kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

新聞の役割について

新聞は、これからも必要な媒体なのか。私は必要だと考えています。

 

昨今、新聞の購読者が減少してきています。若年層を中心に新聞を読む人は少なくなってきています。都心部では年々減少しています。

 

どうして新聞を読まないのか。ご存知の方が多いとは思いますが、簡単にまとめますと、

 

1.他の媒体(テレビ、ラジオ、インターネット等)で情報が得られる。

2.新聞の購読料が高い。

3.新聞を読む時間がない。

4.自宅の郵便受けから新聞を取りに行くのに時間がかかり、取りに行くのが面倒。

などです。

 

1つずつ見ていきますと、

1.は、新聞が各家庭に普及し始めたのは、昭和以前の時代でまだテレビが無い頃。世の中の情報を知る手段の1つとして、新聞は大きな役割を果たしました。昭和時代は、新聞とテレビが大きな役割を果たしていましたが、1990年代以降は、インターネットが普及し始めて、パソコンが各家庭に1台持つようになりました。それ以降は、急速に購読者が減少しています。

2.は、紙の価格が上昇している点が大きく影響しています。新聞を長年購読している方なら、数十年前と比べたらいくら上昇しているかわかるのではないでしょうか。

3.は、朝食を食べずに、朝起きて数分で職場に向かう方がいます。また、朝は家事等でバタバタする時間です。だから、それに追われてゆっくりする時間すらない。ましてや、新聞はともかくテレビすら観る時間がない、という方がいます。

4.は、集合住宅に多いのですが、郵便受けと玄関の位置が離れているケースです。朝の時間がないときに玄関を出て、エレベーターに乗り、1階まで降りて郵便受けに取りに行く。その往復をすると、時間がかかるのは承知の通りです。

 

1.は、理由として大多数なのではないかと思います。私の家庭では、数年前まで新聞を購読していました。しかし、朝テレビを観ながら支度をして家を出ます。帰宅しても、帰宅が遅くなった場合は食事をして、お風呂に入って、少し休んで寝る。新聞を読むという時間がなくなります。

また、電車通勤なら車内で読む時間がある。仕事の休憩時間に読む時間がある。という意見があると思います。しかし、新聞を持って外出すると重さはないですが、かさばります。

そして、1番の理由は、携帯電話のインターネットニュースを観ることができます。新聞社のインターネットアプリをダウンロードすれば紙面とほぼ同じ記事を観ることができます。

また、紙面の場合はほとんどの家庭は1社のみを購読していると思いますが、インターネットニュースは複数のアプリをダウンロードすれば、複数のニュースを観ることが可能です。私の家庭も、数年前から新聞を購読するのを止めました。

理由は2.に近いのですが、1.も理由としてはあります。また、マンションに引っ越したため、4.の理由も増えました。

 

実は、数十年前に1人暮らしをしていた時に、新聞を購読していたことがありました。

主な理由は、就職試験を受けるために世の中の情報を新聞で得たいからでした。ほぼ毎日欠かさず読んでいました。

しかし、それは今思えば余暇時間があったからだと思います。インターネットでも十分に情報を得られます。また、テレビでもそれは同じです。紙面の良い点は、

  • じっくり、ゆっくり、何度も読める
  • 気になる分野のニュースや情報を切り取って、ファイルにして保存すればいつでも見返すことができる
  • 紙面にしかない情報を得られることがある
  • 活字を読むと、本を読むときとかに読むスピードが上がり、脳が活性化される

紙面を購読すると、

  • 広告で周辺の情報を得られる
  • 家事等で新聞の紙の特徴を活かして後日活用出来ることがある
  • 古紙をトイレットペーパーと交換や、新聞会社からお得なキャンペーンが送られたり、スポーツチケットやタオル等の景品が当たるチャンスがある

以上が経験したことを含めた私の感想です。

 

昨今、テレビを観る人も減少して、インターネット動画を視聴する人が増加しています。インターネットが普及したからです。

ただ、高齢者や過疎地域を中心に、そういった環境が整っていない地域がまだあるのも事実です。少数ですが、貴重な情報源なのです。

 

数十年先に新聞の行く末がどうなっているかは、もちろんわかりません。私もまた、購読するかもしれません。インターネットの情報やニュースより信憑性や信頼度、内容が優れている、と感じるからです。今日、久しぶりに新聞を購入して読んでいて、そのように感じました。