kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

旅に行きたくなるのはなぜなのか

「人はなぜ旅をするのか?」
そのような問いは、はるか昔のとある有名な人の言葉の一部です。
 
私も何回か旅をしたことがあります。なんで旅をしているんだろう?と自問自答しながら旅をしていたこともありました。
明確な答えはその時は分かりませんでしたが、今でもちょっと旅をしたいなと思うことがあります。
 
その時その時で理由は異なることでしょうし、答えを探しにあえて旅に行くかもしれません。
ただ、多くの方は旅に行くときに、何かしらの理由があって行くはずです。
では、どういった理由があるのでしょうか?ここからは旅に行く理由を1つずつ見ていきましょう。
 
国内から海外まで、どこに行くか、どうやって行くか、誰と行くか、旅と言ってもいろいろな旅の楽しみ方があります。同じようで違うかもしれませんが、ここでは国内外問わず、旅について一括りにして書いていきます。なぜ旅をするのか、その理由について1つずつ挙げていきます。
1.美味しいものを食べたいから
人が旅をする目的として、最も1番の理由は「食べ物」ではないでしょうか?
どんなに食に恵まれた土地に住んでいても、毎日その土地のものを食べていると飽きてしまい、やがて「もっと美味しいものや、珍しいもの、その土地ならではのものが食べてみたい」と思うものです。
SNSやテレビ、雑誌等で全国各地の美味しそうなものが紹介されていると、どうしても気になってしまい食べたくなるものです。 
旅に出ると、普段自分が口にすることのない食べ物との出会いがあります
まだ自分が知らない食べ物や料理がこんなに存在するのかと、自分の世界の小ささに気づくきっかけにもなります。
人が求める旅には、生きることの基本である「」への探究心が大きく関係しているに違いありません
 
2.絶景が見てみたいから
旅に出たいと思う理由の1つとして外せないのは、「景色」です特に、絶景と呼ばれるほどの美しい景色には、言葉を失うほどの感動が待っているものです
ちなみに、世界遺産の近くに住んでいると、なかなかその良さを実感できない人も多いそうです。景色もまた、わざわざ遠くへ旅に出てこそ、その良さを実感できるものの1つなのかもしれません。例えば、秘境や奥地等、自然が育んできた絶景の数々、女性には特にパワースポットも大人気です。
普段何気なく見ている景色でも、違う場所に行くと全然違って見えるものです
旅することで、写真や画像だけでは味わえない、感動的な本物の景色を目に焼き付けることができます
 
3.人と触れ合いたい
その土地の人と会話をするだけでも、方言やなまりで雰囲気が伝わるときがあります
旅に出ると、通りすがりの人が道を教えてくれたり、おもてなしをしてくれたり、写真を撮ってくれたりして、何気ない人の優しさに触れることがあります。
見ず知らずの人の温かさに触れることによって、心がふっと和む瞬間でもあります。日常の人間関係のしがらみに疲れた時は、人との触れ合いを求めて旅をするのかもしれません。
もし人と接することに疲れていたら、優しさを充電して、自分も人に優しくできるようになり、悩んでいた人間関係に変化が起こるきっかけになるかもしれません
 
4.傷心を癒したい
「傷心旅行」という言葉があるように、心に何か大きな傷ができた時、人は旅に出たいと思うものです
電車に揺られながらぼーっとしたり、綺麗な景色を眺めたり、人間観察をしたり、知らない土地で人と知り合ったりと、旅の中でゆっくりと流れる時間が、不思議と心を癒してくれます。
思うがままに旅を続け、自然と帰りたいと思った時には、明日への活力が生まれていることでしょう
 
5.やりたいことを見つけたい
特に何もすることがなく、ふらっとどこかに出かけたくなる時があるかもしれません。
旅に出ると、今まで知らなかったことを発見する機会が増えます今まで知らなかった職業や、いつもの生活では見えなかった、様々な人々の生活などが見えてきます
様々な職業や、そこで実際に働く人たちに触れることで、自分の本当にやりたいことが見つかるケースがあります。
「私の人生、本当にこれでいいのかな?」と、ふと悩んでしまった時には、目的を考えずにふらっと旅に出た先に、案外ヒントになるものが隠されているのかもしれません
 
6.自分を見つめ直したい
仕事や子育て、学業などに忙殺されていると、自分自身が何を考えているのか分からなくなることがあります。
本当の自分の気持ちはどこなのか、人に流されて見えなくなってしまう。そんな時にも旅は有効なのです。
目的地に着くこと以外に、「するべきことがない」という状況は、現代人にとって自分を見つめ直すのにとても貴重な時間になることでしょう
 
