kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

なぜ仕事が長く続かないのか~パート4

私は、北九州から福岡に引っ越した期間が今、強いて言うなら1番後悔しているところです。
 
なぜかというと、
1.時間の無駄遣いをかなりしたこと
2.仕事をしていない期間が長かったこと
3.金銭面で多額の借金を繰り返したこと
4.20代後半~30代前半のときに仕事で1番軌道にのれるはずの所をそうしなかったこと
です。
 
1.は、2.と直結する部分がありますが、北九州から福岡に引っ越してくるときに、福岡ですぐに働けるように準備はしていきました。しかし、あまり働かずにすぐに辞めてしまいました。
このときのはっきりとした理由は覚えていませんが、1つ言えるとしたら自分に自信がありませんでした
それは、正社員として働くということなのか、非正社員として働くことなのか、とはまた違っています。
選択肢としては、このときはどちらも持っていて、現にどちらとも応募はしていました。
また、職種もはっきりとは決めていませんでした。
 
そして、この頃の1番の問題点は、何をしたいのかがはっきりとしていなかったことです。
 
名古屋や北九州にいたときよりも、精神状態や行動等全てひっくるめて最悪な状況でした。
 
自業自得であることは重々承知の上なのですが、ここで考えなければいけないことはなぜそうなってしまったのか、ということだと思います。
 
このときの記憶を思い出しながら書いていきたいと思います。ただし、かなり曖昧な部分が多いと思います。しかも、仕事をしていないときは、時間があまり早く進みません。
暇といえばそれまでですが、1か月間何もしていないことがある方はお分かりだと思いますが、毎日同じようなことしかしていません。
 
一見、精神的に楽で、負担がかからないし、好きなことができていいじゃないかと思われるかもしれませんが、決してそうではありません。
ずっと精神的に「ハリ」のある状態が続くときついとは思うのですが、ハリ」がない状態が続くのもきついということが分かりました。
それに、趣味や好きなことをするときも、「息抜き」「気休め」という言葉があるように、好きなことばかりの生活も次第に飽きが来ます。
すると、息抜きが常態化してしまい、いざ仕事を続けていく緊張感のある状態の毎日に戻る生活を送ろうと思うと、緊張感に慣れていないので、そのような場面に自分が押しつぶされそうになり、耐えられなくなり逃げ出したくなるのです。
 
私は、まさに上記のような状態に陥りました。
 
引っ越してきて1か月くらい、契約社員として働いていた時期がありました。そして、他にもアルバイトを転々としていた時期がありました。
しかし、どれも長くは続きませんでした。
 
転々としていた時期は、延べ半年間近くに及んだと思います。
常に就職サイトを検索して、常に自問自答をする日々です。
 
すると、次第に自分自身に自信を無くしていき、不安や孤独感、焦燥感に襲われていきます
このときの心の状態は、たぶん「うつ」まではいっていませんが、近い状態であったことは間違いありません。
 
今思えば、家族の人や友達にもっと弱音を吐いたり、助けを求めたりするべきでした。
そして、実家に帰るべきでした。
 
この頃の気持ちとしては、福岡に引っ越してしまったので、もう後戻りができないと思っていたのと、社会人になってから迷惑をかけっぱなしだったので、ここからは「自力で頑張る」としか考えていませんでした。
 
1人暮らしをしていたので、生活は苦しく、とても余裕のある生活は送れませんでした。
だから、消費者金融からお金を借りていました。また、母親や兄にお金を借りていました。
 
また、上記のように、アルバイトが続けられない、続かない状態です。
実家が近いとはいえ、帰るのに3時間以上かかるので、簡単には帰れません。
 
やはり、経済面、精神面が1人暮らしをするに値しませんでした。これが今、私が思う当時の結論です。
 
現在は、母親と暮らしていますが、結局数年後そうなってしまったのですから。
 
 
半年間転々としたと書きましたが、後半の3か月間は、幾分光の見えた状態ではあったのです。
特に、精神面では大きく変わりました。なぜかというと、福岡に引っ越してきてすぐくらいに、来春ごろに市の中心部に、パーソナルトレーニングジムをオープンするという求人を見つけて、それに応募して、見事に採用されたからです。
 
採用が決まった時は、かなり嬉しかったのと、安堵した気持ちがありました。
 
内定を頂いた会社で、本採用前に何日間かアルバイトをして、いろいろな経験をさせていただくことができました。
私は、新規オープンする前の採用第1号だったこともあり、今後採用される新入社員の面接に面接官として、社長さんと立ち会う機会がありました。しかも、社長さんのかばん持ちや雑用、新店のオープンの準備にも携わることができました。その後、正式に正社員として採用されました。
 
この時の心境としては、ここから頑張って働いて、たくさん稼いで、できるだけ長くこの会社で頑張りたい。それに随分と親や兄に心配させたので、早く充実した生活を送っていい報告をしたい。その一心でした。
 
この時は、私はまだ20代後半です。ようやく先が見えた、と思いましたし、希望の光が見えた、とこの時は思っていました。
 
ここで、この時に感じたことをまとめたいと思います。
 
1.もし1人暮らしを続けることが苦痛になったら、帰れる場所があるんだったら実家に帰ったほうがいいということ。
2.1人暮らしは自由な時間がある反面、自立していないと次第に精神的な負担が重くのしかかってくる、ということ。
3.やりたい仕事があっても、生活をすることを第一に考えること。
4.経済的な負担は、かなり大きいことを考慮に入れておくこと。
5.あまり稼げなくても、正社員の仕事が見つかるまではアルバイトでもなんでもいいので働くこと。
6.家族には金銭面で特に迷惑をかけないこと。
7.家族や友人に甘えてもいいけど、迷惑のかからないように感謝の気持ちを持って接すること。
 
もうお分かりだと思うのですが、上記のことは以前のブログにも似たような表現で書いています。
そして、今回また同じようなことを繰り返しているのです。
このことを、自分の精神面が弱い、メンタル面が弱いということで、片付けてもいいのでしょうか。それは違います。
 
一度経験しても問題はないです。それが経験となって活かされるのであれば。
ただ、私の場合は同じようなことを何度も繰り返しています。
繰り返されているということは、学習できていないのです。
このことについては、後のブログでもお話ししようと考えています。
 
続きは、正社員として採用されて働き始めたことを中心に、その途中で私の人生の中で、最悪の事態が襲い掛かった出来事にも触れて書いていきたいと思います。