kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

結婚をしない理由とは(20代、30代前半)

結婚は、人生でもとても大きな出来事であり分岐点となりかねない大切なことです
パートナーがいるいないにかかわらず、成人になると一度や二度は、結婚について考えたことがあるのではないかと思います。
 
結婚をすることは素晴らしいことだ、結婚は絶対にしたい、というように個人個人でその想いは実に様々あります。
結婚をするしないは、各々に委ねられているわけですが、世の中には結婚をしないという選択をする人がいます。男性、女性を問わず近年は多くなっているのが現状です。そう言っている私もそのうちの1人です。
 
結婚をしたくてもしないのか、結婚をしようとも思っていないのか、結婚が考えられないのか、そういったことも個々人の状況や事情によって変わってきます。
それは、その人の結婚に対する「価値観の差」によるものが大きいのではないかと思います。パートナーはいるけど結婚をしない、という選択肢もあるわけです。
 
私は、これまで交際してきた人数は片手で数えるほどです。しかも、最後に付き合った人はもう何十年も前の話になります。
ですから、結婚を意識して付き合った経験が今までにありません。だから、結婚が全く想像できない状況ではあるのです。
 
私の周りの友人や知り合いのほとんどは、結婚をして子供がいて、幸せそうな家庭を築いています。もちろん、羨ましい、いいなと思ったこともありますし、自分もしてみたいな、幸せな家庭を築いてみたいな、という気持ちがないわけではありません。ですので、結婚を全くしたくないわけではないのです。
ただ、先程も言いましたが現状でいうと、全く想像すらできないというのが本音です。彼女がいないというのが1番なのですが、私の人格、行動、金銭面(経済力)が不十分な面があるのもあります。
 
では、私だけでなく、結婚適齢期にもかかわらずなぜ結婚をしない人が、昨今増えてきているのでしょうか?
今回は、その理由を若者(20代中心)について、ここから1つ1つその理由を見ていきましょう。
1.一人で過ごす時間が楽しく充実している
私は、趣味や好きなことを1人で行うことが多いので、快適に自分の時間が持てています。それに、時間の使い方が自由です。
いつ寝てもいいし、いつ食べてもいいし、いつ起きてもいいというように、どんな生活リズムを送ってもいいことになります。
しかも誰を連れてきてもいいですし、人からとやかく言われることもありません。何をしてもいいというと語弊がありますが、それに近い感覚に陥ります。寂しくなれば友達や彼女または彼氏を連れてきてもいいわけです。
 
2.人に干渉されなくて済む
誰かと一緒に生活をすると、生活リズムや時間を合わせる必要が出てきます。起きる時間や食事の時間、お風呂に入る時間、寝る時間に至るまで何かと気を遣いながらも合わせる必要があるでしょう。
こういったことを1人で生活していると、自分の自由に決められることになるのです。もちろん、生活がルーズになる等の面がありますが、その点を考慮しても自分で過ごす時間が多ければストレスなく生活することができてしまうのです。
それに、何かしら家の決められたルールや習慣がなく自分で決められることも大きいでしょう。
1人暮らしをするとなれば、部屋を決めるのも自分で決めて、物や家具等の配置は自由に決められますし、どんな部屋やインテリア、グッズを配置してもいいのです。
 
3.自由に遊べる
家庭を持つと、その人に合わせた生活をする必要性が出てきます。ということは、自分の自由時間が減ってしまうことにも繋がっていきます
趣味が多い人程、自分の好きなことに時間を割きたいでしょう。友達が多く、よく飲みに出かける人は、その時間や日にちが削られてしまいます。
 
4.責任を背負いたくない
結婚をして子供を持つと、父親としての責任を背負うことにもなります。また、男女問わずに何かしら家計を守るために分担しなければならないことも増えていきます
役割が増える分プレッシャーとなったりストレスを抱えたりすることが増えてくるでしょう。また、嫁姑関係というように結婚した相手の親御さんや親戚とのつながりが出てきます。
そこでの人間関係や付き合い、やり取りが生じてくるので新たな役割が増えていきます
 
5.金銭管理の問題
金銭感覚が必ずしも一致するという人は少ないでしょうパートナーと大きく違えば、すれ違いが生じやすくなる部分でもあります
それに、お財布を別々にしても、一緒にしても何かしら自由に使える部分には限りというものが生じてきます。
今まではお金を使うにしても貯めるにしても、自由に自分で決めていた部分を、パートナーと相談したり今後どうしていくのかを一緒に話し合ったりしなければならなくなります
特に、家や車等金額が大きくなるようなお買い物をする場合には、好き勝手に使ってもいいとは限りませんし、今後の生活のために賢く使う必要性が出てきます。
価値観が違う部分が大きければ大きいほど、トラブルになりやすくなるでしょう。
 
