kimunori10’s diary

マラソン、スポーツ、トレーニングを中心とした雑記ブログ

冬に食べたほうがいい食材について

12月に入りだいぶ肌寒くなってきました。そこで冬に食べるべき食材についてお話ししようと思います。
日本には「四季」があります。その季節に合った食材を上手に身体に取り入れることで、身体の内側から健康になるのと、栄養をたくさん吸収して体調を壊さない丈夫な身体が作られていきます
 
特に、冬場はインフルエンザや風邪など、体調を壊しやすい季節です。
食生活に気を配ることで、そのような病気を防ぐことができます。特に小さな子どもや高齢者が家族の中にいる人にとっては、日々の食事で健康が増進できるようなメニューを考えたいところです
 
いつの季節も健康でいられるのが1番なのですが、これからの季節はより一層気を引き締めて内側から健康になっていきましょう
そこで今回は、これからの季節である冬に摂るべき食材についてお話していこうと思います。
 
冬に限ったことではないのですが、旬の食材はその季節に最も栄養価が高まり、うま味を蓄えます
例えば、冬に旬を迎える野菜や魚は、寒い時期に合わせて体内に栄養価を溜めこみ、その後訪れる冬を凌ぐ準備をします。
旬でない季節のものと比べ、含有している栄養成分もぐんとアップしているのです。
 
また、旬の食材を食べることで、その時期に人体が必要とするものを補うことができます
冬には根菜やブリなどの脂をたっぷりと蓄えた魚が、旬の食材として食卓に上ります。
また、根菜には身体を温める効果があり、魚の脂には保温性や乾燥に耐えるための成分が豊富に含まれています。
 
さらに、旬の食材は旬の時季に豊富に収穫できることから、比較的価格が安いのも特徴の1つです
うまく旬の食品を取り入れることで、家計への負担を減らしながら、美味しい食事を摂ることができるのです
 
・冬(12月~2月)に食べておくべき旬の食材について
冬(12月~2月)にかけては、ゴボウやレンコンなどの根菜類が旬を迎えます
これらの野菜には、身体を温めて代謝を上げる効果があるため、寒い時期には積極的に食べておくと良いでしょう
今や1年中食べられる長ネギや白菜、キャベツやレタスといった葉野菜も旬は冬で、この時期には甘みが強く、肉厚なものを堪能できます
また、これらの野菜は粘膜を乾燥から守り、免疫力を高めてくれるので、風邪をひきやすい冬にはもってこいの食材です。
魚ではブリやアンコウが旬の食材に挙げられます。冬が旬の魚は、寒さに耐えられるように脂がのっていて、栄養価が高いものが豊富ですウイルスや細菌に対する抵抗力を高めることにつながるため、風邪予防などにおすすめです。
 
また、「冬と言えばこたつにミカン」と言われるほど、冬の定番となっているミカンなどの柑橘類の多くも冬に旬を迎えます
旬を迎えたミカンは甘みが強く、ビタミン類を多く含んでいるため、疲労を感じている人にぴったりです
冬だからこそ美味しく味わえる食材を、逃さず存分に楽しみましょう。
 
・冬の旬の食材をおいしく食べられるおすすめ料理
ここからは、冬におすすめの料理をいくつかご紹介します。
1.身も心も温まる、あったか鍋料理
冬と言えば、鍋料理を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?冬が旬の野菜たっぷりの鍋は、野菜が持つ本来のうま味や栄養を存分に、そして美味しく食べられる、簡単で手軽な料理です。
また、冬の風物詩であるおでんにも、冬が旬の根菜が多く使われています。
アンコウ鍋やブリ大根も、冬だからこそより楽しめる料理の代表格と言えるでしょう。
 
2.旨味を堪能できる冬の海の幸料理
魚でいうと、ブリやアンコウの他にも、金目鯛やサバ、ヒラメもそれぞれ冬に旬を迎えます
塩焼きや煮付け、刺身など様々な方法で味わってみましょう。冬の海産物では、タラバガニや毛ガニも寒くなる時期は一段と味が良くなります。
プリプリの身やカニ味噌を堪能した後はダシをとり、お味噌汁や鍋にすると無駄なくカニを堪能できます。
 
3.滋味深い冬野菜は煮込み料理に
野菜では、ブロッコリーやホウレンソウ、マッシュルーム、ニンジンなども冬が旬の食材のため、シチューやカレーといった煮込み料理には、ふんだんに取り入れましょう。甘さ引き立つサツマイモも冬がおすすめです。
大学芋にすることで、より風味高いホクホク感が楽しめるためおすすめです。
 
