kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

苦手な人との接し方について~後編

前回に続いて、苦手な人との接し方について続きから書いていきます。
 
・苦手な人との上手な付き合い方について
苦手な人がいるとデメリットが多いですし、毎日会うだけでしんどくなってしまいます。しかし、苦手な人との上手な付き合い方を知っておけば、自分の中のストレスを軽減できます
それでは、苦手な人との付き合い方を詳しく見ていきましょう。
1.苦手な人の何が苦手であるのかを考える
苦手な人との付き合い方を考え直す前に、まずは苦手な人のどんな所が苦手なのかを考えてみましょうその時に、「全部嫌いだ」と決めつけないでください
相手の苦手なところは、一部の言動や服装などの見た目であることが多いのが事実です。
あなたの苦手な人の気に入らないところは、見た目・言動・考え方のどれでしょうか?
例えば、清潔感のない見た目が苦手であれば、その人の中身を知ろうともせず、どんどん嫌いになってしまうものです。
苦手であるという気持ちが生じる原因が分かれば、その人の全てが苦手ではないと気づくことができます
 
2.役割や役柄に徹する
仕事や生活をしていく上で、苦手な人との接触がどうしても避けられないこともあるでしょう。
そのような時は、自分の役割や役柄に徹して、割り切っていくことがおすすめです毎日苦手な人のことを意識してネガティブな感情になるよりも、圧倒的にストレスは軽減します
例えば、苦手な人が上司であれば、可愛い部下になりきる。苦手な人が同僚であれば、上手く仕事をしてもらう方法を考えるといいでしょう。
これで苦手な人との関係がスムーズになれば、仕事はやりやすいですし、気持ちも楽になります。
 
3.相手の良い所を探してみるようにする
苦手な人を頭ごなしに否定してしまう癖がついている方は、逆に相手の良い所を探してみましょう。その人の苦手な所だけを見てしまうと、相手のことがどんどん苦手になってしまいます。まずは、相手の苦手な部分にフタをすることが重要です
次に、相手の良い所を探します。「苦手」という壁がなくなって、まっさらな気持ちになれば、相手の良い所も簡単に見つかるはずです。意識の向け方を、少しだけ変えるようにしてみてください。
 
4.苦手な人の攻略ポイントを探す
苦手な人とのやりとりにゲーム感覚でチャレンジしていくと、案外楽しくなるものです。苦手な人をゲームのボスに見立てて、相手と親しい関係になれたらゲームはクリア。
コミュニケーションスキルというレベルが上がるので、自分もゲーム感覚で成長できるのです
コミュニケーションスキルが上がっていけば、この先どんなに苦手な人に遭遇しても、対処しやすくなるでしょう自分の味方が増えることで仕事や生活の幅も広がりますし、相手に信頼されれば周囲からの評価が上がる可能性もあるのです
 
5.なるべく接点を減らす
苦手な人と接していると、どうしてもストレスが溜まってしまいます。そのような時は無理に相手と接点を持とうとせず、距離を置くのも1つの手です
必要な時に行動をともにすることは仕方がないことですが、それ以外の時に無理して一緒にいることはないでしょう。
苦手な人との接点を減らすポイントとしては、相手と共通の話をしたり、共感の意思を見せたりしないことが重要です人間は共感や共通といった、同じ思考を持つ相手に好意を抱く傾向があるからです。また、プライベートの話をしないことも、相手との距離を保つのに必要なことです。
 
6.自然体で振る舞う
普段苦手な人と接するとき、苦手であるという気持ちが先行してしまい、不自然な言動をしてしまうことはないでしょうか?
嫉妬や怒りなどの負の感情は、意外と相手に気づかれてしまうものです苦手な人と話すときは、苦手であるという感情を、一旦置いておくことが上手な付き合い方なのです
周囲にいる人たちと同様に、苦手な人と接することが大切です。挨拶や感謝の言葉を伝えることは、人として常識です。特別なことはしなくていいので、当たり前の行動をするようにしましょう。
 
