kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

出会いと別れの季節

3月、4月は出会いと別れの季節です
この時期になると入学、卒業、進学、就職、転勤、異動等で今まで接してた人と、別れや出会いが訪れることとなります。
 
人が入れ替わるような職場にいると、人の出入りが起きてきます。そして、人と離れることで切なくなる気持ちと、人が入ってくることで胸高鳴る気持ちが訪れることになります。
特に、住居が変わる場合は特にそのことを実感することが増してくるのではないでしょうか?
皆さんも一度や二度は通る道だと思います。
 
卒業、入学といったことは誰しもが経験することです。それに、歳を重ねていくにつれて先程も言ったような進学や就職、転勤、新たな家庭を持つ等の様々な出来事が起こってくるのです。中学から高校、高校から大学のように、環境ががらりと変わる場合は特に新しい人との出会いが待っていたり、新たな環境にも馴染んだりする必要があります。
その人と一生会えなくなるというわけではないのですが、どこかそのように思ってしまう節は私自身何度も経験していると感じてしまいます。
 
数年前に、私の祖父が亡くなりました。その時期がちょうど3月下旬、桜の花びらが花開く直前でした。1年が過ぎていくたびに、その頃の情景や感情が忘れ去られていくことになるのですが、たまにその時のことをふと思い出すことがあります。
この場合は、永遠の別れともいうべきなのでしょうが、自分自身にとって大きな出来事が起きると、その頃の記憶は季節の情景や風景とともに思い出されていくものだと感じています
春頃は1番人が移動する季節ですが、いつの時期もそういった感情は変わりません。
私は、数多くの出会いと別れ、引っ越しを伴うような移動といったものを経験してきました。
それでも先程のように自分にとって大きな出来事を経験すると、ふとその時の情景や感情がよみがえってくるものなのです。
 
先程、数多く経験してきたと言いましたが、未だに環境が変わるような出来事に関しては慣れません。約2年前に、転職をした数か月後に引っ越しをして、新たな所に住むことになりました。両方とも大きな移動をしたわけではないのですが、短期間で行ったせいか、予想以上に身体にも精神的にも疲れていました。歳を重ねたからだろうと言うのも、あながち間違いではないと思います。
20代の頃は、特に身体的な面では平気だったように思います。いろいろと細かい環境はその時々で違いますが、ただ引っ越しを伴う移動をするだけでも、こんなにストレスになるのかと改めて思いました。
 
表題にあるように、出会ってから別れる場合もあるし、別れてから出会う場合もあります。
人とのつながりが多い人や出会いが多い人、関わる人が多い人程、そのようなことを経験することが多くなるはずです
長年関わってきた人には特に、様々な感情が入り交じるのではないでしょうか?
出会いと別れを多く経験してきているせいもあり、なかなか人間関係が長く続いていかないケースがほとんどになってしまっている面があります
 
私自身、学生時代には友達はまずまずいたほうなのですが、歳を重ねていくにつれて次第に連絡を取らなくなっていきました。
また、住居を転々としていくうちに次第に学生時代の友人たちとも連絡を取らなくなっていき、今ではどうしているのか分からないケースが数多くあります。
これは、しょうがないと言えばそうなのかもしれないですが、今改めて思うと友人や知り合いが少なく、寂しい気持ちがあります。
 
ここで、私みたいにならないように、皆さんにアドバイスや助言をしたいと思います。
1.連絡をマメにしておくこと
2.もし可能であれば電話をしておくといい
3.電話やメールが苦手であればあ年賀状や手紙のやり取りも効果的である
4.知り合いと繋がっておきたい、もっと友達が欲しいのであれば学生時代の同窓会が最適である
5.年末年始や夏休み等の長期休暇が取れるのであればその機会に会う機会をつくっておく
6.あまり連絡を取っていなかった友人にいきなりでも連絡を勇気をもって取るのも1つの手ではある
7.フェイスブック等のSNSで連絡を取る方法もある
歳を重ねていくと、人とのつながりが希薄になっていき、関係の浅い人とはより希薄になっていきます
要するに、自分の中でこの人とはつながっていたいけど、あの人は別に関係が崩れてもいい、そして疎遠になってもいいと思うことが増えていくでしょう
 