6.恋愛をしていない
好きな人が身近にいない、また見つけられない、興味がわいてこない、恋愛をしたことすらないという人が多くなってきています
その要因は様々あるでしょうが、恋愛をしなくても生きていくことは可能です。数十年前のように、必ず結婚しなければならない、お見合いをしなければいけないというような家庭も減ってきています。
ということは、必然的に恋愛に対する各々の想いや価値観というのは自由になってきたともいえるのです今までに一度も恋愛したことがないという人が珍しくもない世の中になってきているのも事実なのです。
 
7.お金がかかる
恋愛をすると、デート代、いわゆる交際費というものが生じます。電話代にしろ、お互いに会いに行く交通費、食事代等諸々お金がかかってきます。
特に、収入の低い低所得者層にいる人たちにとっては、この辺りが死活問題になっていきます。昨今、非正規社員の若者が増加傾向にあります。その人たちにとってみれば、お金がかかる恋愛よりも、生活費や自分の趣味にかかる費用で手一杯の状態になるのですだから、恋愛の優先順位が低くなるということが起きてしまうのです。
 
8.以前の恋愛を引きずっている
上手くいかなかった恋愛をずるずると引きずってしまうと、なかなかすぐには立ち直れないものです。恋愛に決まった方程式はなく、感情も違います。
片思いで大好きな人に何回もフラれても、気持ちが冷めずに追いかけ続けて、気づけば何年も経っていたというようなこともあります。
好きという感情が大きければ大きいほど、簡単には諦めきれない想いがわいてくるでしょう。立ち直ろうと他人が言うことは簡単なのですが、本人にとってみれば、そんなのこと分かっているのに立ち直れないという人もいるはずなのです
 
9.恋愛に対するトラウマがある
過去に恋愛をしてうまくいかなかった、また恋愛でトラブルになったり、痛い目にあったりした人もいることでしょう。
理由はさておき、過去に負った傷が深ければ深いほど、立ち直るのに時間や期間はかかります。それに、一旦気持ちをセーブしてしまうと、そこからまた這い上がるのに相当な気力を生じます。恋愛をしたい、誰かを好きになるといった前向きになれるのは、その人の感情が大きく左右していきます。
 
10.結婚をすることが幸せになれることとは限らないと考えている
結婚をしないカップルが最近では増えてきています事実婚というような言葉でも言われています。また、性別の問題から結婚ができないという人もいるでしょう。
結婚というのは、あくまでも形式上のものであり、一生涯その人と共にするという形を取ることも選択肢のうちの1つとして私はいいと思っています
 
11.親元を離れたくない
実家暮らしの若者は多いです。一人暮らしを経験したことがない人も多いことでしょう。となると、結婚してからの生活は想像しにくいかもしれません
多くのことを親がしていたことを、自分がある程度しなくてはいけなくなるからです。料理に、洗濯、掃除、お買い物等々、実に多くのことを親任せにしていた人にとっては、かなり苦しくなっていくことでしょう。また、実家暮らしが快適に思う人程、離れたくないと思う人が多いのではないでしょうか
 
12.収入が少ない
若年者の非正規社員の増加に伴い、収入が減少しているのが現状ですカップル共々非正規社員であれば、結婚をするという考えには至りにくいでしょう
理由は、結婚に伴い、様々な支出が増加するからです。それに結婚をして子供を持つとなると、ますますお金がかかります。だから、結婚を躊躇してしまうのです。
それに、非正規社員だと、有給や産休といった制度が整っていない会社がほとんどです。子供を産むために仕事を辞めるとなると、収入がなくなってしまうのです。
自治体や会社によって制度が整っている所もありますが、現状で言うとほとんどが厳しいと言わざるを得ないでしょう。
 
若者の結婚離れは、年々進んでいると言われています。私も未だに独身で、上記に当てはまる項目ばかりなのが現状です。
それに伴い数十年前に比べると、結婚をしたほうがいいよというような声もあまり聞こえなくなってきたような気がします。
女性と男性とでは、また異なった価値観があり、男女同一にして括りつけて考えるのは難しい部分があります各個人によって事情が異なるように、様々な理由が複雑に絡み合って結婚をしない、できないこともまた事実としてあるわけです
 
結婚はお互いの意思の上に成り立つ関係です一方的にできるものではありませんし、全てが上手く、順調にいく訳でもないかもしれません
ただ、パートナーがいてもいなくても、結婚についてこの記事を見て少しでも考えるきっかけにしてもらえたなら嬉しい限りです。
次回以降にその点も交えて書いていけたらと思っています。
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。