・苦手な人を気にしないようにするコツとは?
苦手な人を気にしないようにするコツは、自分の意思をしっかり持つことです苦手な人に感情を流されるというようなことは嫌なことですし、苦手な人よりも自分のためにエネルギーを使う方が大切です。苦手な人を気にしないようにするコツを、ここからは詳しく見ていきましょう。
1.「苦手でも大丈夫なんだ」と重く考えないようにする
苦手な人と接していると、苦手であるという感情を持っている自分が嫌になったり、苦手な人との付き合い方を上手くやらなければいけないと考えたりすることもあります
しかし、嫉妬や怒りなどの負の感情を持った自分を否定する必要は、全くないのです。
人間として生きていく以上、苦手な人ができてしまうのは仕方のないことなのです。「苦手でもいいじゃないか」と思うことで、自分の中にある罪悪感も軽減します。
苦手でも大丈夫であると割り切れば、相手に対する嫉妬や怒りなどの気持ちも少なくなっていくはずです
 
2.嫌なことを言われても流せるようにする
攻撃的で挑発的、挑戦的な言動を浴びせてくる人が苦手な場合、毎日のように嫌味や怒鳴り声を聞き続けたら、心が荒んでいってしまいます。
心が疲れてしまわないように、嫌なことを言われても気にせず、流す能力を身につけることが重要です
勢いだけの嫌味や罵声の中に、意味があることはほとんどないのです。真正面から向き合ってしまうと、ただ傷つくだけです。
たとえ嫌なことを言われたとしても、真に受けず、「はいはい、了解でーす」くらいの気持ちで受け流すようにしましょう。
 
3.苦手な人に感情を振り回されないようにする
苦手な人がいると、ついその人のことばかり考えてしまいませんか?その人から逃げようと考えたり、どう対処しようかと悩んだりする程、気づけば苦手な人のことで頭がいっぱいになってしまいます。
素敵で良いことすら考えられず、苦手な人に思考を奪われるというのは、悔しくなっていきます。苦手な人に感情を振り回されてしまわないように、まずは自分のことをしっかり考えるようにしましょう。苦手な人のために時間を使うくらいであれば、自分の仕事や趣味のために時間を費やした方がいいです。気持ちが前向きになれば、苦手な人とも積極的に向き合えるようになれます
 
4.負の感情を捨てる
苦手な人に対して嫉妬や怒りを抱えているのであれば、その感情を思い切って捨ててみましょう。負の感情は、相手と自分を比較することで発生します。
人は誰でも特別な存在なのですから、わざわざ比較して消極的になる必要はないのです
自分が特別な存在だと気づくことができたのならば、相手の優れた部分や良い所を、素直に認められるようになります。相手を追い越すのではなく、相手の良い所は吸収して、自分の力にするようにしましょう。
お互いを認め合える存在になれれば、人間的にももっと成長できるでしょう
 
5.嫌われる言動には理由がある
周囲の人から嫌われがちな言動をする人は、人からの嫉妬や怒りを買いやすいことが多いです。これは、自分の価値観を高めるために、無意識にしてしまっている言動なのです。自分の存在価値を確かめたくて、周りが見えなくなっているのかもしれません。
人を否定して自分が高みに上がった気になったり、周囲の人に優位であると思われたかったりします。このような理由があると思うと、苦手な人でも少しかわいそうな気がしてきませんか?あなたが相手の価値を高める言動をとるだけで、態度が変わることもあるのです
 
6.人のふり見て我がふり直す
自分の言動は、他人の言動に反映されると言われることがあります良し悪しに関わらず、目の前にいる人の行動は、普段自分も行っている可能性があるのです
苦手な人の言動は、知らず知らずのうちに、自分もしてしまっていることなのかもしれません。
「人のふり見て我がふり直せ」ということわざがあるように、苦手な人は自分に嫌な所がないかを客観的に見せてくれているのです。
良い人の素敵な所は自分に取り入れ、苦手な人の悪い所は自分もしていないか、確かめてみましょう
 
