kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

私の学生時代の就職の考えについて(大学)

私は、高校を無事に卒業し、大学に進学することができました。私の通っていた高校は、多くの生徒が大学に進学していました。
そのため、最低でもどこかの大学に進学したいという思いと、浪人生活だけはしたくない、という思いが強くありました。
両方とも叶えられたといえばそうなのですが、悔しい想いは少しですがその当時はありました。
 
ただ、その思いについて私の場合は、いい風に変えられたのかなと今では思っています。
ただ単にもっと頭のいい大学や、知名度の高い大学、希望通りの大学に進学をするのであれば、浪人生活を送ることが可能です。
しかし、大学が全てではないとも思っています。言い方は悪いですが、超一流大学に進学しようが、無名の大学に進学しようが、要は自分次第です
超一流大学に行って何もしないで単位を取らずに、浪人して自主退学をするくらいなら、無名の大学に行って、きちんと授業を受け続けて就職先が決まり、無事に大学を卒業するのであれば、後者の方がよっぱどいいと思います。
そこについても賛否両論はあるでしょうが、少なくとも私はそのように考えます。
 
大学という場所は、言い方が悪いのですが、別に無理に行かなくてもいい場所でもあります。
大学になんとなく進んだ人は、
履歴書に大学名を書きたい、ステータスがいい、良い就職先が見つかりやすい、みんなが大学に行っているから、大学に行けばなんとかなるから
などというような理由があることでしょう。
 
それが悪いわけではありません。本当に様々な人が学びに来ている場所です。
大学という場所で勉強をすることは、完全に自分の行動と意思次第で、良くも悪くも変わってしまう場所だと思いました
高校生の時とはうって変わって、自分が知らない人ばかりが集まっています。ということは、大部分は自分の意思の下で行動しなければいけなくなります。だから、もう大人として行動しなければなりません。
 
だから、大学に行っても高校生気分が抜けきれない人というのは、他人の言われたとおりにしか行動ができないでしょうし、自分で生活面の管理ができないことでしょう
そんなことを言っている私は、大学から一人暮らしを始めましたが、以前にもお話しました通り、まったくもって子供のままでした。
もちろんある程度はいいのでしょうけど、自立しようと心から思っていなかったのかもしれません。
 
本題から逸れてしまいましたが、大学の進学にあたり高校生の頃に抱いていた、スポーツ関係の仕事に就くことは諦めました。そして、公務員になろうと一気に方針転換を図ったのです。
なぜそのような考えに至ったのかというと、私が進んだ学部が影響していることと、近親者に公務員の人が多かったこと、そして親が以前から「あなたは公務員向きの性格だからその道に進んでみたら?」と言われたことにあります
 
私は中学、高校、大学と各ステージで、将来就きたい仕事が変わっています。今思っても私の考えはブレているな、と感じていますし、他人からそう思われても否定もしませんし、何を言われようとも全てを受け入れます。
要するに、「中学→自動車関連、高校→スポーツ関連、大学→公務員」なのですからブレています。
もともと公務員になりたいと学生時代から思っていたのとは違い、大学生から思い始め、行動に移し始めました。そのことが悪いのかどうかは分かりませんが、高校時代までは一体何だったんだといえるでしょう。
 
人生は幾度も方向転換をするときがやってきます。私はまさにそうです。
大学時代の卒業までの行動について結果論から言うと、試験は不合格が続いて、一般の就職試験を受けて、とある企業様から内定を受けて、というように進み大学を卒業しました
「何回も失敗して上手くいかないことばかりだ」と、何度も何度もこのときは思っていました。
自分の努力が足りない、自分の能力が不足している、なぜ自分ばかりそうなるのだろう、というように思い詰めて路頭に迷っていました
私の悪い所ではあるのですが、あまり人に相談や弱音を吐かずに、「自分でどうにかする、しなければいけない、努力が足りないだけだ」ということだけを思っていたことが多かったです。
 
