kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

暖房器具を賢く使おう

12月に入ってめっきり寒くなってきました。そして今年は全国的に大雪が降りあまり雪が降らないような場所でも雪が降るなど、寒波に見舞われています。
11月に入ると毎年朝晩が冷え込みだし、12月に入ると昼間でも気温が上がらない日が続きます。そこで活躍するのが、暖房器具なのではないでしょうか?
 
今や数多くの種類の暖房器具が家電量販店で売られています。家電量販店に行くと、初めて見る製品があり、何度も驚いたことがあります。
11月や12月は家電製品の中でも、売り上げの上位を占めると思われます。
 
多くの方はすでに、ご自宅にお持ちの暖房器具を上手に活用して、部屋を暖めているかとは思いますが、ここで1つ疑問が生じました。
それは、どの暖房器具を使えば効率よく部屋を暖められて、いかに電気代を安く抑えることができるのかと思いました
 
昨今、省エネの製品や地球環境に優しい商品が販売されているのは当たり前であり、各メーカーが製品の開発を競っています。
それに、AIを使った技術で、遠隔操作を使って帰宅前に、予め部屋の器具を付けたり消したりするといったことが可能になっています。
環境に優しい製品で、家計にも優しく、最先端の技術が搭載されている製品は、もはや当たり前にすらなりつつあります。
 
今回は、皆さんが使う暖房器具はどのような製品があるのか、そしてどの製品を使えば家計に優しく、効率よく部屋を暖められるのかということを見ていきたいと思います
さて、私たちが知っている暖房器具にはどのようなものがあるのでしょうか?
1つ1つ見ていくと膨大な数に上るので大きく5つに分けます。
1.エアコン・ファンヒーター
2.電気ストーブ(カーボンヒーターハロゲンヒーター)・パネルヒーター
3.オイルヒーター
4.こたつ(やぐらこたつ)
5.ホットカーペット・電気毛布・電気ブランケット・電気ひざかけ
 
ここからは1つずつ特徴を見ていきましょう。
・エアコン・ファンヒーターの特徴
暖め方としては、空間全体を温風の循環で暖めます。
暖まるまでの時間に関しては、暖まるまでに時間がかかります。
向いている設置場所は、エアコンはリビングなどの広い空間全体を暖めたい場合に、ファンヒーターは狭い部屋でも室内全体を暖めたい場合に向いています。
 
・電気ストーブ(カーボンヒーターハロゲンヒーター)・パネルヒーターの特徴
暖め方としては、本体から発する熱エネルギー(赤外線・遠赤外線)で、主に前面の物体を輻射熱(空気などの気体を介さず直接電磁波で伝える熱)で暖めます。反面、空気そのものを暖める力は弱いです。
暖まるまでの時間に関しては、すぐに暖まります。
向いている設置場所は、暖めたいスポットがほぼ決まっている場合や、エアコンで部屋が暖まるまでの間など、短時間のみ使用する場合に向いています。
 
・オイルヒーターの特徴
暖め方としては、本体の放熱によって起きる、空気の自然対流で暖めます。
強い温風を吹き出さないので乾燥を避ける事ができますが、本体内のオイルが過熱され、全体が暖まるには時間がかかります。
暖まるまでの時間に関しては、暖まるまでに時間がかかります。
向いている設置場所は、ピンポイントではなく、その空間全体を長時間暖めたい場合に向いています。
 
・こたつ(やぐらこたつ)の特徴
暖め方としては、こたつテーブルの下(やぐら部)にヒーターなどの発熱体を設置し、こたつ布団でテーブル全体を覆うことで、こたつ内の空間を暖める暖房器具です。
暖まるまでの時間に関しては、すぐに暖まります。
向いている設置場所は、手足などをすぐに暖めたい場合や、メイン暖房の設定温度を下げて、電気代を節約したい場合に向いています(こたつで身体の一部があたたまることにより体感温度が上がり、室内の空間を暖めている暖房器具の設定温度を下げることができます)。
 