・苦手な人の言動を変える接し方とは?
苦手な人の嫌な部分が浮き彫りになっている場合、「あの人の言動が変わればもっと接しやすくなるのに」と感じることもあるのではないでしょうか?
そのような時は、嫌いな人の言動を変える接し方を試してみましょう。最初は実践しにくいかもしれませんが、慣れればすぐに使いこなせる武器になります。
1.相手の話し方に合わせてみる
嫌いな人と話すときは、相手の話し方に合わせてみましょう人間は、自分と似た人や共通点がある人に親しみを抱きやすい傾向があります
自分の心境は二の次にして、とにかく相手の話し方を真似することで、相手が心を開きやすい状況を作り出すのです
話し方を合わせるときは、以下のポイントを意識してみてください。
・話す速さ
・声のサイズ
・話のテンポ
・身振り手振り
・相槌
これらの行動だけで、きつい言葉を放つ人の言動が、嘘みたいに変わることがあります。今までとは打って変わって良い関係を築きやすくなるので、ぜひ試してみてください。
 
2.とにかく話を聞いて理解していることを示す
もしあなたが人の話を聞くことが得意なら、とにかく苦手な人の話を聞いてあげるのもおすすめの方法です人は話を聞いてもらうことで、話を聞いてくれた相手に心を開きやすくなります。苦手な人の話を聞くことは辛いかもしれませんが、本気で聞く必要はありません。
話を聞くときは、「相手の話を理解している感」を出すことが重要です。否定や自分の考えは言わず、相手に対して肯定的な反応を示します。会話を掘り下げて、相手の話を聞くのも有効です。
話を聞いている感を出すためのとっておきの方法は、オウム返しです。例えば、嫌いな人が「海に行った」と言ったら、「海に行ったんですね」と返します。これだけで、相手は話を聞いてもらったことを強く実感できるのです。ぜひやってみてください。
 
3.苦手な人を攻略するコツを身につけて試す
苦手な人を攻略するコツを身につけることで、相手との付き合い方が良好になることもあります。苦手な人というのは、あなたが嫌いな部分を持つ人のことです
つまり、苦手な人を攻略することは、自ずと嫌いな部分を持つ人全般を克服することに繋がります
苦手な人との付き合い方を改善するためには、コミュニケーション方法を身につけることが1番です。自分のコミュニケーション能力に自信が持てるようになれば、嫌いな人や苦手な人と接することも苦ではなくなります。
むしろ相手とどう接するか、ワクワクしてしまうのではないでしょうか?
苦手な人とうまく付き合うコツは、とにかく相手の心を開いてあげることです。相手にとって安心できる存在になれば、あなたは相手のお気に入りの人になります。
苦手な人との付き合い方を習得することで、あなたの人としてのレベルもアップするのです。
 
4.相手を認めてあげる存在になる
人間は基本的に、「自分は価値のある存在である」と感じていたいものです。さらにそれは、自己肯定だけでなく「他人からも必要とされたい」という他己肯定も求めてしまうのです
こうした心境の隙間に入り込めば、苦手な人との関係がよくなります
形式だけでもいいので、苦手な人の価値観をアップしてあげましょう。例えば、仕事のことを褒めたり、相手の考え方を認めたり、頑張りをねぎらったりすることです。
苦手な人を持ち上げることは、心苦しいことかもしれません。しかし、相手との関係をよくしたいのであれば、試す価値はあります。
また、感謝や激励といった、人として当たり前の行動を示すことも大切です。今まで苦手な人を徹底的に避けていた人は、まずはこれらの当たり前の行動で、相手との距離を詰めてみましょう。
 
ここまで苦手な人との上手な付き合い方をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
苦手な人ができてしまうのには、相手への嫉妬や言動など、様々な理由があります苦手になる理由が分かれば、相手との付き合い方も見えてくるのです。まずは、相手のことが苦手な理由を探してみましょう。
また、苦手な人がいると、日常の中に多くのデメリットが発生します相手の心を開くことを心掛けていけば、相手と上手に付き合うコツが分かるようになります
苦手な人との付き合い方を習得して、毎日をもっと前向きに過ごしてください。
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。