けても不合格、違う学部の試験を受けても不合格、そしてまた不合格、と4月の大学入学の時期までいよいよ後がなくなっていきました。
そして、大学の進学を目指し、最後の望みを賭けるために、高校の卒業式と大学の後期試験が重なってでも受けることにしました。
なぜそこまでして大学進学に賭けていたのかというと、家庭の事情から1年浪人は避けたかったからです。
 
高校の卒業式から数日後にようやく、とある大学に合格することができました。
高校生活の中でも3年生のときは、特にあっという間の時間でした。また、かなり濃密な時間でもありました。この期間で私は、すごく成長したと思っています。
中学生のときとは違い、自分で決めた道や進路は、迷いはしたものの早い段階から決めて、それに向けて突き進んでいました
もちろん、周りの方々から反対意見や、もっと違う道があるという助言やアドバイスがあったことも事実です。
しかし、中学生のときに経験していたので、しっかりと聞き入れながらも、芯はブラさずにいこうとずっと思っていました
 
やはり、なぜその道に自分が進んでいくのか、自分の中で答えが明確で、きちんと周りの人に説明ができれば、反対されていても結局は応援してくれるものです
漠然とただここに行きたいから、というような答えだけでは不十分ですし、納得が得られません。ここに関しては、周りにどう思われても多少はいいと私は思っています。
自分がなりたい職業があり、興味のあることを勉強したい、また高校を卒業して早く自分の力で稼いで立派な社会人になりたい、もっと専門的な勉強をしたい、海外に行きたい等、理由はその人の中にあります。高校生はもう大人に近いです。
だから、自分の想いをしっかりと他人に伝えられると思いますし、先程も述べましたが、応援してくれる人は数多くいるのです。
 
親は子供が試験に合格すれば、一緒に喜んであげ、もしだめだったとしても一緒に悲しみ、気持ちを共有してあげ、寄り添ってあげることが役目であり、使命ともいえると思います
また親は、試験までの過程は子供の第一の応援者で、理解者です。親が子供の代わりになることはできません。子供は高校を卒業したら、ほとんど大人なのです。
 
最後に、私は失敗ばかりでしたが、高校生のときに気が付いた大事なことを列記して終わりにしたいと思います。
・高校を卒業したあとどうしていくのかを決めるのは早い方がいい
・もし進路に迷ったり決めるべき方向性が見つからなかったりしても周りと比べない
・自分で考えても答えが見つからないときは誰でもいいからまずは話してみる
・相談しようと思うと言葉が出てこないから今の気持ちや想いをノートに書いてみる
・自分がなりたい職業や仕事があるのならそこで活躍している自分を想像して人生の逆算をしてみる
・自分がなりたい職業や仕事があるのならその道で活躍している人を調べてその人から話を聞いてみる
・自分がなりたい職業や仕事がないけど大学にとりあえず進もうと思っているのならオープンキャンパス等で在校生にその大学でどんな生活を送ってすごしているのかを聞いてみる
・この先何をしていくのかよく分からなければその想いを先生や親、頼れる友達に伝えるだけでも違ってくる
・自分のした行動や行為が他人にどう思われようとも筋の通ったレールの上であればその道は突き進んでも構わない
・もちろん高校生活が大事な時期ではあるけどそこが全てではない、取り返せる、挽回するチャンスはこの先いくらでもある
・何もかも考えるのが辛くなったらまずは何も考えずにたくさん食べて、たくさん寝よう
・無数の選択肢があるということを頭の片隅に入れておこう
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

私の学生時代の進路の考え方について(中学編)

学生時代、幼稚園あるいは保育園から小学校、小学校から中学校、中学校から高校、高校から社会人あるいは大学、専門学校等、各ステージにおいて「進路の選択」があります。
特に、中学校から先はその選択に頭を悩まされることが多いでしょう。
 