・身体が冷えやすい食事とは
季節の食べ物を食べることは、健康を促進させます
例えば、夏にはトマトを食べたり、冬には南瓜を食べたりする人も多いでしょう。
冬場にトマトのような夏が旬の野菜を食べることは、身体を冷やす原因となってしまいます
茄子やきゅうりなどの地面の上にできる野菜や、レタスなどの緑色の葉物野菜を摂取することも身体を冷やす原因となります
身体が食事によって冷えてしまうことで、体内酵素の働きが低下し、 新陳代謝や免疫力なども低下させることにつながります
つまり、冬にサラダ中心の食生活を送っていると、風邪をひきやすい身体を作ってしまうケースもあるということです。
冬場に野菜をたっぷりと摂りたいときには、冷たいサラダではなく、根菜類中心の温野菜サラダを食べるようにするなどで工夫しましょう
冬を健康に過ごすためには、身体を冷やす食べ物を避け、身体を温める食材を使った食事を摂るようにしましょう
 
・身体を温める食材はどうやって食べるのがいいか
冬に身体を温める食材には生姜や南瓜など、冬が旬の野菜があります地面の下にできる野菜として代表的な大根やニンジンなども身体を温める効果があります
そのような食材を手軽に美味しく食べる食事の方法として、お鍋が挙げられるでしょう。
お鍋は、野菜も柔らかく煮込まれていて、スープ感覚で食べられるため、小さな子供たちでも食べやすい食事だといえます
生姜などをお鍋や煮物などにたっぷりと入れることで、身体を温めることにも効果的です。
北海道などの寒さが厳しい地域は、カプサイシンが含まれる唐辛子が入っているキムチ鍋も積極的に食事に取り入れると良いでしょう。
生姜は、身体を温めることに効果を発揮する食材であるため、紅茶やスープなど日常的に取り入れやすいでしょう。
はちみつ生姜湯は簡単に作ることができるため、身体を温めるためのドリンクとして、冬に飲む習慣をつけておきたいです。
シナモンも身体を温める効果があるため、トーストや飲み物に入れることで気軽に取り入れられます。
 
・発酵食品は冬の強い味方
牛乳やキュウリなどの身体を冷えやすくする食材でも、発酵させることで身体を冷えから守ってくれる食材に変わります
発酵食品であるチーズやヨーグルトなどの子供も食べやすい食品を摂取することで、身体が冷えにくくなるでしょう
キュウリも漬物にしたり塩もみ処理をしたりすることで、腸を温められる食材へと変化します。
発酵食品には免疫力を高め、風邪を引きにくくする作用があるため、冬に積極的に摂取したい食材だといえるでしょう
納豆も代表的な発酵食品であり、調理いらずのため、食事の際に子供に食べる習慣をつけさせるようにしましょう。
酵母菌が入っているパンも発酵食品の1つです。パンは小さな子供でも食べやすい食材であるため、一緒にパン作りをするなどして、子供も楽しく食べられるようにしたいです。
また、普段から取り入れやすい身体を温める発酵食品として、味噌が挙げられます。
根菜類をたっぷりと入れたお味噌汁は、1日に1回は食べるようにしましょう。
 
・身体を温める食事で風邪を撃退しよう
この記事で紹介した身体を温める食事を取り入れることで、冬でも代謝が向上して太りにくくなったり肌荒れが改善されたりするなどのメリットもあります身体を温めると免疫機能を向上させ、風邪を予防することにも効果的です。食事で身体の中から温めることで冬でも活動的になるため、運動不足解消にもなります。
冬場には、日照時間や活動量の低下などから「冬季うつ病」と呼ばれる精神面に影響を及ぼす病気もあります
ストレスを緩和してくれる身体を温める食事は、冬に活動量が下がってイライラ感のある人や、不安感などがある人は積極的に取り入れるようにしたいところです
気分の落ち込みを予防するためにも、セロトニンを増やすといわれるバナナやさつまいもなどを食べることも心掛けたいです。
身体を冷やす原因となるコーヒーや刺身などの摂取は、冬場は控えることが大切です
寒さが厳しい冬場は、発酵食品や根菜類などを食べることで、身体が温まり代謝が高まります
発酵食品などを取り入れた食生活を送り、風邪を引きにくい冬が過ごせるようにしましょう。
そして、旬の食材は、味が良いのはもちろん、栄養も豊です。冬の寒さで冷え切った私たちの身体を、優しく温めてくれます。
 
今は1年中見かける食材も多くありますが、旬を意識した食材を選び、季節感やその味を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか?
 
本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。