kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

なぜ仕事が続かないのか~パート11

夏に実家に帰ってきてから、すぐに働こうとしていました。
 
実際に、就職先というよりアルバイト先はすぐに決まりました。
しかし、またしても研修数日で辞めてしまいました。
理由は、今まであまり経験のない職種で働こうとしていましたが、想像以上に覚えることが多いことと、なんとなく人と合わないな、と思ってしまったからです。
 
しかし、以前も何度も私はこうしたことを繰り返していたこともあり、早く気持ちを切り替えました。
すぐにハローワークに行ったり、就職サイトで仕事探しをしたりしていました。
ただ、求人の数が少なく希望の職種はなかなか見つかりません。
私の希望の求人は少ないのですが、あれば30前後の若者が少ない街なので、ぜひ欲しいといってもらえる企業が多くあることは事実でした。
 
そして、それをすぐに実感することになりました。アルバイトを辞めて数週間くらいで、正社員の仕事に採用が決まったのです。しかも、ある程度希望していた職種でした。
 
それは、「運動指導者」でした。クリニック内で運動教室を開催しているインストラクターです。
 
最初の3か月間は契約社員で、双方合意の上で、正社員の道が開けるという内容でした。
だいたい、普通に毎日出勤して、問題なく働ければ自動更新という形です。
条件面ではほとんど言うことがなく、こちらのクリニックが求めていたのは、私のような年齢の人で、男性で、しかも経験者でした。だから、比較的すんなり採用されました。
この時は、決まって率直に嬉しかった覚えがあります。
ようやく腰を落ち着けて働ける、と思っていました。
 
また、正社員なので親が安心すると思っていました。事実そのような感じの言葉をもらいました。引っ越してきてから1か月くらいが経って、2度目の入社を迎えることができました。
 
しかし、いくつか問題を抱えていました。それは、
・このときまだマイカーを所有していなかったこと
・電車通勤をしていたこと
・1日8時間まともに働くことにだいぶブランクがあったこと
・働くことに対する不安があること
などです。
確かに、条件面は申し分がなかった、と思います。
また、運動指導者とはいえ、少し勝手が違う職種でした。そのため、上司には優しくもあり、厳しくもある指導や研修をしてもらっていたと思います。
 
しかし、このときもまた、私の心の中の率直な想いとしては、仕事に対してのやる気はあまりありませんでした
就業する前と就業し出してからの気持ちとしては、その度合いは大きく違っていました
それは、なぜなのか。
やはり、働く上で自分の理想としている仕事内容や人間関係、条件面、待遇、時間等、完璧なところなど、あるはずはないと言ってもいいでしょう。
私は、何か少しでも気に入らない点が出てくればくるほど、気持ちの面でモチベーションが下がり、仕事に対して向き合う姿勢が変わってきていました。働き出してからだんだんとやる気がなくなっていくのです。
 
だから、これまで数多くの転職を繰り返してきました。
今までの記事でも似たような表現や言葉で述べてきたと思います。
そして、今回はたまたま辛抱強く、たった3か月間ですが、契約期間を全うしただけの話です。
 
ここで働き始めてからすぐの頃に、何度か欠勤をしました。正直、仮病まがいの行動をしたことがあります。
そして、それから数か月後に上司から直接お話があり、契約更新をしない旨を伝えられました
私は、その時は当然だと思っていたのと同時に、なぜかほっとした気持ちになっていました
本来であれば、自分のことを知る人からこっぴどく怒られるはずです。このことを友達に話したら、相当何か言われるでしょう。しかし、私は、その人たちには契約しないと言われた、と伝えただけで終わりにしました。
このことを書くと、酷い人間だ、と言われても仕方ないと思います。
また、30歳にしてこれでは、先行きがますます不安になる、と思われても不思議ではありません。
端的に言えば心、いや精神面が学生なのです。
 
好きなことを仕事にしたい、好きなことだけをしたい、嫌なことはしたくない、人から怒られたくない等、かなり自分に甘いです。正直、社会人1年目から何も成長していないと思います。
この時の3か月間は、よく給料をもらって働いていた、と思えるくらいに仕事という仕事はしていないと思っています。
 
実際の仕事は、インストラクターとは名ばかりで、ほとんど研修生という形でインストラクターの補助や、掃除、準備、片付けがメインの仕事を私はしていました。
 
契約更新をしないと言われてからは、若干吹っ切れて、残りの期日の仕事を全うして終えました。
再度、無職になり、仕事探しをする日々に逆戻りをします。
実家に帰ったことによって、精神面で余計に甘えていました
ほとんど全てのことを、何でもしてもらえる環境に甘え切っていました。
ニートでいようが、なんとかなります。親がいるから、ご飯が食べられて、家のことを何でもしてもらえます。
 
仕事を辞めてから、中古の軽自動車を購入しました。しかし、仕事をすぐに辞めたことで、当たり前ですが支払いは苦しくなります。そして、他の支払いも当然のように苦しくなります。
 
仕事を辞めて、次の仕事に就くまで4か月間空きました。
仕事探しはもちろんしていたのですが、ほとんど何もしていませんでした。
そして、何をしていたのかすらあまり覚えていません。
 
強いて言うなら働いては辞めて、というのを繰り返していました。長くて1か月間くらいです。
契約社員で採用が決まったこともありましたが、そこもすぐに辞めました。
アルバイトで働いたところも1か月で辞めました。
理由は、上記に書いたこととほぼ一緒です。
 
その頃は、何の仕事をしたら続くのか、全然わからない状態でした。
もちろん、母親にも相談していましたが、最終的には自分が決めることなので、母親には、ほとんど事後報告をする形になります。
 
自分のこの頃の支出はどうしていたのかというと、クレジットカードでの支払いがメインだったと思います。そして、だいたい親にすねをかじっていました。
 
これを書いている自分は、かなり恥さらしの状態ですが、少しでもこんな30歳がいるんだと思ってもらいたいのと、情けない、なぜそうなるんだ、とか何か思ってもらいたいです。
 
 
ずっと同じ仕事をしている人が成功者か、その人の方が偉いのか、と聞かれたらそうではないと答える人もいるでしょう。
ずっと同じ仕事をしていて、借金をかなり抱えていて、親と同居していて、自分のことはほとんど何もしない人だっているでしょう。
 
正直、いろんな人が世の中にはいると思います。
だから、一概にどの人が「正しい生き方」を送っているのかとかは言えない、と思っています。
何が正しくて、何が失敗かは、自分自身にしか分かりません
 
私の場合は、書いていることのほとんどが「失敗したこと」として書いています。
しかし、今後も失敗を繰り返すでしょうし、成功の方が少ないかもしれません。
人生の最後に、自分の人生は成功だったな、と思えるように今は、いろいろな試行錯誤をしている段階だと思っていますし、そう言い聞かせています。
 
少し間違えると、自分への「甘え」につながりますが、今はいろいろなことを学び、そのことを次のことに生かそうと模索しています。
 
偉そうなことは全く言えませんし、言うつもりもありませんが、自分の歩んだ道のりは曝け出せます。
 
そして、もうおわかりだと思うのですが、この先もまだ転職の話は続きます。できるだけ包み隠さずに書きます。よろしくお願いします。
 
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。