日本はちょうど春頃に入れ替わることが多いので、それまでにある程度自分の中で、これからどうしていくのかを考えておいて、受験や就職試験に挑まなければなりません。
もちろんごく少数ではありますが、あまり考えずに進路を決めていくこともあれば、親の希望する進路をたどっていく人も中にはいるでしょう。
 
そして、その進路の選択に関しては、もちろん正解不正解は関係なく、その人が進むにあたって今後どうしていきたいのかが、ある程度考えとしてあった方がいい、ということはあると思います。
 
ただ、その考えが自分の中でまとまっていくのは、年齢を重ねていってからなのではないでしょうか?
やはり、考えが未熟な頃、幼稚園生のときに、小学校の進路を私立にするか公立にするか、越境入学するのか、将来を見据えてこの学校にする、という考えを持つことは、かなりごく少数の人だけだと思います。
家庭が裕福、あるいは、ある特定の宗教に家庭が入っている場合、子供は親や家庭が決めたことに忠実に従うケースが多いように感じます。
幼少期から、何かしら飛びぬけた才能の持ち主の子が自分の意思だけで、この学校が強いからここに行きたい、というケースはほとんどないでしょう。
 
いろいろな家庭の事情があり、やむなくその学校に行くしかなかったというケースはよく聞きます。また、希望の学校に入りたくても、その学校に行けない子供も多くいます。
だから、進学する前の早い段階のうちから自分自身で考え、家庭でよく話し合い、先生と面談をし、友達と情報交換をして、様々な所から情報を得て決めていくことでしょう。
 
自分だけで全てを決められるわけではありません。やはり未成年である中学生の頃は特に、親の意見も多少は聞き入れなければいけません。
それは、金銭面によるところが大きいと思います。自分が私立学校や希望する学校に行きたくても、金銭的に苦しければ入学金なり授業料なりを払えず通えないからです。(とはいうものの様々な団体から奨学金の制度があるため一概に諦める必要はないですが)
 
多くの学生は、中学から高校に進学するときに、進路の選択に悩むことが多いのではないでしょうか?
昨今は、小学生から中学生への進学の際にも選択肢が増えています。とはいえ、私もそうだったのですが、自分の意思で進路選択をする中学生の時期は、悩む学生が多くいることと思います。
 
そこでここからは、私自身の経験を最初にお話していき、その後に世間一般の学生はどのようにこの時期考えているのか、また親御さんたちは子供の進路について、どのような心境なのかを書いていきたいと思います。
私事に関しては、中学生のときの私の心境や状況、行動について覚えている限り書いていきます。
 
高校をどこにするか、中学校の2年生くらいから私は意識していました。1年生のときは、多少はしていたもののやはり漠然としており、数か月おきに考え方が変わっていたように感じます。
それに、進路やその先のことに関しては、かなり漠然としていたことと、日々の勉強と部活動に精一杯だっとと思います。
 
私は、将来なりたい職業から逆算して進路先を考えていました。ちなみに、その頃は高校は工業高校に行って、部活動頑張って大学に行っても勉強しながらクラブ活動を頑張って、仕事に関しては社会人チームに入りながら自動車関連の仕事に就ければ、と漠然とではありますが思っていました。
そして、そのことを中学校のときの先生にも面談で話をしています。また、親にも話をした覚えがあります。
 
ちなみに、小学生のときはマラソン選手かサッカー選手になることが夢でした。
しかし、なりたい仕事や就きたい仕事を目指すための、具体的なプランや考えが当時はありませんでした
どういうことかというと、まず本気でその目標に向かっていく心構えがその頃にあったのかと言われれば、薄く小さいものだったと思います
それに、勉強をしていくと自分の得意分野と苦手分野が分かっていきます。私は、残念ながら理数系がさっぱりダメで、典型的な文系タイプでした。
中学校3年生までなぜ気づかなかったのかと言われれば、内心薄々気づいていましたが、なんとかなるだろうという浅はかな考えがありました。
 
