kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

引っ越しシーズンで気を付けるべきこととは~後編

前回に引き続いて引っ越しに関することを書いていきます。
 
・引っ越しの前日までにやること
引っ越し前日までに、忘れずに済ませておきたい準備をご紹介します。チェックリストを確認しながら、引っ越しの当日前にやるべきことを予習しておきましょう。
1.食品の整理
引っ越しの前日までに、冷蔵庫の中身を処分しておきましょう。すぐに食べ切れないものや、処分できないものがある場合には、クーラーボックスに入れて一時的に保管する方法もあります。
 
2.挨拶用の手土産を用意
新居で挨拶回りをするときの手土産を用意しておきましょう一戸建ての場合には両隣の3軒、アパートやマンションの場合は上下階と両隣に挨拶するのが一般的です
なお、単身者の場合は挨拶をしないこともあります。近年は防犯上の理由から挨拶をしない方々も多いため、状況に応じて判断しましょう。
 
3.引っ越し当日の段取り確認
引っ越し当日は慌ただしくなることが予想されます。前日までに段取りを確認し、当日にスムーズに作業ができるよう準備しましょう引っ越し業者への指示出しやご近隣の方への挨拶、最終的な荷造りなど、当日の流れをイメージしながら、必要なことをメモしたり、リストアップしたりしておきましょう。なお、引っ越し当日に、荷物を搬出した後、予想以上に旧居が汚れている可能性もあります。
掃除道具でいうと例えば、簡易ほうきや雑巾類、すぐに捨ててもいいような靴下、また衣類を準備しておくのがおすすめです
 
・引っ越しの当日にすること
最後に、引っ越し当日に行うことをご紹介します。旧居と新居の両方で作業を行うため、効率良く動けるような工夫が必要です。前日に確認した段取りの通りに進行していきましょう。
1.冷蔵庫と洗濯機の水抜き
引っ越し前日に、冷蔵庫および洗濯機の「水抜き」と呼ばれる作業を行います。冷蔵庫はコンセントを抜き、翌日水受けに溜まった水を捨てましょう。
洗濯機は、蛇口を閉めた状態で、給水ホースと排水ホースの水を抜き、取り外しておきます。水抜きの詳しい方法は、取扱説明書でご確認ください。
 
2.荷物の搬出と旧居の掃除
引っ越し当日に使用していたものをダンボール箱にまとめて最終的な荷造りを行い、新居ですぐに使えるようにします
そして、代表者が引っ越し業者へ指示を出しましょう。荷物が搬出されたら掃除を行っていきます。
 
3.ライフラインの閉栓と精算
電気・ガス・水道などライフラインの手続きは事前に済ませてあるため、基本的に当日に行う作業はありません。ただし、ガスの閉栓に立ち会いと精算が必要な場合があります。その場合は予め確認しておきましょう。
 
4.旧居の掃除 と荷物の搬入
旧居から荷物を搬出したら、掃除を行います入居してきた綺麗な状態で退去できれば、原状回復に費用がかからず、敷金が返金される可能性があります
退去手続きが完了したら、新居へ移動して荷物を搬入しましょう。引き続き、新居の作業でも引っ越し業者への指示出しが必要です。
 
5.引っ越し料金の精算
引っ越し当日に前払いで引っ越し料金を支払うケースが多いので、その料金の準備と印鑑を準備しておきましょう
他に、銀行振り込みで精算するケースや、後払いのケースもあります。
 
6.ライフラインの開栓
新居にて、電気・ガス・水道などライフラインの開栓手続きを行います。電気のブレーカーを上げ、水道の元栓を開けましょう。ガスは業者の立ち会いのもとで、開栓してもらう形になることが多いです。
 
7.新居の近所に挨拶
新居に到着したら、近所の方へ挨拶回りをします引っ越し作業で迷惑をかける可能性を考慮して、可能であれば作業前に挨拶をしたほうが安心です
新居で快適な生活を送るためには、近隣の方からのご理解が欠かせません。忘れずに挨拶を済ませておきましょう。
 
 
・引っ越し後に行うこと
新居への引っ越しが完了したら、新住所で暮らすための手続きを済ませましょう。役所関係、自動車、ペットなどの手続きについてもお伝えします。
1.役所での手続き
現住所と異なる市区町村への引っ越しでは、転入届を提出します手続きは新居に引っ越してから14日以内に行います。過ぎた場合は過料を科されることもあるため、早めに済ませましょう。
また、同時にマイナンバーカードの住所変更手続きを行うと効率的です人によっては、印鑑登録・国民健康保険の加入・国民年金の住所変更・児童手当の認定申請も必要です
 
2.子供の転入手続き
転入先の学校で子供の転校手続きを行います。ここでは転校前の学校で受け取った書類が必要です。市区町村の役所の窓口で手続きを済ませたうえで、学校へ必要書類を提出してください。 
なお、公立小中学校の場合は「在学証明書」「教科書給与証明書」「入学通知書」などを、転入先の学校に提出します。公立高校や私立の学校の場合は、都道府県・学校により手続きが異なるため、事前に窓口で確認してください。
 
