kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

借金癖のある人について

借金癖のある人は、どのような人がいて、なぜ借金をしてしまうのか、またなぜ借金をすることが良くないことなのかについてお話ししようと思います。
そして、借金を減らすための方法と、最後に借金癖を放置し続けるとどうなってしまうのか、について最後にまとめました。
借金を作る人には特徴がありますので、そちらもぜひお読みいただき、今借金がない人、また少しでも当てはまると感じた人は、今後のために参考にしてみてください。
 
かく言う私も借金を抱えて生活しています。もうかれこれ10数年前からずっと続いています。
お金を人から借りることから始まり、それでも足りないときには、消費者金融や銀行等からお金を借りるという負のスパイラルに陥っていました。
そこからその状況から抜け出せず、借金の総額が増える状況になり、抜け出す道がないと思いました。
 
そこで、以前から検討していた「債務整理」という手段に、去年から踏み切ることにしたのです。遅いか早いかは現時点ではわかりませんが、それに踏み切って今は良かったと思っています。
 
なぜなら、もし今も債務整理をしていなかったら、ますますお金を借りていた可能性が高く、今よりも路頭に迷っていたかもしれないからです。それに、以前から借金があったため、いくら計画的に返済していても、返済期間がもっと長引く恐れがあったかもしれないからです。借金に借金を重ねていました
それに現状の生活が劇的に改善される見通しがないとも思ったからです。
 
個人個人で事情は異なるでしょうし、誰しもが債務整理を行ったほうがいいとは言い切れませんし、自力で返済したほうが良い人もいるでしょう。
ですので、結論から先に申し上げますと、もしお金のことで迷ったら、法律事務所の弁護士や、役所の相談窓口等の専門の人に相談することをお勧めします
私がずっと1人で迷っていた時期が長かったからですが、やはり専門の方々にアドバイスや相談をすることにより、暗く長いトンネルから抜け出せる道筋が見えました。
まだ、現状完済していない身としてあまり偉そうなことは言えませんが、何かこれを読んで、借金から脱出できるいいきっかけになれればと思っています。
 
・借金癖はこんな特徴の人に多い
つい借金を繰り返してしまう人には、どのような特徴があるのでしょうか?
自分は借金癖の傾向があるのかな、と心配な人は、以下に挙げる借金を繰り返してしまう人の特徴を参考に、自己分析してみましょう。
1.プライドが高い
プライドが高く、服装や食べるものなどで見栄を張ってしまう、自分の生活を人よりも贅沢に見せたいという人は、身の丈以上の生活水準を求めてしまう傾向にあります
そのため、収入と見合っていない買い物でも出費を重ねて、ついお金を借りてしまいがちです。
 
2.後ろめたさから嘘をつく
後ろめたさや抵抗感から、本当の自分を隠して印象よく見せようと嘘をついてしまう人は、嘘の上塗りで借金を重ねてしまう恐れがあります
例えば、手元にお金が足りなかったからと、家族で貯めた貯金を内緒で切り崩して、後で借金で帳尻を合わせた、というようにごまかしや嘘をつきながら重ねていくと、段々エスカレートして借金が止まらないことがあります。
 
3.計画性がなくだらしがない
計画性がなく、だらしないために出費がかさんでしまうこともあります
行きあたりばったりの計画性のない買い物で、手元のお金がなくなってしまい、サラ金のキャッシュディスペンサーでついキャッシングをし続けて、大変な額の借金になってしまった、ということもあるのです。
 
4.孤独で相談相手がいない
孤独で相談相手がいない人が借金をはじめると、辞めにくいことがあります
問題を一人で抱えてしまうため、例えばカルト宗教や高額商品の悪徳商法などに騙されそうなとき、誰かからの助言を受けることもなく、借金をして解決しようとする恐れがあります。
 
5.依存症の疑いがある
ギャンブル依存症買い物依存症アルコール依存症などの依存症も、借金の原因になります
依存症は病気と考えられていて、生活が破綻しそうであっても、自分の意思ではコントロールが難しいとされています。
もしもこの依存症の心配がある場合は、借金癖の解決のために医療専門のケアが必要かもしれませんので、医療機関の受診をおすすめします
 