もちろん、自動車関連の仕事に就きたいと思っていましたが、もっと具体的に考えていたのかと言われると、そこも浅はかでした。
文系の私でも目指せる道は、今思えばあります。しかし、そのことについて調べるわけでも、誰か詳しい人に聞くわけでもなく、自動車に興味があるから携わりたいという考えでした。
 
多くの中学生は、明確に将来のことを考えているような人は少ないと思います
現に私の周りでも、明確に将来のことを語る人はほとんどいませんでした。
私は、そう考えると目標や夢というものを持っているといえるのですが、今思えば現実とかけ離れていたといえるでしょう。
 
そのことが悪いとか良いとかというわけではありません。そして、明確に進路や就職、仕事、将来のことを考えておくことが必ず良いとも言えないと思います。
上手くいかなかったときのことや、何らかの出来事で方針転換することがあるかもしれません。多くの選択肢を持っておくことを併せてしておくほうが、何か突発的なことがあったときに対処できるのではないかと思うからです。
人生何が起きるか分かりません。また、学生のうちは考え方がコロッと変わることが多いからです。
 
中学生の時は、影響を受ける出来事、人物、経験等、多くのことが初めてのことばかりです
ただ、1つ言えることは、自分以外の誰かの意見はもちろん聞いた方がいいのだけど、その人の意見が絶対だからと信じて突き進まないことです
これをしてしまうと、人の意見でしか物事を決められず、重要な決断を下す時に自分の意見を持ちにくくなるおそれがあるからです。
 
実は、昨今の学生さんたちは親御さんや、目上に人たちの意見の言う通りにしか行動できないことが増えているというのです。
教育の範囲内という意見が親御さんたちからあるかもしれませんが、あまりに行き過ぎると大人になってからの行動や決断に支障が出やすいということも、ある程度念頭に置いておかないといけないでしょう。
 
少し話が逸脱しましたが、ここからは私自身の経験談をお話していきます。
中学3年の夏休みに、某工業高校に校内見学に行きました。そして、推薦入試をその頃は受けようと思っていました。
しかし、自分で言うのもおこがましいのですが、通知表の評価や試験の成績が比較的上位に位置していました。そのため、夏休み明けの担任の先生との面談で、先生からこのように告げられました。
君は工業高校に行くような成績ではない。もっと頭の良い高校を目指せるんじゃないか?」と。
先生から言われる前にも、家族や友人、他の先生方からも、そのように言われていた記憶があります。
 
確かに、自分の希望進路の2番目の候補は、その進学校でした。私は、その高校を目指していないということもなく、目指せる高校でもあったので、どうしようか迷っていたことも事実でした。
それから入試までの短い期間、自分は将来どうしていきたいのかを、いろいろと考えていました。
その時に、私がどう思っていたのかを思い出すと、
・工業高校に行って専門のことを学んで、その先はどうしていくのか
・高校を卒業した後は大学に進学したいのか、はたまた就職をしたいのか
・高校がある程度サッカーが強くても果たして自分の実力はレギュラークラスで活躍できるレベルなのか
・自分は文系なのに、理系がメインになるであろう工業高校の勉強に果たしてついていけるのだろうか
・中学3年生の陸上部の部活動で伸びてきて高校でも陸上部に入って続けたほうがいいのではないか
というように自問自答を繰り返すうちに、普通科進学校に進んだほうが、入ってから後悔しないのではないかと思うようになりました。
 
ここまで詳しくは親には話していませんが、やんわりと相談した記憶があります。
私の親は、私の考えや意見を尊重すると言っていたので、自分の道は自分でなるべく決めようと思っていました。
周りの人の意見を取り入れることはもちろん大事ですし、私も様々な方に相談しました。ただ、最終的に決断するのは自分です。
 
