kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

人の悪口は言ってはいけない~パート1

人はなぜ悪口や愚痴、陰口を言うのでしょうか。
 
心が元気で健康ならば、人の悪口は言わないものです。
しかし、それだけで片付けてもいいものなのでしょうか。
そして、人はなぜいい所よりも悪い所や嫌な所が先に目に付くのでしょうか。そして、口に出してしまうのでしょうか。
 
かく言う私も人格者ではありません。時に、人の悪口や気になる所、嫌な所を家族や友達にぽろっと言いそうになります。
 
さすがに、同僚や微妙な仲の人に言うと、それが広まりそうなのが嫌なので絶対に言いません。
また、SNSでそのような批判めいたことを書き込むや悪口を言うことは、絶対に避けています。
また、いつどこで自分が悪口や陰口を言われているかわかりません。
意外と人は知らないうちに、書いたり言ったりしている可能性があるからです。
 
では、何か言いたいときのはけ口はどうしたらいいのか、そして不平不満を溜め込んだらストレスがたまるだけではないか、と思う人がいると思います。
もしどうしても何か口に出して言いたければ、紙に書いてその紙をくしゃくしゃにして、すぐに捨てる(シュレッダーにかける)ことです。
最悪周りに誰もいない状況を見計らってから、独り言をつぶやくように言うか、または別の発散方法を行うかです。
先ほども言いましたが、決して何かに書き込んだり、誰かに言ったりしないことです。また、公の場では他人に誰かの悪口を言わないことです。誰かが聞いている可能性がないわけではないからです。
 
というよりも、悪口や愚痴はなぜいけないのでしょうか。
1.愚痴が習慣化してしまう
2.周囲の評判が悪くなる
3.自分がネガティブな気分になる
4.相手を不快にする
 
ここから1つずつ詳しく見ていきましょう。
1.愚痴が習慣化してしまう
愚痴を言うことで気分が楽になる部分があります。
ネガティブな発言が増えてしまったり、愚痴ばかり言ってしまったりする人になる可能性があります。
人は同じことを長く続けていると習慣化しやすく、習慣化されたことは、簡単に治すことが出来ません。
そのため、愚痴や悪口を言い続けていると習慣化してしまい、治そうと思ったときにはどうすることもできなくなってしまいます。
ちょっとした時に愚痴を言うことは良いのですが、いつも愚痴ばかり言っていると、周囲から嫌われるおそれが高くなります。
そして、周囲から愚痴ばかり言っている人などのレッテルを貼られたりしてしまいます。
ちょっとした一言だけで周囲の評判を下げたくないのであれば、愚痴を言うことをやめたほうがいいでしょう。
習慣化する前に、自分から止めるのが1番の方法です。
 
2.周囲の評判が悪くなる
愚痴や悪口に対して、良い印象を持っている人はほとんどいません。
すると、愚痴や悪口が多い人に対する印象も悪くなってしまいます。
あの人は悪口ばかり言っている、愚痴しか言わない、などと認識されている人に、自分から近づこうとは思わないでしょう。
愚痴や悪口が嫌われてしまう理由としては、聞いている側が辛く、悲しい気持ちになるからです。
自分に関係のない、他人の愚痴や悪口を聞いていて、楽しい人はほとんどいないでしょう。
そのような楽しくないことをしている人と一緒にいる気分にはなれません。
また、普段から悪口を言っていると、自分の悪口も言われているのではないか、と考えてしまいます。
友人や知り合いの悪口を話しているのだから、別の場所でも自分の悪口を話している、と思うのも当然です。
このように、愚痴や悪口を言っていると、周囲の評判が悪くなってしまいます。
程々の愚痴は大切ですが、限度というものは必要です。
 
3.自分がネガティブな気分になる
言葉の力は大きく、ポジティブな言葉を聞くと元気に、前向きに、
ネガティブな言葉を聞くと元気をなくし、後ろ向きな気分にさせてしまうでしょう。
このことと同じように、愚痴や悪口のようなネガティブな言葉を聞いていると、自分もネガティブな気分になってしまいます。
また、愚痴や悪口は過去の嫌なことを思い出す可能性が高いです。
一度感じた負の感情を、もう一度感じることになってしまいます。
自分から辛く悲しい気持ちを思い出させてしまうのが、愚痴や悪口をいうことです。
このようなネガティブな気分を避けるためには、やはり愚痴や悪口を減らす、または言わないことが大切です。
全てを一気に我慢することは大変なので、徐々に減らしていく習慣をつけるといいでしょう。
 