次のような環境的な要因のために、借金癖がついてしまうことも珍しくありません。
6.手軽に借り入れできる仕組み
簡単に借りられる借金の仕組みも、借金癖がつく背景と言えるでしょう。
カードや借り入れの審査は、インターネットで手軽に進められます。 
キャッシング用のキャッシュディスペンサーも、銀行のATMと同様に、ごく普通に街にあるものです。
そのため、本当は借金をしていても、借金の意識が薄れてしまいがちになります
 
7.貧困
貧困と聞くと無職で収入の無い人をイメージしてしまいがちですが、昨今の貧困事情はより複雑になっているようです
仕事をしていても貧困」というケースは深刻でしょう。
フルタイムで働いていても、まともな月給を得られない非正規雇用の方、なかなか安定した職に就けない方、身体的理由などで充分に働くことができない方など理由は様々でしょう。
また、ある程度の収入があっても、固定支出が多いために実状は貧困生活というケースも多いようです
中には「真面目に働くより生活保護を受けたほうがいい」という状態の方もいるようです。
こういった状態で借金をすることは、確かに緊急時の一時しのぎにはなるでしょう。
一時の精神的な安らぎを得ることもできるかもしれません。
しかし、その後の返済のことをしっかりと考えておかないと、後々そのしわ寄せが自分に返ってくるのです。
 
・借金をしてしまう理由とは?
ここでは、借金をしている人たちは、どういった理由でお金を借りているのか見てみましょう。
1.趣味・娯楽(レジャー・旅行を含む)費用:29.3%
2.食費:16.3%
3.家賃の支払い(住宅ローンの返済を含む):13.8%
4.自動車の購入費(車検整備費等を含む):9.0%
5.衣料費:8.1%
6.医療費:8.1%
7.納税・納付等の支払い:7.7%
8.ギャンブルにかける費用:5.4%
<直近1年以内に借入れ申込みを行った際の資金使途>
日本貸金業協会による平成28年度調査結果です。
貸金業者ですので、主に消費者金融業者を利用している人の調査結果です。)
衣食住といった生活に直結する理由ならば、借金する人の気持ちも納得できるでしょうか?
趣味や娯楽に使うためにお金を借りるという点が、借金をしない人にとっては理解しがたいと感じる部分のようです
しかし、今やりたいことをお金のために我慢せず、低金利のカードローンなどで無理のない返済額で借り、後払いにするというのは、決して突飛な考え方ではありません。
クレジットカードのリボ払いや、住宅ローン、自動車ローンでも同じことです。
問題なのは、返済の予定も怪しいのに、借金をするということは、区別して考えておきたいところです
消費者金融に限らず、借金をしている方のほとんどは、問題なく返済生活を続け、いずれ完済します
借金をすることは悪いことではありません。返せない借金をすることが危険なのです
 
・借金癖がある人が抱えている危険性
借金癖を放っておくと、どんな問題が生じるのでしょうか?
1.多重債務になってしまう
借金癖を放っておくと、返済しないまま借りたり、借金を借金で返すために追加で借りたりなど、問題のある借り方をしてしまいます
こうなると借金額は大きくなり、返済は長期化しやすくなります
借金返済が苦しいからといって、新しく借りた借金で返済しようとすれば、多重債務に陥ります。
多重債務は、社会問題になっているほど経済的な破綻を招きやすいので、かなり深刻な事態と言えるでしょう
 
2.闇金に手を出してしまう
借金癖のある人が借金を重ねて、総量規制(年収の3分の1を限度額にして借入を制限する制度)を超えると、金融機関によっては借り入れができなくなることがあります
そうなると、合法の業者からはお金を借りられず、違法な無登録の貸金業者(いわゆる闇金)だけが取引に応じる結果になってしまうのです
闇金は利息の設定や取り立てなど違法な可能性があり、トラブルに発展すると解決が困難になりかねませんので、関わり合いにならないようにしたいものです。
 
3.人間関係が悪化してしまう
借金癖から人間関係が悪化してしまうこともあります。
時には家族でさえも、借金癖のある人から迷惑をかけられるのは困る、といった理由から絶縁してしまうことですらあるのです
借金癖がエスカレートすれば信用を損ねますので、家族・友人・仕事先の人間関係を失ってしまう可能性があることも覚えておきましょう。
 