ぎりぎりまで悩んで出した結論は、公立学校の普通科へ進学することでした。
自分が下した結論が合っていたのか、間違っていたのかは、進学してからの自分の行動次第だと思います
私は、この時の選択は、「正しかった」と今では思っています。
苦手な勉強を嫌々するかもしれないという消極的な理由はありますが、高校で勉強も部活動も何もかも一生懸命に頑張りましたし、後の自分の礎を気づけた3年間になったからです。
これは何をするにしても、そうなのかもしれません。ただ、ずっと後悔しているようでは気持ちが前に向いていかないですし、「あのときあっちの高校に行っておけばよかったのに」と上手くいかないときに特に思うでしょう。
 
世間の多くの親御さんは、子供が「この高校になにがなんでも行きたい、行かせてくれ」、と言われれば行かせることでしょう。
もちろん、子供の意思に反して、親御さんの意見で子供の進学先を決めるようなケースはあると思います。
そのことが決して悪いわけではありませんが、何か挫折や失敗、上手くいかないことがある度に、子供は「親の言うことを聞いたからこうなってしまったんだ、どうしてくれるんだ」と反論してくることでしょう。
そして、その考えは高校を卒業してからも、何かにつけてそのように言うはずです
私はそこまではっきりと覚えてはいませんが、上手くいかなかったときに、親に上記のような言い方で反抗していました。
 
私は、まだ子供を持つ身ではありません。しかし、もし自分が子供を授かって、子供が中学生になり進路を決める場面が来たら、下記のことを伝えるでしょう。
・自分の進路は自分で決めなさい
・でも少しでも悩んだら相談しなさい
・相談する相手は親じゃなくてもいい
・相談できる人はたくさんいる
・迷ったら自分が話しやすく、あなたの意見を聞いてくれて、親身にアドバイスしてくれるような人を選びなさい
・相談できる人はたくさんいるから1人で悩む必要はなくて抱え込まなくてもいい
すごくしっかりしているような子供でも、内心不安を抱えている場合が多いです
 
子供は、
・不安な表情を相手に見せたくない
・弱音を吐いてはいけない
・相手が分かってくれるのか不安だから話しにくい
などのように、心の実情を隠して生活することがこの年代では多いです。
中学生は身体は急速に成長しますが、心と身体が一致していない時期でもあります
その中学生を支えるのが親であり、先生です
 
大人が子供を支えていくのは当たり前ですが、子供にしっかりと寄り添うことができる関係を、この時期にしっかりと構築しておくことはかなり重要です
日頃からのコミュニケーションはもちろん、子供が意見を言えるような環境や雰囲気づくりを常日頃から築いておくことも大切なのではないかと思います
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

ランニングをするときのシューズの選び方について(初心者編)

ランニングを楽しまれている方、これからランニングを始める方、ランニングを本格的にされている方、また室内で走られている方は、様々な場所やシーンで楽しまれていると思います。
色とりどりのシューズが各メーカーから発売されており、それを選ぶだけでもワクワクするという方もいると思います。
 
そして、普段から走られている方は、場所や練習、大会等に応じてランニングシューズを履き分けているかと思います。
また、あまりランニングを普段していない方は、もしかしたら1つのランニングシューズで全てを賄っているという方も中にはおられるかもしれません。
 
昨今、ランニングブームによりお店では、様々なランニングシューズが販売されています。
そのため、どのメーカーのシューズを履けばいいのか悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
 
今回は、その中でも今から走り始めようという方に向けて、ランニングシューズの選び方やポイント、注意点についてまとめました
スポーツショップに行けば店員さんがその方の走力や練習シーン、場所、頻度、体力・筋力レベル、骨格、足のつくり等に応じて、各メーカーからご自身に合ったシューズをアドバイスしてくれるでしょう。今ではお店に、自身の足型を専用の機械で撮影し、分析するハイテクな機器を置いているお店が多くあります。
お店のイベント等で無料で行っている場合もあるので、ぜひお近くにそのようなお店がある場合は、ご自身の足型を分析してもらいましょう。
私はお店やイベントで何度か計測したことがあるのですが、自分自身の想像と足のサイズや幅、形が違っていて驚いた経験があります。
 