3.自動車やバイク関連の登録内容を変更
自動車やバイクをお持ちの方は、登録されている住所を変更する必要があります。自動車の場合は、車検証の住所変更や車庫証明の手続き、バイクの場合は住所変更の登録手続きを行います。
 
4.飼い犬の登録変更手続き
ペットとして犬や指定動物を飼っている方は、引っ越し後に登録変更手続きを行いましょう。役所または保健所の窓口で申請して、「鑑札」を受け取ってください。
自治体によっては、この他に犬の登録料や注射済票交付手数料などの納付が必須となる場合があります。併せて確認しておきましょう。
 
5.パスポートの手続き
パスポートは、引っ越しで住所が変わっても、手続きや申請は不要です住所を変更したいときは、所持人記入欄の旧住所を二重線で消して、手書きで修正するだけです
このとき、修正液や修正テープは使わないように注意しましょう。ただし、本籍地や氏名が変更になる場合は手続きが必要です。
 
6.通販サイト等の登録内容を変更
引っ越しで住所が変わった際、通販サイトなどに登録している住所を変更します。注文した商品が誤って旧居の住所に届かないように早めに手続きしておきましょう。
 
7.荷解き・ダンボールの片付け
梱包した荷物の荷解きを行います。引っ越し当日にやり残した荷解きを済ませて、新居で快適に暮らせる状態を作っていきましょう。
荷解きが完了したら、ダンボールを片付けます。 ダンボールの処分方法として一般的なのは、自治体に回収してもらう方法です。他にも、引っ越し業者にダンボールを処理してもらう方法やダンボール専用の回収箱に捨てる方法、古紙回収業者に回収してもらう方法、不用品回収業者に回収してもらう方法などがあります。自分のライフスタイルに合った処理方法を選択してください。
 
 
今回は、引っ越し前から引っ越し後にやるべきことについて、基本的な情報をご紹介しました。
ここまですることが多くなってくるとうっかり忘れてしまった、というようなことにもなりかねません。必ず事前にチェックリストで確認し、着実に準備しておくと安心です
その際は、引っ越し関連の手続きをまとめて済ませられる、「引越れんらく帳」をご活用ください
最近では、引っ越し業者さんがそういった一覧にした用紙をくれたり、またインターネットで必要な手続きの一覧にしてあるホームページが出てきます
それに、役所の手続き関係は、以前は土日は行っていなかったと思いますが、最近は月に数回開所していると思いますので、事前に転居先と転入先の役所等のホームページを見ておき、手続きに行くことも忘れないようにしましょう。
 
できれば、その日のうちに一気に済ませたいものですが、春頃の引っ越しシーズンになると特に、都心部だとかなりの混雑が予想されます。
私も手続きにかなりの時間を要して疲れたことがあります。もし事前に記入できる項目があるのなら事前に用紙だけもらっておくとか、当日の作業がスムーズにいくように、事前に準備できる場合はしておくことが得策となります
 
そして、ここからはもう1つ私からのワンポイントアドバイスをご紹介しておきます。参考になるかは分かりませんが、今までの経験上アドバイスできることはしていきたいと思いますので、下記に自分なりの感想や意見をまとめましたのでぜひご覧ください。
1.仕事以外の休日はほとんどが引っ越し関連の用事、準備、手続きで終わってしまうことを心得よ
もちろん、仕事終わりの余暇時間を利用して少しずつでも準備しておいた方が、後で一気に片付けたりするよりも効率はいいでしょう。
もし仕事終わりで体力的に余裕があれば、引っ越しの作業に充てていただいても構わないのですが、現状その時間を確保することは困難な場合が多いでしょう。
平日と休日に作業を割り当てていくのも1つの手ではあります。しかしそうはいっても、次から次へと引っ越しに伴う作業が発生することは避けられません。
独り暮らしの方、所帯持ちの方、引っ越しをされる人数、荷物の量で全てが変わってきます。以前にも申し上げましたが、人数が増えるほど何もかもが大変になってきます。
ただ、人数が多い分協力してもらえる人が増えます。ですので、家族で役割分担を話し合いながら行い、作業の手分けを紙に書いておく等、何かしらできることを協力してもらうようにしましょう
 
2.新居で必要なものは引っ越してから買い出しに行こう
中には引っ越す前に、新居で必要なものの買い出しを考えている方がいるかもしれません。
必ずしもそれが悪いわけではないのですが、私はあまりおすすめしません。なぜなら、荷物がかさばるからと、余計な買い物をしてしまう可能性があるからです
事前にしっかりと新居の内見をしていたにもかかわらず、引っ越してみたら案外必要のない物だった、意外と場所やスペースを取るものだった等、様々なケースが考えられるのです
家具や家電等は、特に要注意な物として認識しておいたほうがいいでしょう。玄関や扉の寸法を測っていたとしても、家電を買って搬入するのに意外とギリギリだったというケースはよくあることです。
私は、寸法を測らずに目測で、たぶんこれくらいなら入るだろうし置けるだろうと思っていた家具が玄関の扉部分で引っ掛かってしまい、なんとか手伝ってくれる人がいたおかげで入れることはできました。しかし、1人では到底入れることは無理だとその時に反省しましたし、二度とそのような無茶をするのは辞めようと思ったことがありました。
 
