kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

引っ越しシーズンで気を付けるべきこととは~前編

今回はこれからの時期にピークを迎える「引っ越し」について、私の経験を基にしたアドバイスや気を付けるべきこと、準備するべきことを中心に書いていきます。書く内容が多くなってしまったので、今回も前編と後編の2回に分けてお伝えしていきます。
 
3月から4月、そして5月くらいにかけて、街中で引っ越し業者のトラックやご近所さんの引っ越しをする姿を多く目の当たりにすることでしょう。それにこちらの記事を見ている方も引っ越しの予定がおありかもしれません。
それに伴って、初めて引っ越しを経験する方も多いのではないでしょうか?初めての方は、引っ越しをすることが決まってから、何をしていけばいいのか不安に思う方は多いでしょう。
 
私が1人暮らしをするにあたり、引っ越しの準備や作業を初めて行ったのは、高校を卒業して大学に進学するときでした。それからそれを含めて私は今までに、引っ越しを5、6回は経験しています。1回目のとき以外は、引っ越し会社への連絡から見積もり、ガス水道等の転居転入の連絡から荷造り、当日までの準備、当日の作業やその後の行うこと、買い出しや引っ越し前後の住所変更手続き等を、周りに協力してもらえるような人がいなかったため、ほとんど自力で一通り行ってきました。
 
引っ越しをする前には、部屋探しや以前住んでいた部屋の退去の手続きなんかも場合によってはしなければいけません。家族で引っ越しをする場合は別ですが、私の経験上、出来れば友達複数人に協力してもらえるならばしてもらったほうが良いと思います自力で何もかも引っ越しの準備を行うことは体力的にも、精神的にも負担が大きくなるからです
もちろん、金銭管理や個人情報の書類系の扱いは、事前にきちんとカギ付きのケース等に保管しておくことは言うまでもありませんが、本や服類、食器、小物類の梱包や移動、掃除、また大型ごみの処分や運搬に関しては、1人で行うには到底限界があります。また、自家用車を持っていればいいのですが、ない場合はレンタカーを借りるか、知り合いに車を借りたほうが良いでしょう。
物を売りに行ったり、処分しに行ったり、手続きに行ったり、また何かしら必要なものを買い出しに行ったりするのに大変重宝するからです
それに、特に女性であれば、大型ごみの処分等の力仕事に関しては、体力や筋力に自信のある男性に手伝ってもらいましょう。
 
私は最近ですと、約2年くらい前に引っ越しをしているのですが、それは実家から親と一緒に違う住居に引っ越しをしたからです。その時は、自分の荷物や所有物を中心に荷造りをした形になります。
2人いたものの母は高齢ですし、特に大型の荷物に関しては荷造りや運搬が大変で、かなり体力を使いました。それに時間がかかるのはもちろんなのですが、転居転入の手続きをしていくことも、実はかなり労力にいる作業になります。
 
余暇時間を削って役所に行き、住所変更の手続きに行かなければいけませんし、例えば運転免許証をお持ちであれば、最寄りの警察署に行って手続きをする必要があります。
それに、銀行等に預金口座をお持ちであれば住所変更の手続きが必要ですし、その他自分宛、家族宛に届く郵便物の転送届や連絡をする必要があります。
 
いくら数多く経験してきたとはいえ、なかなか労力のいる行動や作業でもあるのです。何回経験しても疲れるというのが正直な感想です。体力的な面もそうなのですが、引っ越しの日にちが近くなってくると、意外と精神的にも落ち着かなくなり、ばたばたとする上に、先ほども言ったようなすることが多いので、気が休まる感じがしないのです。
 
これは家族を持って、引っ越しをする人数が多ければ多いほど大変になってくるでしょう。それに伴って、荷物が多くなるわけですから、全ての作業が大幅に増えることにもなるのです。
私は最高でも2人分の引っ越し作業しかしてことがないのに、それ以上となると相当な労力が必要になってくるのかなと考えただけでも大変だと思う訳です。
 
だいぶ引っ越し作業全般に関しては慣れてきたと言えるのですが、それでももっと効率よく準備や作業ができないものかと、引っ越しをする度に思う訳です。少なからず私と同じような思いの方は、いらっしゃるのではないでしょうか?
 