これからランニングをされる方は、足のメンテナンスはまちろんですが、普段履くシューズ、そしてランニングで使用するシューズは、特に慎重に選ぶ必要があります
・ランニングシューズとスニーカーの違いについて
ランニングをする際は、市販で売られているようなスニーカー、運動靴でも走れないわけではありません。
ただし、ランニングシューズは一般のスニーカーと比べ、運動した際に身体への負担を和らげる機能が充実しています
特に、地面に接するアウトソールの部分と、足を入れる部分の間にある「ミッドソール」の構造に、他のシューズとは異なる特徴があります
ランニングシューズの「ミッドソール」には、衝撃吸収材が使用され、走る際の着地の衝撃を抑えたり、特殊な構造にしたりすることで、着地から地面を蹴り出す、重心移動を助ける仕組みになっているのです
ランニングシューズは優れた「クッション性」に加え、「軽さ」や「柔らか」などさも兼ね備え、走っていても疲れにくく、身体への負担も考慮した作りになっているのです
 
・初心者のランニングシューズの基本的な選び方について
自分の足のサイズや使用目的に合わせて、ぴったりのランニングシューズを選ぶのは、やはり大変です。
ここからは、ランニングシューズの選び方について4つのポイントを解説致しますのでぜひ参考にしてください。
 
1.自分の足の形で選ぶ
足の形は人それぞれです。足のタイプによって、自分に合うシューズの種類も異なります。そこで、最初に確認しておきたいのが、以下にあげる3つの足サイズです。
・足長
・足囲(ワイズ)
・足幅
特に確認しておきたいことが、「足長」と「足囲(ワイズ)」です
日本では、この「足長」と「足囲」を元に、JIS規格で靴のサイズが決められています。
足の長さだけではなく、親指と小指の付け根を通った周りの長さ(足囲)も測りましょう
ランニングシューズには、横幅が狭いものから広いものまで種類があるので、自分の足囲・足幅に合ったシューズを選びましょう
先ほども申し上げましたが、お店によっては足型計測を無料で実施しているところがあります。
足長・足囲を測り、足の癖(プロネーション)を確認し、最適なシューズを提案しているので、お近くのお店で確認してみましょう。
ちなみに、プロネーションとは、自然な身体機能で、着地した際の衝撃を和らげるために、足底を内側に回転させることです。このプロネーションによっても選ぶシューズは変わってきます。
 
2.履いた時のフィット感で選ぶ
実際にシューズを履いて、フィット感を確認してみましょう。ただし、フィット感を確認する前に、しっかり履けている状態であることが大切です
間違った履き方では、シューズが合っているか分からないため、下記のポイントに沿って、まずは正しい履き方をマスターしましょう。
・正しいシューズの履き方
1.靴ひもを緩めてから足を入れる。
2.踵をしっかり合わせてつま先側から順番に靴ひもを締めていく。
3.最後の2つの穴あたりまで締めたら、かかとを少し上げて、つま先に体重を移し、紐を結び終える。このときに、かかとをずらさないことがポイントです。
足の大きさが左右で違うことがあるので、必ず両足を履いてから、フィット感を確認しましょう。フィットしていると足が軽く感じられるはずです。
 
続いて、正しく履けた後に、下記のポイントに注意してフィット感を見ていきましょう。
・つま先
踵を合わせてシューズを履き、立った状態で、つま先に1.0cm程隙間があるか確認しましょう
足の実寸より0.5~1.0cm大きなサイズを選ぶと良いです。また、つま先の隙間が十分でないと、まめの原因になったり、逆に隙間がありすぎたりすると、走っているときに前にずれてしまったりと、無駄な動きにつながりやすいので注意しましょう。
 
・足幅(横幅)
シューズを履いて立っている状態で、親指の付け根や小指の付け根などが当たっていないか確認しましょう
横の動きをしたときに簡単にずれないことや、つま先を曲げたときに幅がきつくならないかどうかも併せてチェックしましょう
 