私は、今では友達は少なくてもいいと思っています。なぜなら、関係性の薄い人といつまでも繋がっていてもあまり意味がないと思うからです。
そして、友達の数が多いことで周囲の人には自慢できますが、それ以外のメリット、優位性が見つからないからです。
例えば、フェイスブックで500人友達がいても関係性が希薄な状態よりも、5人いて濃密な関係で、自分が何かあったとき、有事に助けてくれるような人とつながっていればいいと思っています。いつからこのような考えになったかまでは定かではありませんが、次第にそう思うようになっていきました。
 
人と出会い、別れ、また出会う、ということを繰り返していくと、出会った人との関係性はどうしても希薄になってしまうものです
連絡先を交換したものの、その時以来連絡は取らなくなったというようなケースはよくあります。私の場合は、以前勤めていた会社で知り合い、仲良くなり、私がその会社を辞めた後もその人と連絡を取り合い、会っていたようなケースがありましたが、次第に連絡の頻度が少なくなり、今では全くと言っていいほど連絡を取っていません。
おそらく多くの人がそうだと思います。恋愛関係のように、「付き合おう」「別れよう」とはっきりとした区切りみたいなものはありません。
 
極論、あなたもしくは相手が死なない限りは、関係性をどうするのか決めたり結論付けたりすることは可能なのです。
その場で別れたとしても、またその後に出会う機会はあります。永遠に別れる、ということはほぼないと思っています。
一期一会」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。一時でもその人と同じ時間を共有したのであれば、その出会いは大事にしなければいけません
もう二度と会わないからいいや、と思う気持ちは分からないことではないです。ただ、本当に世の中は狭いです。いつ、どこで、何でまた人に再開したり、出会ったりするか分からないものだからです
 
つい最近まで、私はその考え方に至っておらず、大変不十分な点がありました。詳細は割愛させていただきますが、後々になって、二度とあんなことをしてはいけない、やっていけないと猛省することになるからです。
別れるよりも出会うことの方が難しいと思います。縁を切る、連絡を断つ、人と別れる、という行為は、意外とすぐにできるものではないでしょうか?
例えば、法を犯すような罪をしてしまえば、一発で多くの人があなたから離れていくことになるでしょう。人との関係性だけではなく信頼性や友情、繋がり等あらゆるものはなくなるかもしれません。
恋人と別れてスッキリしたというケースは感じやすいかもしれませんが、人と新たな出会いをして気持ちが晴れ晴れした、というようなケースは極稀なのではないでしょうか?
人と出会ってビビっときた、すぐにウマがあった、意気投合した、というケースの方が極稀なような気がします。
 
私は、以前にも書きましたが昨年から今年にかけて、数十人の異性の方と1対1の初対面というケースを経験しています。
もちろん、1人目で出会って意気投合して上手くいくことに越したことはないのでしょうが、数多くの出会いを経験している今は、それも自分の人生の何らかの糧になる、人と話して接していくことは、今後の自分の新たな価値観に繋がると前向きに考えています
 
先程も少し触れましたが、1度きりしか会わなくても会った時間、空間を共有したことは事実です。お互いにかけがえのない時間を過ごしたと思うようにしています。
だから、人に出会えたということにまず感謝しなければならないし、たとえ繋がらなかったとしても同じ時間を過ごし、その時間を共有してくれたことには感謝する必要があると自分は思っています
 
これから先の人生も私は数多くの人と出会い、別れることでしょうその時その時をどのように使い、どういうふうに捉えていくかは完全にその人の自由です
しかし、人間は一生1人で生きていくことはほとんど不可能です。だから、まずあなたの身近にいる人は当たり前に出会っているわけではなく、そして偶然の出会いでもなく、出会ったことに感謝して大切に自分の人生を歩んでいかなければいけないのだと思います
出会いと別れの季節ですが、あなたの身の回りの人を思い浮かべてみて、出会いと別れを経験してその人に対してどのような感情が生まれ、どういう態度や気持ちが生じたのか一度振り返ってみてもいいかもしれません
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。