7.知らない自分を見つけたい
旅に出ると、新しい人との出会いが生まれます新しい土地、新しい空気、新しい人との触れ合いによって、今まで知らなかった自分の一面が見つかることもあります
旅先での様々な体験によって、知らなかった自分を発見できます。そんな「自分」を求めて、人は旅をするのかもしれません。
 
8.経験値を高めたい
旅に出るといっても、初めての場所に行くことはそんなに簡単ではありません。交通機関を調べなければいけないですし、海外だと言葉が壁になってさらに難易度が上がります。
危険な場所や気をつけなければいけないこと、宿の手配や目的地までの距離等様々あります。ふらっと旅に出るとしても、臨機応変に対応しなければいけないことがたくさんあります
ですが、そのような旅の体験が自分の経験値を高めてくれることも、間違いないのです
 
9.自信をつけたい
1人旅をすると、1人でできたという達成感があります目的地にきちんとたどりつけるだろうか、知らない人に声をかける勇気が持てるだろうか等、最初は様々な不安がよぎりますが、1歩旅に出てしまえば何とかなってしまうものです。そして、1回旅を成功させてしまえば怖いものなしです。自分に大きな自信をつけることができます
 
10.いろいろな価値観を知りたい
旅をすると、文化や生活習慣の違い、社会の様子や人々の考え方の違いなど、数多くの発見と驚きがあります
そしてそれらを体験することで、自分の考え方や物の見方が180度がらりと変わってしまうことがあります様々な価値観を知ることは、それだけでとても重要で大きな体験だといえます
自分の常識が他人の常識ではないと知るだけでも、自分の考え方や生き方が変わってくるはずです。現状に不満がある人は、一度騙されたと思って旅に出るのも良いかもしれません。
 
 
11.非日常を体験できる
息を呑むような絶景に、見たことも聞いたこともない料理、テンションが上がるアクティビティにスリル満点の体験等、旅には、自分の世界にこもっているだけでは味わえないことがたくさんあります
好奇心の赴くままに、今まで知らなかったことや普段なら手を出さないようなことに、チャレンジしてみてください。失敗したことでも、これからの人生の糧になってくれるはずです。
 
12.興味のあることに没頭できる
普段の生活では、人に合わせなければいけないことも多く、自分のやりたいことができない場合も多いはずです。
旅では周りに遠慮する必要は全くありません自分の興味のあるものに足を止め、やりたいことに没頭できます
滞在中の貴重な時間を有効に使い、自分の五感を刺激するものに出会いましょう
 
13.世界を直に知れる
現代ではテレビや本、SNSなどで情報収集が容易になり、行ったことがない所ても世界を知ることができるようになりました。
しかし、そういった情報は、発信している人の主観が入っていることがほとんどです。
実際にその土地に訪れてみると、聞いていたこととは全く違うというようなこともあり得るのです
自分で見聞きすることで、自分だけの魅力的な世界を見つけることができます
 
14.世界中の人と友達になれる
観光地でも宿泊施設でも、旅先には世界各地から人が集まります
フレンドリーに話かけてくれる人が多いですし、自分自身も旅の開放感から社交的になっているはずです。
今までの環境にはいなかったようなタイプの人と交流し、共有する時間を持つことすらできてしまいます
それは、どんなガイドブックよりも有益な情報で、刺激的な体験になることでしょう
旅先でできた友が生涯の友になる可能性もあります。
 
15.心に余裕が持てるようになる
計画通りに物事が進まないというのは、旅では日常茶飯事です
交通機関が時間通りに動いてなかったり、言葉が通じなくて思っていたものと違うものがきてしまったりなど、様々なことが次から次へと起こります。
異国の地にいる場合は、自分の思い通りにならないのは当然のことです
「自分の常識は他人にとっての非常識」ということを頭に入れておけば、我慢強さが身に付き、些細なことに苛立つこともなくなるでしょう
 
いかがでしたか?旅のどこに魅力を感じるかは、人それぞれです。
「その国に興味があるから」や「好きな作品にその場所が出ていたから」というのも、旅に出る立派な理由です。
自分の人生をより豊かにするために、是非興味のある場所へ旅に出かけてみましょう
理屈ではありません。純粋に自分がここに行きたいと思った場所に行きましょう。
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。