kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

人恋しくなるのはどういうときなのか

人恋しくなるときは、どんなときなのだろうとふと考えました。

私は、母親と2人で現在は暮らしているものの、10年以上は1人暮らしをしていました。その時は、よく1人でいることを寂しく感じていました。1人暮らしが嫌だというのとは、また別の感情です。

 

学生時代、高校を卒業するまでは、ほとんどの時間を、誰かと一緒に生活していました。

それから大学に入り、1人暮らしをスタートしました。

 

私は、高校生の時から、早く1人暮らしをしたいと思っていました。親や兄と生活していて、性格が合わないし、生活パターン等の細かい所が噛み合わなかったからです。

だから、大学生になり、実家から通えるような大学への進学は、これっぽっちも考えていませんでした。

また、寮などの集団生活も性に合わないかな、と思っていました。マイペースで生活をしたかったからです。

時間の規則、門限に縛られる生活は苦痛になると思っていました。集団生活は、
・近くに人がいることで何かあったときに相談できる
・生活リズムが安定する
・非常事態が起きても誰かが助けてくれる可能性が高い
・人との絆が深まりやすく、知り合いが増えて友達が作りやすい
・規則があることが多いので、生活する上でのルールを身につけることができる

・礼儀や作法、常識、上下関係が身につく

・家事の基本が身に付けられる
等のメリットがあることも確かです。意外とメリットがあるな、という印象です

 

しかし、私は1人暮らしをして「自由に」生活がしたかったのです。
最初は、やはり戸惑う部分はありましたが、慣れていくと快適でした。

私は、学生時代から1人暮らしのため、就職してからの1人暮らしとは様相が異なります。


学生時代に1人暮らしをして感じたことは、
・時間にゆとりがあるため何をしてもいい分、だらけることが簡単にできる
・自分なりのルールをつくれる
・衣食住を中心とした自己管理の仕方を考えることが早いうちから身につけられる
・お金の管理の仕方を自分なりに工夫できる
・気軽に友人を呼べて遊べる

・就職で1人暮らしをいきなり始めるより経験している分いろいろなことが慣れている
等が主だと思います。


だから、私は結構、満喫した学生生活を当時は送っていました。ただ、かなり親のすねをかじっていました。そして、奨学金で後々苦しむことになるので、もっとアルバイトをしておけばよかったと思いますが。

やはり、いろいろとありましたが、トータルでみると楽しかったです。

学生時代に1度、引っ越しを自分でしたことも、後々いい経験につながりました。


就職をしてからももちろん、1人暮らしからスタートしました。その時も実家に帰るという選択肢は、これっぽっちもありませんでした。
就職をしてからの1人暮らしでは、何が変わったのかというと、
・家にいる時間が減る
・仕事で疲れるため、生活が少しだらける
・衣食住を必要最低限で済ませたいと考えてしまう
・何をするにも楽をしたいので、身の回りのことをするのが億劫になり、いい加減になりやすい
・自炊をするのが面倒になるため特に食生活が乱れやすい

・意外とお金が貯められないことを知る

・収入と支出のバランスを考えた生活を送るようになる

・自分で稼いだお金だからとお財布が緩むことがたびたびある
等が挙げられます。

かなり当たり前ですが、学生時代とは同じ1人暮らしでも全然違うというところです。


この時に、親のありがたみを改めて肌で感じました。

疲れたときに、何もかもしなければならないので、誰かがしてくれたらいいな、と何度も思いました。

 

しかも、どういうときが1番辛かったのかというと、私が病気をしたときです。

周りに助けてくれる人は、ほとんどいないので、自力で病院に行き、買い物をする。そして、料理や洗濯をする。そのことが、地味に辛かったです。

私は、体調が優れないことが度々あったので、助けてくれる人が身近にいなかったことは、今思えば精神的にもきつかったと感じています。


確かに、友達でもいいかもしれませんが、表面上の心配はしてもらえるでしょう。

しかし、生活の面倒を見てくれるわけではありません。それに、すぐにかけつけてくれる可能性はあまりないでしょう。心配のメールや電話があるくらいではないでしょうか。親友ならば別だと思います。

また、彼女でもいいと思います。病気や怪我等の辛いときに、彼女に支えてもらいたいなんて、星の数ほど頭の中で思ったことか。あるいは、仲のいい親戚くらいでしょうか。また、仲のいい同僚の場合もあるでしょうが。

 


初めの方にも述べましたが、就職をしてから約8年、学生時代を含めると10数年くらい、1人暮らしをしました。
今は、親と生活をしています。

もちろん、何度も1人暮らしをしたいと思っています。

しかし、今はまだ恥ずかしながら精神的に未熟です。1人暮らしを今からすぐにやれなくもないのですが、1人だと心の支えがないので、何かあったときに崩れる恐れがあるからです。

 

数年前に、1人暮らしを試みようとしましたが、わずか数ヶ月で、頓挫するという失態を犯しました。

頭の中と心の中は違うと、すぐにこの時に分かりました。
私は、時々母親がいなかったら、この先どうなるのだろうと怖くなります。それだけ私は、自立がまだ出来ていないのだと思っています。


かつては、自分1人で生きていける、くらいの生意気な考え方をしていた時期がありました。

人の支えがなくても、友達がいなくても、どうにかなるだろうとさえ思っていたことがあります。でも実際は、人は1人で生きていくことは、ほぼ不可能なのだと感じています。


早く支えてもらえるような彼女を見つけないといけません。今まで1人暮らしは確かにしてきましたが、老後にお互いを支えあう関係がないと寂しくなりそうで、想像するだけでも怖く感じます。

しかし、私の失態で上手くいっていません。もういい年齢なので、いつまでもそんなことを言っていられません。精神的に成長しなければなりません。

このまま生涯、友達が少ないままで、独身で、交友関係が少なくて、殻に閉じこもったままでいいのか、と思うわけです。


やはり、人との繋がりは大切ですし、今後は特に大事にしなければなりません。

今更かもしれませんが、まだ遅くはないとも思っています。変わるのは自分自身です。

焦らず、マイペースも大切ですが、いい加減学んだことを生かさないといけない年齢だということも改めて感じています。

今は、気持ちだけですが、早く愛する人や子供たちと生活をしたいと心から思っています。そのためには、行動することが大事だと感じています。

 

本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。