4.相手を不快にする
愚痴や悪口は聞いていて、気分が良いものではありません。
話している方は気分がスッキリしますが、聞いている側はかなり疲れます。
たとえ親しい友人だとしても、愚痴を聞いていて、楽しくなる人はいないでしょう。
また、友人内で話をしていると、友人の友人の悪口を言ってしまう場合があります。
本人に悪気はなくても、こちらも聞いている側は非常に不快です。
もし自分の友人の悪口を言われていたら、気分が悪くなるのは当然のことです。
そして、その話を続けて聞きたいとは思いません。
このように、愚痴や悪口は聞いている側を不快にしてしまい、
そのことが原因で友達を失ってしまう可能性を秘めています。
また、相手の交友関係に踏み入ってしまう場合もあり、想像以上の悪影響を及ぼしてしまう場合もあります。
少しの愚痴であれば相手は聞いてもらえるかもしれませんが、
いつも愚痴を言っていたり、会う度に悪口を言っていたりする人とは、
友達になることは難しいといえます。
そのため、愚痴や悪口は言わないほうが良いといわれるのです。
愚痴や悪口は相手を不快にし、話題に上がっている相手も不快になります。
様々な人の気分を害し、良いことはほとんどないので、愚痴や悪口を言うことは辞めた方がいいでしょう。
 
悪口を言ってしまう人や愚痴をこぼしてしまう人が直すにはどうしたらいいのでしょうか。
1.相手の良い所しか見ない
2.人にはいい所や長所が必ずあると思うようにする
3.悪い所を良い所に置き換えて考える
4.ストレス発散を別の方法に換える
 
人には絶対に長所や良い所があります。
たとえ短所でも裏をかえすと、長所になる場合があります。
・せっかちな人を言い換えると、いろいろなことによく気づく人
・マイペースな人を言い換えると、自分のペースでできるから周りに惑わされない人
のように、少し発想を逆転させてあげれば良いのです。
 
もし癖や習性で、人をマイナスな所しか見られなくなってしまった人は、身近な人でいいのでその人の良い所を1つ取り上げてみてください
そして、書き出してみてください。特に、書き出すという作業は大事な作業です。
なぜなら、目に見えること=可視化することで脳がそのことを記憶させることができます
 
先ほども言いましたが、人の悪口や愚痴を言っても、何もいいことはありません
そして、いい影響を与えないばかりか、もしかしたら悪口や愚痴を言うその人が、言われる側に回る恐れが非常に高くなるからです。
 
このようなことは元来、小学校の道徳の授業や親御さんの教育で習っているはずなのです。
しかし、大人になるにつれて数多くの人と関わります。
全員ができた人や良識のある人とは限りません。
また、周りの人間がそのようなことを言っていて、自分がその輪の中にいたときに同調することがあるかもしれません。(いわゆるハブられたくないから)
その時は、周りに流されない強い心を持っていてくださいそして、それに耐えられたら自分をほめてあげてください。人間として一歩以上、あなたが前進したことになっているからです。
 
人は簡単に周りに流されてしますし、大人数の意見の方に同調されやすいです。
わかりやすくいうと、多数決の原理です。学校では何でも多数決で物事を決めてきたと思います。友達をつくるときも大きな輪の方が勢力が強く、逆に少人数だと浮いている、なんでそんなところにいるの、と思われるからです。
それはそれでいい面があるのですが、少人数の意見が取り入れられないということは、往々にしてあります。
その集団にいて反抗してしまうといじめられる、仲間外れにされてしまうおそれがあります。
 
集団社会で生きていく機会が多い世の中では、空気を必要以上に読まなくてはいけなくなりました。
時にはそのことは大切で大事なことにはなるのですが、そこに毅然と立ち向かう勇気が自分の心の中に備わっていないといけないのです。
 
ストレス社会のため、日常生活にゆとりがなく、張り詰めた毎日を送っている人が多いのではないでしょうか。
そこで、つい愚痴や不平不満、人の悪口を言ってしまう人がでてくるのではないかと思います。
しかし、出来れば愚痴や不平不満、悪口を言わずに生きていけたらいいと思うでしょう。
 
自分も正直言ってしまうときがあります。でも、人の愚痴は聞いていて、嫌だなと感じます
やはり、愚痴を言わない人が近くにいるほうがいいと思います。
いつも楽しそうで、人生を謳歌していると感じます。
そのような人は人望があり、また仕事ができて、プライベートが充実しています
今回はここまでにしたいと思います。
 
次回は、愚痴を言わない人の特徴について、愚痴を言わないことで得られる効果・メリット、また愚痴を言わないことのデメリットについても書いたのでお楽しみにしていてください。
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。