・甲周り
甲の部分と、足の甲を覆う部分(アッパー)の間がきつすぎると、しびれが起こる可能性があります。さらに、長時間走った際は足がむくみ、よりきつくなりやすいので注意が必要です
一方、甲周りに余分なあまりがありすぎると、動いた際に足のブレが起きやすく、様々な怪我の原因になりやすいです。
甲だけではなくて土踏まず(アーチ)部分もフィットしているか、当たるところはないか確認しましょう
 
・踵
踵の形はシューズによって違い、丸く広いものや、細くなっているものがあります自分のかかとの太さと合っているか確認し、履いた時にホールド感のあるシューズを選びましょう
さらに、踵だけではなく、足首周り全体に緩みがないかも併せて確認しましょう
 
3.クッション(靴底)などの機能性で選ぶ
走ることに慣れていない初心者にとって、特に必要な機能は「クッション性」と「安定性」です優れたクッション性や安定性は、脚を守るために重要な機能です
通常、ランニングの着地時には、体重の2~3倍の力が足にかかると言われていますその衝撃を和らげるために、クッション性の高いシューズを選びましょう
しかし、柔らか過ぎるクッションは安定感がありません。着地時のぐらつきによって、膝や足首などを痛める可能性があるので、クッション性だけでなく、安定性も考慮してシューズを選ぶことが大切です。
 
4.目的・シーン別で選ぶ
どのような目的でランニングシューズを使うかで、シューズ選びが変わります。「体力をつけたい」、「趣味としてランニングを楽しみたい」などの初心者向けから、レース用や本格的に走りたい上級者向けまで、様々な種類のシューズがあります。
初心者向けのランニングシューズの特徴は、クッション性が高く、安定感のあるシューズがおすすめです
優れたクッション性を搭載したランニングシューズは、衝撃吸収能力が高いので足への負担が少ないです
また、重心の移動をスムーズにする機能は、足の運びを助けてくれます。走りの安定性を高めるためには、底の接地面が大きいシューズを選ぶと良いです
足を守る機能がたくさんついているので、ある程度の重さがあるものが多いです。初心者だけでなく、安全に走りたい方や、長く走りたい方、楽しく走りたい方にもおすすめです。
 
・初心者がランニングシューズを選ぶ際の注意点
ここでは、初心者がシューズを選ぶ際の注意点について解説します。試し履きをする前に、ぜひ、チェックしてみましょう。
1.試し履きをする時間帯
ランニングシューズを試し履きする時間帯は、午後がおすすめです特に夕方に足がむくみやすく、朝と比べて足の大きさが0.5~1.0cm程度差が出ると言われています
そのため、足が大きくなる時間帯の午後に、試し履きをすることがおすすめです。もしくは、普段ランニングをする時間帯に合わせて、試し履きを行うと良いでしょう。
 
2.靴下の厚み
試し履きをする際には、普段ランニングで使用している靴下を使用すると良いです。靴下も厚手から薄手のものまであるので、ランニング時に使用したいソックスに合わせてシューズを選びましょう。
 
ここからは、代表的な5つのランニングシューズメーカーの特徴を順番にご紹介します。
1.アシックス
日本人ランナーから評価が高いメーカーがアシックスです。なんといっても日本人の足にフィットするように作られているので、驚きのフィット感が特徴です
あとアシックスといえば「GEL(ゲル)」です。特殊なゼリー状のクッション素材で、摩耗しにくいため、長時間クッション性を維持してくれます
 

2.ミズノ
こちらもアシックス同様、日本人の足の形にあったランニングシューズが豊富にあります
独自のソール構造を採用しており、高いクッション性がありながらも安定性を保っています。通気性の良さがあり、走るための細かな配慮がされています。
 