そこで、私が引っ越しをする前の段階から引っ越し当日、引っ越した後とどのような行動を取り、どのようなことをしていくのかを、時系列に沿ってご紹介していきたいと思います。引っ越し日から逆算して、いつまでに何をやるべきか知ることで、余裕を持ったスケジューリングができるはずです。
 
・引っ越しが決まってから1か月前までにやること
1.引っ越しの準備はまず、引っ越し日を決めることから始める
引っ越し業者さんに依頼する場合、時期にもよりますが、2か月~1か月半前には見積もりを取り、引っ越し業者を予約することが理想的です
特に、繁忙期である2月~3月頃は予約が取りにくいため、なるべく早めに動きましょう繁忙期以外でも、土日祝や大安、日中の時間帯などは予約が埋まりやすい傾向にあります。 
また、早めに業者を決めることで、引っ越し費用を抑えられるメリットもあります。なお、引っ越し費用を抑えるなら、引っ越しする人が少ない夏場の8月頃がおすすめです
引っ越す日の曜日や六曜、時間帯により引っ越しの料金は変わるものの、他の時期より安く引っ越しができるでしょう。 
万が一、引っ越し業者を利用せず、自力で引っ越す場合は、1か月前など早めにトラックのレンタルを済ませましょう
最初にも申し上げましたが、引っ越しではライフラインや役所関係の手続き、梱包作業などやることがたくさんあります。引っ越し日の1か月半前頃など早めに準備を開始しましょう
 
2.旧居の退去日の連絡は早めにしておく
賃貸物件にお住まいの方は、賃貸契約書の内容を確認したうえで、管理会社や大家さんに退去の連絡を入れましょう連絡方法は、郵送やFAXなど書面形式が一般的です
退去日の1か月~2か月前までに連絡が必要なケースが多いですが、契約内容により異なる場合もあります。解約手続きが遅れると、翌月の家賃の支払いが増えるおそれがあるため、忘れずに連絡しましょう
この件に関してですが、私は過去に、連絡が少し遅れたがために、数日分の家賃の支払いが発生してしまったケースがありました。この時期の余計な出費は大きいですのでかなり気をつけましょう。
他にも、駐車場を借りている場合には、併せて解約する必要があります。旧居で駐車場を契約している場合は、早めに駐車場の解約を伝えましょう。
個人が経営する駐車場の場合、解約は引っ越しの1か月前までに告知するのが一般的です。法人経営の駐車場の場合、賃貸借契約書の「解約予告の告知期限」に規定が定められていることが一般的です
記載内容により、解約を申し出る時期が引っ越し1か月前という場合や、2~3か月前となっている場合もあります。
 
3.インターネットの移転
使用中の回線やプロバイダとの契約を継続する場合には、インターネットの移転を行いますどこでも使えるWi-Fiを契約しているケースでも、住所変更手続きが必要です
インターネットの移転は時間がかかる可能性があるため、1か月前には手続きを済ませましょう。戸建て住宅に引っ越す場合などは設備が整備されておらず、工事が必要になる可能性があります。そのため、2か月~1か月前くらいに手続きを済ませておくのが無難です。
 
4.固定電話の移転
固定電話は、業者へ電話もしくはインターネットから移転手続きを行います。NTT東日本の圏内からNTT西日本の圏内へ引っ越す方は、それぞれ手続きが必要である点に気を付けておきましょう。
電話工事は予約制となるため、引っ越しが多く混雑しやすい時期は早めに申し込んでおくとと安心です固定電話の住所変更と併せて、携帯電話の住所変更も忘れずに済ませてしまいましょう
 
5.どれだけの量の荷物が自宅にあるのか全て見ておく
自宅にどれくらいの荷物があるのか事前にざっと確認しておきましょう。特に、普段目にすることのない場所は要注意です
例えば、家の外にある物置や、あまり出し入れしないような押し入れの荷物、床下収納や、ロフト、車庫のガレージなんかもそうでしょう。この確認をしておかないと、後々引っ越し業者に依頼して引っ越しをする際に、追加料金が発生してしまう恐れがあり得るからです
そして、ざっと荷物を見ておけば不要なものや、後で説明する不用品の処分の際の手間が省けることにもつながります。
 
・引っ越しの1か月~2週間前までにやること
1.不用品と処分するもの、売れるものを分けていく
自宅にあるもののほとんどは、必要なもので転居先にも持っていくことでしょう。しかし、例えばあまり着ていない洋服、衣類や普段使わないような食器類、また本や玩具、大型のもの等、引っ越し先でも本当にそれが必要なのかを考えておきます。これは、その日のうちに決断しなければいけないことではありません。
その物を家のどこかに分けて置いておくか、付箋に張っておくか、メモしておいて後日、本当に必要なものなのかを判断していきます
重量物は無理して移動をして分けなくてもいいですが、不用品の場合は付箋等の目印をしておけばいいでしょう。また、それでも判断に迷った場合は、その物を持っていくメリットとデメリットを書き出していくという手もあります。それに、知人や家族に相談するという手もあるでしょう
 