4.カードの作成やローン契約ができなくなる
借金癖があると、返済が追いつかず自転車操業に陥り、結局は行き詰まって滞納してしまうということも珍しくありません
借金の返済が滞ると、信用情報機関に事故情報が登録されるブラックリスト入りとなって、カードの作成やローン契約ができなくなります
事故情報が登録されると、カードが利用できずに、買い物や公共料金の支払などに不便を感じることもあるでしょう。
それに、住宅ローンを組む、商売のために融資を受ける、といったライフプランを組むときに差し支えることがあります。
 
5.最悪の場合は裁判の可能性もある
借金癖がエスカレートしたり、その状態に何も対処しないでいると、裁判の可能性もあります
借金を滞納すると、業者は督促状や電話で返済を求めてきます。しかし、それでも滞納が続けば、一括請求される上に裁判を起こされるのです。
この時点では債務者には、一括で支払う以外の選択肢はなくなります。業者も貸したお金を返してもらえなければ、経営が成り立たないので、本気で取り立ててくるのです。
 
・借金癖をなおすための対処法
借金癖の行動を一気に改善することが難しいとしても、返済が無事にできれば、借金癖から生じるリスクはかなり軽減ができます。
そこで、完済に向けて、まずは正しい現状把握から始めてみましょう。
 
1.収支を把握して返済計画を立てる
まずは、次の項目をおさえて完済の見通しを立てていきます。
・自分の収入
・必要な生活費、固定費
・借入額
・借入先
・返済日
・返済期間、返済予定
自分だけで調べるのが難しい場合は、頼れる先に相談しながら取り組んでみましょう。
家族・友人のような身近な人と協力して、一緒に取り組むのも方法です。
例えば、次のような相談機関に相談しながら返済の計画を立てると、家計を立て直すアドバイスも得られるので、より現実的で実行可能な予定が立てやすくなります。
 
1.カードを作らない、解約する
カードを強制的に使えない状況にしてしまえば、借金はできなくなります
そこで、あえてカードを作らない、または解約することで借金をできない状況を作ることも、借金癖から脱出する有効な方法です。
 
2.貸付自粛制度の活用
貸付自粛制度は、信用調査機関に本人から申し出て自粛情報を登録することにより、それ以上の貸付を業者が止めることができる制度です
ただし、この制度には強制力はなく、自粛情報が登録されても、業者に貸付が禁止されるわけではありません。
あくまでも業者に自粛をしてもらう制度であることには留意しておきましょう。
 
・借金癖は債務整理をきっかけに改善しよう
借金癖を少しずつ改善できたとしても、それまでの借金がなくなるわけではなく、返済負担は変わらずに負い続けています。
借金の負担が減らせたら、借金癖の改善にもつながるので嬉しいでしょう。
そこで、もし返済の見通しを立てながら自力で借金を減らすことが難しい場合は、債務整理を検討してみましょう
 
債務整理とは?
債務整理は、法律で定められた借金を減額する手続きです
主な債務整理は3種類あります。
任意整理将来金利、遅延損害金を借金総額からカットし、月々の返済額を減らして調整できる
個人再生おおむね5分の1~10分の1まで借金を減らせる
自己破産借金をゼロにまで減らせる
これらの手続きは、借金解決の専門家でもある弁護士や司法書士に相談しながら行うのが一般的です
専門家に手続きを任せると、早期解決が期待できます。
 
ブラックリスト入りを生活立て直しの機会に
3種類のどの手続きでも、債務整理を行うとブラックリスト入りすることには注意してください
ブラックリスト入りすれば、新たにクレジットカードを作ることや、借り入れを行うことが5~10年間できなくなるので、不便な思いを抱くこともあるかもしれません
ですが、期間が過ぎればカードの作成や借り入れはできるようになります
債務整理でせっかく借金をすっきり解決しても、借金癖がぶり返してまた借りてしまわないか心配」という方には、ブラックリスト入りの期間は強制的に借り入れができなくなるので、生活を立て直すための良い機会とも言えます。
債務整理を生活再建の機会と捉えて、その間にお金との付き合い方をじっくり考えてみましょう。
 
借金癖を放置してしまうと、「多重債務に陥る、返済できなくなる、裁判を起こされる」などの恐れがありますので、このようなリスクを避ける対処が必要となります
返済の見通しを立てて、借金を増やせない状況を作る必要がありますが、借金額が大きい、すでに滞納しているなどで困った場合は、債務整理で解決できるかもしれません
専門家であれば、借金癖の悩みも含めて相談に乗ってくれます。
まずは無料相談で悩みを打ち明けてみてはいかがでしょうか?
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。