ホットカーペット・電気毛布・電気ブランケット・電気ひざかけの特徴
暖め方としては、カーペットや毛布の中に電線を通して、その電線に電気を通すことで、カーペット・毛布の表面を暖める暖房器具です。
暖まるまでの時間に関しては、すぐに暖まります。向いている設置場所は、ホットカーペット・電気毛布は暖めたいスポットが、ほぼ決まっている場合に向いています。
電気ブランケットや電気ひざかけは、メイン暖房を付けるまでもないけれど手足が寒い、もしくはメイン暖房の設定温度を下げて節約したい場合に向いています。
 
それでは次に、暖房器具ごとの電気代を見ていきましょう。8畳の部屋向けの機種で比較していきます。
以下のように、暖房器具ごとの電気代は様々です。
・エアコン・暖房の電気代
エアコン(8~10畳向け)暖房時の電気代は1時間あたり2.8円~53.5円です
 
・セラミックファンヒーターの電気代
セラミックファンヒーター(木造6畳/コンクリート8畳向け)の電気代は、1時間あたり強32.4円/弱14.9円です
 
・オイルヒーターの電気代
オイルヒーターの電気代は1時間あたり18.2円(10畳)/12.7円(8畳)/8.8円(6畳)です
 
・電気ストーブ(ハロゲンヒーター)の電気代
電気ストーブ(ハロゲンヒーター・3畳向け)の電気代は1時間あたり強27円/中18.1円/弱8.9円です
 
・電気ストーブ(カーボンヒーター)の電気代
電気ストーブ(カーボンヒーター)の電気代は1時間あたり強24.3円/弱12.2円です
 
・パネルヒーターの電気代
パネルヒーターの電気代は、1時間あたり強27円/弱13.5円です
 
・電気カーペットの電気代
電気カーペット(2畳タイプ)の電気代は1時間あたり高:約8.8円/中:約6.2円です
 
・こたつの電気代
こたつの電気代は1時間あたり強:4.3円/弱:2.2円です
 
・電気毛布の電気代
電気毛布の電気代は、1時間あたり強:約1円/8段階調節の「3」:約0.6円です
 
電気ブランケット・電気ひざかけの電気代
電気ブランケット・電気ひざかけ(160cm×70cm)の電気代は、1時間あたり約1.1円です
 
ここまで暖房器具の特徴と電気代をそれぞれご紹介しました。
暖房器具を選ぶ際は、目的(暖め方)に合った暖房器具の中から、電気代が安いものを選んで設置していくと良いです
省エネな暖房器具を購入しても、その暖房器具が得意とする使い方をしないと、電気代が高くなってしまうことがあります
 
その暖房器具が得意とする暖め方に見合った使い方をしていきましょう。
目的に合わせて適切な暖房器具を使い分けながら、さらに電気代を節約するために、お使いの電気料金プランの見直してみましょう
電力自由化で選べる電力会社のプランが増えたので、自分の生活スタイルにより見合ったお得なプランを選びやすくなりました。
ご家庭の電気の使い方や、生活スタイルに見合った電力会社のプランに変えるだけで、今よりも電気代を安くできる可能性があります
 
この機会に、電力会社のプランを見直して、電気代を大きく節約していきましょう。
電力自由化で登場した電気料金プランは、シンプルに単価が安いもの、携帯やインターネット、ガスなどお使いのサービスとセットで割引がつくもの、ポイントが貯まるもの、再生可能エネルギーで発電された電気を使えるものなど、様々な魅力があります
 
あなたが1番お得さや魅力を感じるプランを探してみてはいかがでしょうか?
ひとくちに暖房器具と言っても、そのバリエーションは豊富です。そのため、選ぶときは欲しい製品のカテゴリを絞り込んでから、部屋の広さやコストパフォーマンスをチェックすると良いでしょう
暖房器具を上手に活用し、寒い冬を乗り切りましょう。
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。