アメリカ生まれのブランドながら、日本人の足型に合わせたランニングシューズの開発を行っています。
デザイン性の高さも相まって、多くのユーザーの支持を得ています。また、世界で初めて「ウィズ(足囲)」のサイズ選択を可能にしたモデル展開しています
幅広の足が多いといわれている日本人にとっては、嬉しいポイントです。シューズの設計もクッション性を重視しており、安定性を求めたものからレース用に設計されたモデルまで、幅広くラインナップしているのが特徴です
 

4.ナイキ
若い世代からの人気が高いのも納得のおしゃれさがあります
ただ、ナイキのランニングシューズはもともと欧米人向けに作られているので、横幅が狭いと感じるかもしれません。
最近では、ワイドサイズといって横幅が広いものも出ていますので、いろいろ試着してみるのがおすすめです
 

アディダスのランニングシューズの特徴は、デザイン性の高さです
他のブランドにはない独特のカラーリングがおしゃれで、そのバリエーションも豊富です
おしゃれだけではなく機能性も充実していて、軽いという特徴があります。
 

 

ここからは、各メーカーのおすすめのランニングシューズを紹介していきます。上記の挙げた5つの中でも特に代表的なシューズを挙げましたので、ぜひシューズ選びの参考にしてみてください。
1.アシックス/GT-2000 8
このシリーズは、クッション性と安定性が高いです。初心者ランナーは、特にフォームや筋力が安定していないことから、サポート力の高いシューズを選ぶのがおすすめです。
このGT-2000の最新モデルは、安定性を高めるために前作よりも大きいトラスティックを採用しています
DYNAMIC DUOMAXを搭載することで、オーバープロネーションを防ぎ、安定した着地をサポートしてくれます。
 
2.ミズノ/WAVE RIDER23
発売以降人気継続中の「ウエーブライダー」シリーズのMIZUNO WAVEが搭載されており、クッション性と安定性に優れています
アウトソールの屈曲溝を従来より増やすことで、屈曲性が向上しています。着地から蹴り出しまでの体重移動が、よりスムーズになりました
クッション性があるシューズの中では軽いので、フルマラソン初挑戦からサブ4のランナーまで愛用されている方が多いシリーズです。
 
3.ニューバランス/HANZO U 2(ハンゾーU 2)
フルマラソン完走からウルトラマラソンなど、超長距離マラソンにも対応可能な機能を搭載しています。軽量性と反発性を兼ね備えたミッドソールや、安定した走りを支えるためのアシンメトリーカウンターとT BEAM、フィット性やサポート性を高めるインナーサドルを備えたエンジニアードメッシュを採用しています。
3種類のウィズ展開をしているので、最良のフィット感を得られるでしょう
 
4.ナイキ/リアクトインフィニティラン フライニット
ナイキが「怪我ゼロ」を目指して開発したシューズです。前作よりもリアクトフォームを24%増量し、最適なクッションを実現しています。アウトソールの幅を広げ、安定感をアップしています。
ソールの形状はロッキングチェアのようになっており、着地から爪先で蹴り出すまでのスムーズな足運びができるよう工夫されています
 
5.アディダス/Ultraboost 20(ウルトラブースト 20)
街の中を走るストリートランニングにはクッション性があり、普段履きとしても使えます。同社の人気プロダクトであるUltraboostで使用されていたパーツをゼロから見直し、開発されたランニングシューズです。また、カラーバリエーションが豊富なのも特徴で、代表的なブラックやホワイトの他、レディースシューズではピンクなど様々なカラーが展開されています。
 
今回はランニングシューズの選び方について、初心者の方向けに解説しました。
快適にランニングを楽しんだり、パフォーマンスを最大限に発揮したりするためには、自分の足にフィットするシューズ選びが重要になります
ランニングシューズには、様々な種類がありますが、自分の足型や目的に合ったシューズを選ぶことが、安全で快適なランニングへの第一歩となります
まずは通常の足のサイズに加えて足幅を確認し、できれば店舗での試着することをおすすめします
デザインやブランドだけで決めずに、今回ご紹介した選び方の基本を抑えて、自分に合った一足を見つけてみてください。
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。