大学生活を簡単に振り返りまとめると、1年生から公務員になるという決意と意思の下、毎日のように勉強をしていました。そして、大学にもほとんど休むことなく授業に出席して、単位を取り続けていました。趣味であるマラソンやスポーツ観戦も頻回に行っていましたし、都心部での生活は充実したものでした。
だから、進学したこと、その大学に行けたことは、今も昔も全く後悔していません。幸い、学校の友達や仲間、ゼミ生、サークルの知り合いの方にも恵まれ、本当に充実した学生生活でした。
ただやはり、最後の最後、就職に関することは、思うような結果が残せなかったので、後悔しか残っていません
もちろん、就職の内定や試験に合格することが全てではないことは、重々承知しています。
その当時もっと勉強していれば、希望通りの結果が得られていたのかということは分からないのですから。
それは卒業して社会に出てからの自分の行動次第で、良いようにも悪いようにも変えられるとも思います
 
振り返ると、私自身の公務員試験に対する考えや認識の甘さ、何とかなるという部分が強く、危機感が薄かったのではないかと今は思います
大学1年から勉強してきて、大学内にある講座にも通い、参考書を買いあさり、対策を練り、勉強してきました。
試験は4年生の春頃から毎月のように、一次試験が行われます。私は、公務員になりたい、ではなく公務員になるんだ、という意思を持ち続けていたため、全くと言っていいほど、民間の採用試験には目もくれませんでした。
その後、試験と同時に、結果が発表されていき、次第に雲行きが怪しくなっていきます。
もう後がない、厳しい、と思い始めた時には、周りの友達やゼミの仲間は、次々と就職内定を得ていったのです。
この時の心境は、焦り、いら立ち、不甲斐なさ、こんなはずでは、まだ大丈夫、自分を信じろ、なんとかなるなど様々な気持ちが複雑に絡み合っていました
 
受けることのできる公務員試験は片っ端から受けましたが、結局どれも不合格で、夏過ぎくらいからは、民間の就職試験に切り替えざるを得なくなりました。
このときも大学受験のときと同じで、公務員浪人は考えませんでした。その当時はとにかくすぐに切り替えようと必死でした。
 
公務員試験に限らず、私のように民間の就職試験にも何度も不合格の通知を受けました。
私のように何度もダメなときはあると思います。1回ですんなりと合格するという方がかなり珍しく、やはり上手くいかないことの方が多いでしょう。
特に、本命の企業や第一志望のところである程、ショックの大きさは計り知れないと思います。
 
私は、何十社、いやそれ以上数えきれない程受けました。内定を頂いたところもありました。しかし私は最終的に、どこの会社で働くことにしたのかというと、その会社のブランド力で決めてしまったのです。
世間体とか気にする必要はないのに、その会社が受かったと周りに言いたいがために、その会社に行くという選択をしてしまったのです。
 
だから、私のように安易に決めて、結論を出してもらいたくないのです。もし民間の試験でどうしようかと悩んでいる人がいたら、私は次のように言いたいです。
・ブランド力や大企業は確かに大事だが、そこであなたが何をしていきたいのかの方が大事である
・自分がその会社で働いて活躍できているか想像ができるか
・希望の配属先や部署に行けなかったとしても悲観することはなくそれが全てではないから
・名の知れない企業の方が昇進できるチャンスや活躍できる可能性が広がりやすい
・希望する企業に行ける方が珍しいと思ったほうがいい、世の中には数多くの企業があるから範囲を広げて探していくことを勧める
・新卒で就職してそこの会社が全てだと思わなくてもいい
・公務員で就職して嫌だから転職をすることの方が難しいことも頭に入れておくべき
楽して上手くいくほど人生は甘くない」と言われますが、まさにその通りで、上手くいかないことの方が多いと思います。
運が悪い、努力不足、自分が全て悪い」決してそんなことはありません。
精一杯その日ベストを尽くしたならあとは「人事を尽くして天命を待つしかないのです
 
私がこうやって書いてきたのも、何度も失敗ばかりしてきて、その失敗したことを少しでも読んでくれる人に参考になれば、と思って書いているだけです
この記事と前回の記事を読んで、何か得られたことがあるのならば幸いです。
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。