3.新居の近くにスーパーや近くで買い出しにいける安いお店を早い段階から下調べしておく
先程の話と繋がっている部分はあるのですが、近くに買い出しに行けるお店がある方がもちろん便利です。地図のアプリを利用して、どのようなお店があるのか確認する方法があります。生活必需品やコンビニ、スーパー等、週に何度も利用するお店に関しては、必ずチェックしておきましょう
引っ越してすぐに使用するものを引っ越しをした当日すぐに、段ボールから取り出して使用するかとは思うのですが、かなりの量の荷物がある場合は、それを探し出すのが大変です。すぐに使うようなものは自分で持っていってもいいのですが、意外と重くかさばり、割れる物もあることでしょう。自家用車があればいいのですが、ない人にとってはその辺りが考え所です。
ただ、近頃は100均ショップなどで安く、気軽に、軽量なものが売られていますので、そのような商品を引っ越しの前後に買い揃えておくのも1つの手ではないでしょうか?
 
4.梱包したものには必ず中に何が入っているか書いておく
段ボールに梱包することが多いと思いますが、段ボールにペンで大きく1か所だけではなく、底辺以外の全方向に、大きく分かりやすく何が入っているのかを書いておきましょう
引っ越しをする前に梱包した後、今すぐに必要な物を間違えて梱包してしまうことはよくあります。これを怠ると一から空けて、必要なものを探さなければいけない羽目になります。
これほど無駄な労力はありませんので、できれば何が入っているか詳細に書いておくといいでしょう。
それに、最近の引っ越し業者が提供してくれる段ボールには、その記載欄が予め記載してあり、自分たちは何を入れたのか〇をつけるだけでいいものもあります。引っ越し会社を利用する場合はその点があるのかも確認しておきましょう。
 
5.引っ越し業者を頼むのであればアフターフォローをきちんとしてくれるか
引っ越しが終わってから数日後くらいに引っ越し業者さんから連絡があり、何か不具合や不備、不満な点がなかったか連絡をくれる業者さんが最近は多いです。
それに、ある会社では例えば、梱包の段ボールを無料でサービスしてくれ、そしてその段ボールを後日無料で回収してくれる業者さんがあったりします。
また、後日アンケートに答えるだけで抽選でプレゼントがもらえたりする会社もあります。
比較的知名度の高い業者さんほどそのようなサービスをしていると思います。
各会社それぞれ違った特色のあるアフターサービスやフォローをしているので、その点も比較検討の材料になるでしょう
 
6.引っ越し業者の料金が安ければいいのに越したことはないがそれだけで決めないほうがいい
引っ越しの料金はかなりの金額になります。ですので皆さんはお見積もりをすることと思います。知名度の高い会社から、名前すら聞いたことのないような会社まで実に様々あります。
一概に言えないのですが、お見積もりを取る際には、特にあまり聞いたことのないような会社の場合は気を付けたほうがいいでしょう。
不当な料金を追加請求されたり、思っていたサービスをしてくれなかったり、事前に聞いていた説明と引っ越し作業や準備、フォローの面が異なっていたり、商品に傷や汚れがついていたりと、あらゆるトラブルがあり得るからです。
ですので、もし引っ越し業者さんを利用して引っ越しを検討するのであれば、様々な引っ越し業者を比較検討していきましょう自分にとってどこの会社のサービスがいいのか、予算はもちろんのこと、どういった対応をしてくれて、安心して利用できるのかは大変重要になってくるポイントでしょう
 
7.心身ともに想像以上に疲れることを覚悟せよ
慣れないことをすることは誰でも疲れます。特に、引っ越し作業は年に何度も行うことではありません。それに伴って、いくら引っ越しを今までにしてきた人でも、同じような作業や過程を辿ることはありません。
最初に申し上げましたが、今までに私は何回も引っ越しの経験をしてきましたが、引っ越しが一段落した後はぐったりと疲れます。気が張り詰めるような作業や慣れない環境に作業、重たいものを持ち運びする作業等、実にするべきことが盛り沢山です。
特に、重たいものの取り扱いには十分に気を付けてください。ぎっくり腰や腰痛等の思わぬ怪我が起きやすくなります。いくら体力や筋力に自信のある方でもいつ起きるか本当にわかりません。もちろん、重たいものを持ち運ぶ際のコツを事前に知っておくことは大切です
それを頭に入れつつ、重たいものの取り扱いには慎重に行いましょう。
 
ここまで引っ越しのことに関していろいろと取り上げてきましたが、いかがでしたか?
初めて引っ越しを経験される方は、思っているよりも大変なイメージを抱いたのではないでしょうか?
何もかもを1人で行わなければいけないようなときは、事前の準備がかなり大切になってきます。準備せずに思いのままに、なんとなくやっていたのでは思わぬ「抜け」が必ずと言っていいほど生じます。
ですから、引っ越すことが決まった段階でとにかく早めに準備をしていき、抜けが生じないように細かく確認していきましょう
こちらの記事を見て、少しでも引っ越しの参考になることがあったらありがたいです。
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。