2.普段使用しない食器類や季節外れの洋服、布団等から整理していく
この部分の梱包作業が1番手間がかかります。それに、梱包していくと段ボールが重たくなっていきます。この作業全般がかなりの重労働で、早めに取り掛からないと後々バタバタすることになりかねません
焦りから思わぬ怪我や腰痛、またどこか身体を痛めてしまい、引っ越し作業に支障が出かねないからです。そうならないためにも、普段使用しないものから早めに整理整頓、処分も兼ねて取り掛かるようにしましょう
クリーニングに出すのも手ですが、最近は宅配クリーニングがあり大量の衣類や布団、ぬいぐるみ類、カバン等を自宅まで取りに来てもらい、クリーニングをしてもらうサービスがあります。
1回1回の労力がかなりありますので、このサービスを使わない手はないと思います。
 
 
3.引っ越し先が決まったら家具や家電等の置き場所、出入口等の寸法を測っておく
引っ越し前の住居と引っ越し先とでは当たり前ですが、置く場所の配置や置く場所は必然的に変わってきます
それに、玄関や部屋の扉の大きさによっては、大型の家具や電化製品等が入らない恐れがあります。そうなると、搬入経路を変更しなければならに恐れが生じたり、最悪の場合はその物を搬入できなくなってしまう恐れが生じます。すると、物を新たに買い直さないといけないケースや物をあえなく処分しなければならないケースが生じてしまうのです
そうならないためにも目測ではなく、実際にメジャー等を使用して長さ、高さ、幅を測っておきましょう戸建て住宅の場合は、階段があることが多いので階段の段差の幅や大きさ、長さを測っておくと安心といえるでしょう
 
・引っ越しの2週間~1週間前にやること
1.住所転居届等役所に届け出る手続きは早めにしておく
引っ越しで住所が変わる場合、役所で「転出届」または「転入届」の手続きが必要です。転出届は、現住所と異なる市区町村へ引っ越す場合に提出します。
この際に受け取る転出証明書はしっかり保管しておきましょう。転入届を提出する際に必要です。 人によっては、併せて印鑑登録の廃止や国民健康保険の資格喪失届、児童手当の受給事由消滅届などの手続きも必要となります。
転出手続きの際に、これらの手続きをまとめて行うと効率的です。 一方で、転居届は現住所と同じ市区町村に引っ越す場合に提出します。こちらも同様に、人によって国民健康保険や児童手当の住所変更が必要となるため、予め確認しておきましょう。
 
2.子供の転校手続き
家族のなかに学校へ通う子供がいる場合には、引っ越しの日程が決まった段階で、早めに担任の先生に報告をしましょう
最終登校日には、転校の必要書類である「在学証明書」を学校から受け取ります。その後は転校先の市区町村の役場へ書類を提出し、転校の手続きを行う流れになります。
 
3.ライフラインの手続き
電気・ガス・水道を含むライフラインの停止・開始手続きを行いましょう手続きを行わないと、引っ越し後も旧居のライフライン料金が請求される可能性があります
電気は、インターネットまたは電話で手続きが可能です。ガスは業者により異なりますが、基本的には電話で連絡を行い、場合によってはインターネットで手続きできる可能性もあります。開栓に立ち会いが必要となるため、必ずガス会社へ連絡しましょう。
水道はインターネットまたは電話から、管轄の水道局へ連絡して手続きを行います。また、電気・ガス・水道や固定電話、NHKなどの引っ越し手続きをまとめて一括で行える「引越れんらく帳 」を利用するのも便利です。会社によって異なる手続きの方法を一本化することができます。
 
4.住所変更が必要なものの手続き
その他サービスでも住所変更が必要です。例えば、新聞の配達先、クレジットカード会社・保険会社・銀行、NHKの支払いなどはその一例といえます。現住所で契約しているサービスを確認してみてください。
 
5.郵便物の転送手配
旧居に届く郵便物を、新居に無料で転送する手続きを行うと、引っ越し後も郵便物の受け取りでトラブルが起こりにくくなるため便利です転送期間は手続きから1年間です
転居届の用紙に必要項目を記入し、最寄りの郵便局へ提出もしくはポストへ投函しましょう。忙しい方はインターネットで手続きできる「e転居」もご活用ください。
 
今回はここまでにします。引っ越しの前日までにやることから、引っ越し当日、引っ越し後に行うこと、そして最後に私の経験上のアドバイスや注意点を最後にまとめましたので、次回もお楽しみにしておいてください。
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。